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え?スパンキングって?
※完全ギャグで下品です※
69/スパンキング?/本番有/ギャグ/甘々
攻→
受→遙/視点
◇ ◆
「スパンキングしてもいい?」
大好きな恋人にそう言われた俺は、突然の発言に驚いた。
恋人にとって俺は初めての恋人で、ノーマルなプレイしかした事がない。
(何でいきなりそんなハードな事を…)
スパンキング=SMだと認識している俺は、正直不安しかなかったのだが、初々しく顔を真っ赤にしながら俺を見つめる表情を見て、了承する事にした。
まぁ痛かったらやめさせればいいか、くらいのノリで事を進めていった。
「あ、あとさ…69もして、みたい」
いや、突然どうした。この前まで超ノーマルだったじゃん。
そう言いたかったが、顔が真剣なので変なツッコミも入れるのも悪いかと思い、これも了承した。
「え、俺が下なの?」
恋人が俺を押し倒してチンコを顔面に押し当ててきたのでそう訊ねると、恋人は少し慌てながらも「あっ違うの?」と訊いてきた。
「や…まぁ別にどっちが正解とかないと思うけど…多分逆だと思う」
「えっ、分かった。じゃあ、俺に…遙のおちんちん、ちょーだい?」
(何だこいつ)
今までチンコのことそんな風に言った事なかったのに。
ちょっと引いてしまいながらも場所を交代し、俺は全く反応していないチンコを恋人に差し出した。
「んっ、気持ち良い…もっと咥えろよ…」
誰かに感化されたのか、今までからは考えられない発言。とりあえず気持ちを集中させるべく俺も必死に咥えて愛撫すると、すぐさま口内でデカくなった。
(俺ネコだけど、いじめられるのそんな好きじゃないからなぁ…初々しい方が興奮するんだけど…)
「あっ…遙!も、もうっイッちゃう…離してぇ…」
69の時間、およそ10秒。咥えた瞬間に限界を訴えた恋人に何となく安堵しながら、口を離して自ら挿入部分を解しにかかる。
「…遙っ、ごめんね……」
「俺は嬉しいよ。…ね、入れて」
四つん這いになって解した尻を差し出すと、興奮した恋人が限界寸前の息子を挿入した。
「…っ、ん……」
恋人の形を覚えている中は、入ってくるだけで快感になる。
「はぁ…遙…可愛い、好きだよ…」
「俺も、すきっ…」
「じゃあ…スパンキング、するね…?」
「うん……っ、して…?」
初めての体験にぎゅっと枕を握り締めた。
なるべくこいつがしたい事をしてやりたいが、ケツを叩かれて果たして俺は興奮出来るのだろうか。
少しの不安を抱きながら待っていると、
パァァアンッ!
と激しい音が聞こえた。
(……ん?)
聞こえたのに、自分の尻には痛みがない。じゃあ一体この音はどこから?
不思議に思っていると、再度パンパンと乾いた音が部屋に響き、何もしてないはずなのに中ででかくなる恋人自身。
後ろを振り向いてみると、何故か恋人は自分の尻を一生懸命叩きながらピストンを開始した。
「は?」
俺の声はスパンキングの音にかき消され、恋人は自分のケツを叩きながら、ひたすらピストンしてきた。
(えっ…?え?ええええ?スパンキング?って何?)
あれ、自分のケツ叩きながらハッスルするのがスパンキングだっけ?
頭が混乱しているため、完全に萎えてしまう俺の息子。それも特に気にせずにパンパンしながら腰を打ち付ける恋人。
(え?…ええええ…?ま、まぁもういいや……)
「遙…!イク、イクっ、」
「あっ、ん…俺も、イク、…出して…ッ」
パンパンという音が気になって仕方ないが、恋人が自分を叩く事に夢中になっているので、俺もこっそりとオナニーしながら同じタイミングで絶頂した。
◇ ◆
「ひゃあああああ」
俺のスマホを見て恋人は真っ赤になりながら乙女のような声を上げた。
「普通スパンキングってお前が俺を叩くんだよ。何で自分叩いてんの?」
スマホに表示されたスパンキングの動画を見て発狂した恋人は、呻き声を上げながらうつ伏せになって枕に顔を埋めた。羞恥で全身が真っ赤に染まっているが、一番赤いのは尻だった。
「つーか…69とかスパンキングとかさ…いきなりどうしたの」
「…お、俺さぁ…遙が初めての恋人だから、全然…わかんなくて…兄貴から、69とかスパンキングして、興奮したって聞かされて……俺も、遙を満足させたくて…言葉責めも取り入れてみた…」
「じゃあ調べてからやれよ。笑いそうになったわ。まぁ69は人それぞれだから正解はないだろうけど…スパンキングは…笑えたぞ。つーか言葉責めってチンコの事おちんちんとか言った事かよ」
「ひゃぁぁあ…もう言わないでぇぇ…ごめんなさいぃ…」
「でも、俺を満足させようと思って頑張ってくれたなら…めちゃくちゃ嬉しい。ありがとう。でも…俺は、今のままのお前が好きで堪らないから…ずっとこのままで居てほしい」
「…ほ、本当?満足出来てる…?」
「出来てるよ。…ね、キスしてよ」
「……うん」
恥ずかしそうに枕から顔を上げた恋人は俺を抱き寄せると、触れるだけのキスをしてくれた。
顔は真っ赤に染まり、俺の事を愛しそうに見つめる瞳。俺はそれだけで愛されるのが分かって満たされる。
「……好き、大好き…遙。俺、ずっと好きだよ」
「…俺も好き」
そう伝え合って、今まで通り体を重ね合った。
end.
※昔、イン◯タで「彼氏とのエッチで一番驚いた行為は?」みたいなタイトルで掲載されていた内容のものを参考に書いてみました。
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