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25 ローションプレイ②

「やぁっ、め…ろ、やめ、ばかぁ」 「だって擽ると反応可愛いんだもん。余裕なくして悶える姿、最高だよ?」 漸く唇が離れた頃には上手く酸素が吸収出来なかったために荒い息を繰り返した。 「まぁ詩がローション使うといつも以上に可愛くなってくれる事が分かったよ」 覆い被さっていた体を起こした響くんは、俺の足を開かせると、閉じれない様に足の間に腰掛けた。洗面器のローションを手に追加した響くんは今までにない程に意地悪な表情を浮かべた。 「次は詩が大好きなここにしようか」 「!?待っ、」 ローションが垂らされた先は鼠蹊部。 垂らされた瞬間に腰が跳ね、次に来る刺激が分かり必死に叫んだ。 「ひぁっ!!ぎゃあああああッッッ!!」 グニグニと足の付け根に指が食い込むと、あまりの刺激に絶叫した。風呂場だけあって普段以上に声が響いて顔も熱くなった。 「やめっ!!やめっだめっ!そこやだっ!!やめてっ、響くんっ」 「ここ触ったらもっと大きくなったよ?」 ヌルヌルと的確に弱い触り方をする動きに腰が激しく跳ねた。どうしても我慢出来ない刺激に必死に暴れると満足そうに微笑む響くん。 「本当、足弱いよね。…ほら、やめてほしいならもっと逃げなよ?そんなに足広げてたら触り放題だよ」 「ぅあっ!あっ、ばかっ、邪魔っ、退けって、やめっ、」 広げたのはあんたじゃんか!と思いながらも足を閉じようと力を込めると、間に居る響くんの体を挟み込んだ。 「何?足で俺の事抱き締めてるの?」 「ふざけな事言うな…っ、ちょ…本当に足はやめてっ…それ、だめなのっ、やばいっ」 「うん、知ってるよ?でもさ、弱点がバレたらショーの時に集中攻撃されると思わない?」 更に追加されたローションは温かくて、じわじわと体が温まり余計敏感になっていった。 「あっ、あぁ…っ……だめ、みんなには言わないで…っ、」 「俺が言わなくても見つけられちゃうんじゃないかな。だから、弱点克服出来る様に今日はいーっぱい触ってあげるね」 「…ひ、びきくんがっ…いじめたいだけ、だろっ」 「あれ、いじめて欲しいんじゃなかったの?」 「俺はぁ…っ、気持ち良く、してほしいのっ、…弱い所はやだぁ…」 「ふぅん、じゃあここがいいの?」 足の付け根にあった指が自身へ移動すると、ムニムニと二つの膨らみを揉みしだいた。 「ひゃ…!そこもっ、やぁぁ…」 「じゃあ何処ならいいの」 たっぷりとローションのついた手が玉を包み込み、優しく二つとも揉まれると顔が熱く染まる。 「恥ずかしいっ…やだっ、なんかそこやだ!!」 「大分硬くなってるよ?弱点責められて喜んでんじゃないの?」 「も…そこ、ばっかやめ…っ」 クチクチと恥ずかしい音を立てながら玉ばかり揉まれると恥ずかしくてフルフルと首を振った。 「可愛い、いっぱい泣いてるね」 片方は玉を揉みながら、もう片方の指がピシッと先端を弾くとガクンと腰が跳ねた。 「んぁ…!気持ち、いっ、…そこ触って…」 「分かった。じゃあ"ここだけ"触ってあげるね。詩がおねだりしたんだもんね?」 「え…?」 意味深な発言に嫌な予感がするも、既に響くんはローションを指へ付けて準備を始めていた。 指を輪っかにして俺の亀頭を包み込むと、優しく捻る様に指を動かした。 「あ…!…んん、」 直接的な気持ち良さにぎゅっと目を瞑る。痛みが出ない様にローションを追加しながら暫く同じ刺激が続くと、響くんを挟み込んでいた足は力が抜けて勝手に開いていき、絶頂に備えてピンと伸び始めた。 イキそうでイケない様な、あと一歩が届かない優しい攻めに、強請る様に見つめると、可愛らしい笑顔を向けられた。 「どうしたの?」 「あ…っ、そこ、だけじゃなくて…っ、あの、っ」 竿も扱いてイカせてほしいと目で訴えると、響くんはキョトンと首を傾げた。 「ん?ここ触ってって言ったよね?」 「…わか、ってんじゃん…!そこだけじゃっ、イケないの…っ」 「へぇ?知らなかったぁ。じゃあ他は何処触ればいいの?」 わざとらしい言葉に苛立ちを覚えたが、下手に反抗するとイカせてもらえないだろうと思い、顔を背けて小さく呟いた。 「……竿、……触って……」 「え、なんて?聞こえなーい」 「~~!?ひゃああぁっっ」 きゅっと輪っかにした指で自身を固定すると、優しく鈴口を人差し指で弄られた。 「ひゃぁぁあっ!!やっ、やぁぁぁ!!イキたいっイキ、たい!!」 「えぇ?詩がここ触ってって言ったじゃん。イキたいならイッていいよ。我慢は良くないし」 「だ、からぁっ…!そこだけじゃイケないっ!!分かってんじゃん!!意地悪っ!ヘタレぇぇっ」 「今のこの状況はヘタレではないと思うけどな」 カリカリと痛みが出ない程度に先端を弄られると、その度にビクンビクンとマットの上で体が跳ねた。 「~~---っ、んっ、やぁぁぁぁ!!」 ゾクゾクと快感が駆け巡るが、そこだけの刺激では絶頂出来ず、相変わらず寸止めの様な状態をくらう羽目になった。 「くぅぅ…っ、も、早く触れっ、ばか、ばかぁ」 「えぇ、何処を?さっき嫌がってた、こことか?」 「ひゃぁあああああッッッ!?」 グニグニと足の付け根に指が這うと思いっきり体が跳ねた。 「あっ、ぅぅっ…ちが、ッ、違うっ、違う、」 「じゃあちゃんと言ってごらん?」 「んん…竿ぉ……」 「うん、そこをどうしてほしいの?」 「…ローション、いっぱいつけて…っ、扱い、て…」 「うん。もう一回はっきり言おうか」 「てめぇぇ……」 「何?文句あるの?」 「……っ、俺の…竿、扱いてっ、イカせろっ、バカぁ…」 「まぁ言葉は良くないけど許してあげるよ」 クスクスと笑いながらたっぷりとローションのついた手は自身を包み込んだ。 激しくいやらしい音を立てながら握られた手が上下に動き出すと、堪らない快感にピンと体を伸ばして欲を吐き出した。 勢い良く飛び出る欲を見ながら、最後まで搾り取る様にゆっくりと上下された。 「はぁ………も、意地悪……」 「好きなくせに」 洗面器に手を入れた響くんは、再び指へ絡めたかと思うと、達したばかりの先端に当てがった。 「え…?」 「潮でも吹きますか?」 「吹きません!!!やめ…っぎゃああああ!」 敏感になった先端を弄り始めると、擽ったさに勝手に暴れる体。それを難なく押さえ込みながら、響くんは導く様に指を動かし続けた。 →

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