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第8話 墜ちた魔法使い(8)
1ー8 洗浄
1週間ほどすると俺は、玉を腹の中に入れたまま普通に生活できるぐらいには慣れてきた。
するとアンリは、俺を自分の執務室へと呼びつけた。
「今日から玉は、入れなくてもいい」
そう言われて俺は、嫌な予感と期待を感じていた。もしかしたらもう、こんなことは終わるのかもしれない。そう思っていた俺は、アンリに服を脱ぐように命じられて落胆した。
「どうした?ルシウス」
アンリは、デスクで書類に目を通しながら俺に服を脱いでデスクに手をつくようにと命じた。
この男の命令に逆らっても意味はない。
俺は、するりと薄絹を脱ぎ捨てると下履きも脱いでアンリの側に近づきデスクに手をついた。
アンリは、椅子に座ったまま俺の腰の辺りへと手を伸ばし、俺の尻たぶを押し開く。
びくんと体を強ばらせる俺にアンリは、薄く笑いを含んだ声で言った。
「かわいい蕾だな。うっすらピンク色をしていて」
ふぅっとアンリに生暖かい吐息を吹き掛けられ俺は、そこをきゅっと絞めていた。アンリは、くすっと笑う。
「ひくひくしてるな。いい反応だ」
「も、いい加減にしてくれないか?」
俺は、アンリに反抗的に声をあげた。
「そんなとこ、じろじろ見られて・・もう、嫌なんだけど」
「これからは、ここで稼ぐんだ。嫌がってはいられないだろう?」
アンリは、そう言って俺のすぼまりをそっと指先でつついた。
「んぅっ・・」
俺は、後孔を絞めると体を揺らした。アンリは、俺のそこに何かを差し込もうとした。
「力を抜いて、ルシウス。じゃないと怪我をするぞ」
「何、を・・」
アンリは、俺の問いには答えずに俺のすぼまりに何かぬるりとしたものを押し込んだ。気持ち悪さに俺が身じろぎするとアンリは、俺の尻をぴしゃんと打った。
「これからここの洗浄をするんだ。じっとして」
ぬるりとした何かが俺の胎内を蠢く感覚にぞわぞわと鳥肌がたつ。俺は、足がぶるぶると震えてデスクに体を押し付けて声を殺して堪えた。
「ぅっ・・ふっ・・ん・・」
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