「そんな顔、してないっ、んぁッ」 俺は必死に首を振って否定したけど、押し付けられたローターの振動が絶妙な刺激を生んで堪らない快感を与えてくる。俺は堪らず背中をしならせながらビクビクと身体を震わせた。 「ほら、環のここ、もうこんなになってるよ」 「っ！」 露木君の手がズボンの中に入り込み下着越しに昂りに触れる。そこは既に恥ずかしいくらい勃起していて、先端部分は先走りですっかり濡れてシミが出来ていた。露木君はそれを塗り込めるように指先でグリグリと弄りながら意地悪く笑う。 「こんなに濡らしちゃって、やらしいね」 「うっ……い、言うなよぉ……」 羞恥心で顔から火が出そうだ。俺は涙目になりながら訴えるように露木君を見上げるけど、彼は楽しげに微笑むだけだった。 「本当に可愛い、乱れてる環の姿ほんといやらしいね。もっともっと気持ちよくしてあげる」 止める間もなく長い指先が俺のズボンに手をかけ下着ごと一気に引き下ろした。そしてそのまま足を大きく開かせると露わとなった秘部にローターを押し当てる。 「わ、ちょ……待っ！！」 無機質なそれが押し当てられる感触に思わず腰を引くけど逃してはくれない。 それどころか逆に引き寄せられてぐぷっと嫌な音を立てて体内にローターが埋め込まれた。 「ひっ！？ あ、あぁっ！！」 無機質なそれが内壁を擦り上げながら侵入してきて思わず情けない声が洩れた。ヴヴヴッと鈍い音を立てて震えるそれは容赦なく俺の弱いところを責め立てる。