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2回目の訓練②

「さて由麗。この前は残念だったね…実際に敵に捕まっても耐えられるように、今日も訓練していこうか」 「…ッ」 思いっきり上司を睨み付ける由麗。それを見て興奮したように舌なめずりをしている上司。 「そんな反応的な子には…こうしちゃおうか?」 「あっ」 スルリと腋へ指を持って行くとかなりゆっくりとしたタッチでなぞり出す。 「…っん…」 一気に鳥肌が立った肌に気を良くしながら、反応を伺うようにくすぐり始めた。 「…っっ、んっ、ん…!」 少しでも指が動く度に震え出し、キュッとキツく唇を噛み締める。 「七彩、柚木。お前らも早くしろ」 「はーい!由麗ー、覚悟してねー?またいーっぱいいじめちゃうからー」 ニヤリと笑って行動をした七彩の演技に感心しながら、俺も動き始めた。 「ひゃ…っ、ぁ…っんん、だめ…っだめ」 上司は腋、俺は腹部、七彩は足元へ移動すると、触れるか触れないかといった刺激を送ると必死に体を捩り始める。 「さて、君はどんな目的で俺達の所へやってきたんだ?」 由麗が感じ始めた所で、訓練の設定が開始され、冷たく訊ねる上司。フルフルと首を振って黙秘する由麗に、クッと腋へ指を差し込むと、ビクンと体が跳ねた。 「んん!!!」 「おや、この刺激が弱いのかな?」 「っひ、ぅぁ…ぁっ、だめ…!」 クリクリと腋の窪みを穿るような動きに我慢出来ないのか、声を我慢出来ずに顔を赤くして力を入れている。 「次はこっちもいくよー、早く情報を吐いた方が君のためだよー?」 「あっ!?ひゃあっ、ぁあっ…ははははっやめてっ」 七彩が足の裏をくすぐり始めると更に体を跳ねさせて拘束台を揺らす。土踏まずの辺りをカリカリと引っ掻く刺激に思い切り反応しながら泣き始めた。 「全体的に引っ掻いてあげると効くのかなー?」 ニコニコと由麗にとっては悪魔のような笑みを浮かべる七彩に、やめてやめてと訴えてジタバタと暴れる。 「じゃあ俺はここね」 「ァァアっっ!!やっ、やだっ!柚木先輩…っ、柚木先輩っっ」 俺が腹部をくすぐると、怯えたように目で訴えかける。 「柚木先輩とは誰のことだい?…ちゃんと設定通りしないとダメだよ?」 「あっ、ごめっ、ひゃははは!!!触んないでっっ!!やめてっ、やめてぇぇ!」 三人の指の動きが激しくなるに比例して笑い声も大きくなり、ガシャガシャと拘束具が虚しく音を響かせた。 「ぁははは!いやぁっ、やだっ!やだぁぁぁ!!」 「嫌なら君たちの組織の情報を教えてもらおうか」 「いやっ、いやぁぁあ!言わない!言わないぃぃ!」  「そうかい、じゃあ言わせるまでずっと弱い所をいじめてあげるよ」 「あぁっ…だめっ…触らないで…!」 「ここは喜んじゃってるけどねー?」 足をくすぐっていた七彩が由麗の股間を見てそう声をかけると、由麗の顔がまた赤く染まる。 「…違う!違う…っ」 「おや、本当だね。よく見せてごらん」 上司が七彩の場所へ行くと、マジマジと勃ち上がり始めた由麗の自身を眺めると、軽く触れた。 「んん…っ」 「君はくすぐられて感じているのか?…変態だな」 クスリと微笑む上司を恨めしそうに睨みながらギリッと歯を食いしばっている。 「…このお薬を使うと、どうなるかな?」 取り出した瓶の蓋を開けると、上司は大量に由麗の自身に擦り付けるように塗った。 「やめっっ!!それ嫌だっ、嫌ぁぁ!!」 何か分かっている由麗は必死に暴れるが、上司の冷酷な指は自身の先端にたっぷりと塗りつけ、可愛く収縮する蕾にも塗られて行く。 「ぁ…っやぁ…やだっ、」 「やだって言う割に感じまくってるけどねー?」 ひょっこりと口を挟む七彩はローションを取り出しており、指に付けると、上司の横から蕾にグイッと挿入した。 「ぁぁ…っ!やだ…っ入れないでぇ…」 滑りのいい七彩の指は簡単に奥まで到達したようで、グルグルと円を描きながら由麗の中を解す。 「今日はさー可愛い君のために面白い玩具を持ってきたよ。どんな効果があるのかなー?」 指を増やしてある程度解した後に取り出したのは、上司が持って来たシリコン製のアナルビーズ。 「何…それ、やだよぉ…許して、入れないでぇ…」 薬が効き始めたのか顔を熱らせながら泣く由麗は俺達の加虐心を煽る。 「大丈夫大丈夫、痛い事なんてしないからー」 ローションをたっぷりと付けて挿入すると、それだけで喘いで体を反応させている。 