960 / 961

番外編【姫と王子⑨】

「あっ……蓮くんのおっきぃ」 「煽るな」 「えへへ」  姫野はすんなりと腰を下ろしていって、見る間に俺のものが全て入ってしまった。慣れているのもあるのだろう。いずれにせよ痛みはそこまで感じていなそうなのでよかった。  それよりかその表情は幸せそうなにほころんでいる。思わずその頬に手を伸ばした。 「蓮くん……動いていー……?」 「うん、いいよ」  姫野は俺の手に頬を摺り寄せる。甘えるような声を出して、俺の腹に両手をついて。思わず俺は生唾を飲み込む。  そろそろと姫野の腰が浮き、ぱちゅんと下りてくる。 「あっ……きもち……」  姫野は瞳を閉じて、また腰を上げる。そのまま下ろして、また上げる。その動きが徐々に早くなっていく。 「んっ……あぁっ……あっ……きもちぃ」 「姫野、可愛い」 「ひゃんっ、やっ……ああっ、らめ……!」  姫野が一生懸命動いているのに何もしないのもなと、胸に手を伸ばす。腰が下りるのに合わせてぎゅっと摘む。  姫野の中が反射で強く締まる。 「れんく、すき……あんっ、んぅぅ」 「俺も好きだよ」  こりこりと乳首をいじりながら、姫野を見上げる。姫野はうっすら瞳を開けて、目尻から涙をこぼした。  その間も腰の動きは止まらない。喘ぎながら、涙をこぼし、俺に好きと言う。  ああ、可愛い。 「姫野、可愛い」 「あ、れんく……?待って、それ」 「うん。待たない」  姫野の腰を掴む。

ともだちにシェアしよう!