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催眠って……催眠って…… 3

「あー、やらしいなぁ。ヨシヒサ、今どうなってるかわかってる? 寸止めカウントダウンで腰ガクガク」 「あ……あ……」 「そんなに腰突き上げてジーパンの中パツパツにさせて、どこがMじゃない、だよ」 「お、ねが……ひぅ……」 「催眠ってね、本当に嫌だと思ってることはかからないの。つまり、わかるよね? ヨシヒサはこれを」  目尻から涙がつっと溢れる。嫌なんじゃなくて、快感が強すぎて……。はくはくと呼吸をしながら何度も何度も高峰に乞う。  気持ちいい、辛い、気持ちいい、辛い……。  ゼロって言って欲しい……。 「そんなに欲しいならあげるよ、10、9、8、7……」 「あぁぁ……」 「3、2、1……ゼロ!」  ──んぐぅぅ!!  身体が弓なりに反って足先までピンと力が入ってしまう。身体中の毛穴から汗が吹き出るような、それと一緒に何かが溢れだすような、チンコじゃなくて脳みそがおかしくなったような感じだった。  ガクッガクッと身体が跳ねて、そのあと一気に脱力する。  はぁはぁと俺が息を整えていると……。 「まだだよ、5、4、3……」 「まって」 「1、ゼロ!」 「あがっ」  脱力の暇もないくらいすぐに俺の身体が跳ねた。その跳ねた自分の反動で服やベッドと身体が擦れるのですら気持ちいい。頭おかしくなる。  俺、ちゃんと目開けてる……起きてる……はずだ。なのに、なんで……、  高峰は何度も何度もカウントダウンを繰り返してきた。  あ……あ……だめ……まって、おねがい……。たぶん、ずっとそんな言葉をうわ言のように呟いていた気がする。  自分の発してる言葉がやけに小さく聞こえて、高峰の声だけがクッキリと聞こえるせいで訳がわからなかった。 「あー、汗びっしょりだね。可愛いな……。ところで、下はまだ元気だけど、イッとく?」  何度も何度もビクビクさせられて言葉を発する元気はなかったけど、張り詰めたチンコが痛い。やっぱり直接的な刺激も欲しくてコクコクと頷いた。 「じゃあ手を動かしてもいいよ。触って」 「む……り……力はいんな……」 「うーん。じゃあヨシヒサの手を動かしてやるよ」  そう言うと、高峰が俺のジーンズの前をくつろげて少し下ろした。その刺激すら強すぎる……。俺の手を俺の下着の上からチンコの上に導いて俺の手ごと握り込まれて、少し擦られただけであっけなく俺は下着の中に発射してしまった。  

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