◾️黒瀬　優里　くろせ　ゆうり 30歳、男性、次男(兄、弟)、Ａ型、179センチ、バスケット部、不動産会社、パーキング事業本部の営業 成績優秀な兄、甘え上手でみんなから可愛がられる弟、その間に挟まれた凡人。両親の愛を受けれなかったと思っているから、常に愛に飢えている。けれど甘え方も、愛され方もわからない。スポーツに力をいれる。高校2年のインターハイは一回戦負け。開会式で同級生にドッペルゲンガーがいたといわれ、剣道の試合をみにいく。背丈や、見た目が少し似てるだけで、全然違うと思う。方や一回戦負け、方や決勝進出。バスケを諦め、大学進学のため勉強。六大学に滑り込む。会社は大手にいきたいと努力するも、大きな親会社をもつ子会社へ。 表面上人当たりはよく、上司ウケも同僚ウケも後輩ウケも女子ウケもいい。周りには人が多い。オフは人と関わらないように過ごしている。ジャージ、ボサ髪姿。わざわざ会社から通いにくいところにすむ。知り合いがいないところを選ぶ。 不器用なため、一つのことしかできない。高校時代はバスケだけ、大学時代は大手企業への就活のための行動、恋愛は一歩引いていた。愛されたいけど、深く関わって凡人とバレたくなくて一歩引いていた。素の自分は愛されないと思っている。 結局努力虚しく、子会社へ入社。努力しても中の下から中の上にしかなれないと悟る。入社式で彼をみつける。ほら、全然違う。あっちは親会社、俺は子会社。苦手意識をもつ。 無償の愛で包み込まれたい願望。 ◾️黒岩　優生　くろいわ　ゆうせい 30歳、男性、長男(姉1、姉2、姉3)、Ｏ型、183センチ、剣道部、電鉄、沿線開発部 姉3人、母から溺愛される。母や姉のように溺愛する対象がほしいと思う。愛されるより愛したい。世話を焼きたい。つくしたい。告白されると冷める。告白され何人かと付き合ったが、好きになれない。自分から誰かを好きになったことがない。尽くしたい思いを家に迷い込んだ猫にむける。少し紛らわせられる。高校の時、インターハイでドッペルゲンガーと言われた相手を見た時、周りに人が沢山いて、自分とは違うなと思う。人付き合いが得意、知り合いも多いと思い込む。 親会社に入社。入社式で彼をみつけ、高校の時と印象が同じだと思う。周りに人がいて高校時代と同じ雰囲気。気になっている。