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第3話

覚悟は決めた筈が、頭ん中は真っ白。 どうなんの、俺、どうすんの、俺。 「フェラしよっ」 可愛い声で促されシックスナイン。 タチだろうがウケだろうがフェラは同じだしな...が、目の前に向けられた慶太くんの勃起に驚愕で目が見開いた。 「で、でけー...」 思わずついて出た独り言。 俺もそれなりだが、なんだコレ。 見た目の細さにどう隠してたの、てくらいに太いし長い。 今まで見たことないサイズ...これが入る訳!? 無理、無理、無理、無理!裂けるって! 「隼也さんー?」 慶太くんがフェラしてくれてはいるが、俺の方はひたすら萎えっぱなし。 「ほら、隼也さん、リラックスしてー」 リラックス、とは言っても...冷や汗出てきた...。 だが、慶太くんのテクで勃起してしまった...。 「勃ったー、良かったー」 顔はわからないが股間の方から本当に嬉しそうな無邪気な声がする。 慶太くんにばかり頑張らせるのも申し訳なく ギンギンな慶太くんのデカチンを迎え入れた。 歯が当たらないよう慎重に...。 「あ、上手、隼也さん。気持ちい。その調子。あ、玉もお願い」 可愛らしい見た目の男の子がオス化しつつある...。 だが慶太くんが悪い訳じゃない。 そもそも互いのポジティブを確認し合っていなかったしな...。 そして、丹念にローションを用いながら後ろを解された。 ...違和感しかない。 萎えそうになるとゆっくり指で解しながら慶太くんはフェラしてくれる。 手馴れてる感じ...。 「大丈夫?痛くない?今、指2本」 「あ、うん...」 「少し増やすね」 3本の指でゆっくり中を開くように大きく円を描くように動いてる慶太くんの細い指。 次第に痛みは消えたが快楽まではわからなかった。 「じゃ、入れるね、もう我慢できない」 少々上ずった切羽詰まったような慶太くんの声。 何故だかきゅん、とした。 のも束の間。 「い、痛い....」 目尻から涙が流れた。 カリまで入れた程度みたいだけど、慶太くんがデカいからなのか、俺が初めてだからなのかは不明。 「馴染ませるから待ってね」 ちゅ、と鼻先に触れるだけの優しいキスをしてくれ、目尻の涙を親指で拭ってくれた。 ....俺がタチのときよりレベル高くない?慶太くん。 めちゃくちゃ丁寧だし優しい。 俺は入れてピストンして互いに出したら満足、て程度だったけど...負けてないか? しかし慶太くん、見た目とのギャップが凄すぎる...。

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