「入れてるだけで今にもイキそうだねー?これで君のいい所をつついたら、どうなるのかなー?」 「あぁ…!だめ…っ!だめ…」 段々と甘い声になりつつある由麗の声に俺達も少し気持ちが乗ってきてしまう。七彩は演技なのか素なのか分からないが、終始ニヤニヤしながら由麗の反応を見て玩具を奥まで進めていた。 「ひァッ!ぁぁあっっ!」 「あ、発見。ここかなー?」 前立腺を掠めたであろう反応に七彩は嬉しそうに笑い、グリグリと集中的に玩具を掻き回した。 「ぁぁあっ!!そこ、やだっ!!ダメぇぇっ」 グンッと背中が反り、激しく拘束具を鳴らす中、七彩は持ち手の部分にあるスイッチを押した。 「----ッッ!?」 その瞬間に目を見開き、声も上げないままに由麗は全身をビクビクッと痙攣させた。 「中イキしたのかなー?」 「ぁっ、あっ…ぁあ…!」 「…何それ?」 俺が気になってこっそり聞くと「電流が走るんだよ」と小さく教えてくれた。 ガクガクと震えながら何度も痙攣して絶頂する様子に、上司は嬉しそうに見つめていた。 「君、中々素質があるんだね。中でこんなにすぐイケるなんて…」 グイッと七彩を押し退けると、中に挿入されている玩具をグリグリと動かして、電気の威力も強めると、悲鳴を上げながら暴れる由麗。 「---ッッ、あぁっ、ぅぐ…っぅ、ぅう…」 目の焦点が合わなくなり、口からは苦しそうな声が出てくると、うっとりとしながら上司は由麗の自身に手をかけた。 「お前らも、たくさん弱い所触ってあげて。気絶しそうになったら俺が叩き起こすから」 「「……」」 序盤からの中々の鬼畜攻めにドン引きしながらも、しないと自分も危ないので仕方なく指を由麗の体にセットした。 「はぁぁ…っだ、めぇぇ…触らない…で、ぇ…」 か細く響く由麗の声に心を痛めながら、俺はゆっくりと腋をなぞり、七彩は腹部へ指を滑らせた。 「ぁぁ…っぁ、ぅぅ…だめ…もう…だ、めぇ…」 強すぎる刺激に反比例するように声が小さくなり、意識が朦朧とし始めると、上司は由麗の太腿をバチンと強めに叩く。 「はぅっ…ぇっ、?あ…やめっ、ひゃぁぁぁ!」 ビクンと意識を少し取り戻すと、また強い刺激に支配され、大きな悲鳴を上げた。 「ねぇ、ここ触ってあげようかー?」 媚薬を指に付けた七彩が意地悪く笑うと、たどり着いた先は由麗のお臍。 「あっぁぁあ…!や、やだぁぁっ」 「柚木、ちょっとお臍広げて」 「え?うん」 俺が由麗の腹部に触れ、お臍の穴を広げるように皮膚を引っ張ると、クルクルと優しい手つきで指を挿入した。 「ぁ、っぅ……ぁあ…!やめってぇぇぇ!!」 面白い位に跳ねた体を押さえつけながら媚薬を塗り込むと、次に七彩が取り出したのは耳かきだった。 「刺さったら危ないから、動かないように固定してあげるー」 上司の玩具セットからボンテージテープを取り出すと、お臍だけが見えるように腹部をグルグルと拘束台に縛り付けた。その間由麗は泣きながら嫌々と叫んでいる。 「やめっ、やだっ、ぁぁあっ、いやぁ、いゃ!」 微動だに出来ない状態にされると、七彩は痛めつけないようにお臍の穴に耳かきを入れ、クリクリと刺激を始めた。 「ひッッ!!-----ぁぁぁぁ!!」 凄まじい耳に刺すような叫び声に上司も驚きながら、執拗に耳かきでお臍を引っ掻く七彩。 「ぁぁぁぁあ!!!やめっくださっぁぁあ!!」 ひどい乱れ具合に上司も一度中へ挿入した玩具の電源を切ると、頬を赤らめながらその痴態を眺めていた。 「これそんなに効くのー?中よりもー?」 「ぃやぁぁぁぁぁぁ!!やぁぁぁぁあ!!」 クスクス笑いながら動かす手を止めない七彩に、必死に叫んで暴れ出す由麗。ガシャガシャと少しだけ動かせる腕をバタつかせながら、盛大に涙と涎を撒き散らしながら泣き叫ぶ。 「やめてほしかったらー言う事、あるよね?君たちの組織の目的は何なのー?」 「ひぁぁぁあ!!!やめっぇぇぇぇ…!!」 リタイアさせないようにしているのか、指を止める事なく続ける七彩。もちろん話す余裕もない由麗は叫び声を上げることしか出来ていない。 「ぁっ、だめっぁぁぁぁ!!!!!」 最後にガクンと体を揺らすと、限界を迎えた由麗の体は意識を手放した。 「…はぁ、由麗…なんて可愛いんだ」 上司の息の荒い声を最後に、第一ラウンドは終了した。 →

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