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第20話 *

 ライモは簡易的に(まと)っていた服を脱ぐと胡座(あぐら)をかいた。  胡座の中心には臨戦態勢になったソレがそそり勃っている。 「ユリ、ここに腰をおろせ。出来るか?」  そう促すと、ユリは恥ずかしそうに跨ってきた。  ライモは昨日と同じように、顔を合わせず背中を向けられる体位を想定していたが、ユリが向き合う形で抱き着いてきて、内心驚いた。  ユリはライモの肩に手を置き、自身の顔をライモの顔に寄せ、そそり勃つソレに腰を下ろしていく。  既に濡れている蕾はズブズブとその肉塊を飲み込んでいった。 「あんっ、ライモ……おっきい……」  ユリの顔が目の前にあり、しかも欲情している様が在り在りとわかる。  ライモはそれだけで興奮してしまい、ユリに咥え込まれたソレが、ユリの腹の中でむくむくと膨れ上がり、腸壁を広げていく。 「はぁ……ら、ライモ……気持ちいい?」  ユリが潤んだ瞳でライモを見つめて聞いてきた。 「ああ、すげぇイイよ……」  そう答えるとユリは嬉しそうに微笑み、ライモの毛深い胸を撫でながら、さらに顔を寄せていた。

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