梅葉くんサイド 四ツ葉家は ヴァンパイアの家系。 学園や国を守るために戦う。 ヴァンパイアと人間が共存して それぞれにしかできない役割を果たしている。 俺たちは今 5人兄弟の5人家族で暮らしいている。 元々は両親も暮らしていたが 10年前殺された。 どこの誰がやったかは わからない。 俺たちは その犯人を見つけるために 証拠を掴もうとしたが 何も残っていなかった。 一つを除いて… それは音葉の記憶 両親が殺された時 俺たちは学園にいた。 音葉は当時3歳だったため 血液の覚醒もなく体も弱く、 両親と家にいることが多かった。 音葉は目の前で両親が殺され その時の影響で血に対する恐怖心が強い。 音葉にその時の状況を 聞いても『思い出せない。』と。 無理に思い出させようとすると フラッシュバックが起きて、 気を失う。 音葉も思い出すことを嫌がっており、 俺たちもそんな音葉をみて思い出させるのはやめた。 〜〜〜〜 ヴァンパイアが 戦っていくためには血液が必要だ。 普段は人間の血液で 十分だが、力を発揮したい時や 全力で戦わなきゃ行けない時は 音葉の血が必要になる。 音葉の血液は かなり希少で濃い。 そのため一時的に強くなれる。 音葉はヴァンパイアで 吸血する側だが、 特殊なのが俺ら兄弟にも 供給できること。 ただ、必要だからと言って たくさん飲めるわけじゃない。 音葉の血にも限界があるし、 恐怖心もあり、吸血行為は 極力避けている。 柚葉「おはよう、にいさん。」 「おはよ。かえ起こしてきてくれる？」 柚葉「うん」 柚葉と楓葉は双子。 楓葉「今日もめっちゃ美味しそうな匂い！！」 柚葉「うん、にいさんが作ってくれてるから 顔洗って着替えてきて。」 楓葉「あとで着替える、めんどくさいから！」 柚葉は双子の兄で しっかり者の次男。 楓葉は双子の弟で とにかく元気でいつもパワフル。 雪葉「朝から元気だね」 雪葉と音葉も双子。 雪葉は少しだけ 臆病な性格で繊細だけど 守るものがある時は強い。 で、最後… 四ツ葉家の末っ子、音葉。 音葉「朝からうるさいな。 眠いんだから静かにして。」 楓葉「1番若いのに元気がないな」 音葉「無駄な元気とかいらないし。」 小さい頃すごく可愛かったのに 最近はちょっぴり反抗期で 可愛げがない。笑 強がりで頑固だけど 意外と痛いのが嫌いだったり 怖いのが嫌いだったりと 繊細なところもある。 体は病弱で 血液が濃すぎるあまり 痙攣を起こしたり、 よく体調不良を訴える。