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27いちゃついたって、見てみない
「おおっと、こう言う話は部屋でするべきだな」
俺の質問にカタラータはぶわっと汗が吹き出し黙ってしまった、それに金の話を大勢の人がいる場所でするのも問題だ。俺たちはカタラータの部屋まで移動して、そこで改めて聞いてみるとカタラータは涙目で答えた。
「私の神殿は清貧が教義に入っています、とてもそんなに大金は無いかと……」
「カタラータ、お前という人間の価値が問われてるんだぞ」
「そうは申されましても私にできるのはお祈りか雨ごいでして、回復の上級魔法などは使えないのです」
「雨ごいか砂漠で暮らしてる連中なら金出してくれそうだな、カタラータお前住む国を変える気はないか?」
「それはもう聖女の売買ですわ!? 私はラーゼン王国へ帰りとうございます!!」
「それじゃあ、こうしよう。特別に格安で金貨五百枚で送っていくという書類を作ろう」
その話にカタラータはうーんと考え込んだ、きっと自分の価値が金貨五百枚も無いと思っているのだ。だが聖女とは国にとっては宝だった、金貨五百枚くらいの価値はあるはずだった。俺はもっていた魔法契約書に『ラーゼン王国のカタラータのいた神殿までカタラータを金貨五百枚で送り届ける。これを契約とし神殿の代表者が署名をする』と書いた、カタラータは最後まで悩んでいたがえいっと名前を書いた。これで魔法契約書が発動した。俺はカタラータを送り届けなければならなくなった、カタラータは送り届けられたら金貨五百枚を払わなければならなかった。でも実は結構これ簡単な依頼なのだ。
「こんな!? きゃあ!? 空を飛んでいくなんて詐欺ですわ!? 楽すぎですわ!?」
「あんまりぎゃあぎゃあ言わないでくれ、集中力がとぎれて落っことすぞ」
「カタラータさん、しっかり命綱につかまるのです」
「これで金貨五百枚とか詐欺ですわあぁん!?」
「煩い。国境近くに下りるぞ、通行税を払わなきゃならん」
「通行税、国境を通る時にもお金がいるのですね」
そうして俺たちはラーゼン王国の国境近くの国境検問所に下りた、いかにもここまで歩いてきましたというふうを装って、俺たちは国境検問所にいた役人に話しかけた。
「よう、お勤めご苦労様です。ラーゼン王国に行きたいんだが、三人で通行料はいくらかな」
「銀貨六枚だ」
「それじゃ、銀貨六枚。もう行ってもいいか?」
「ああ、嵐が近づいているそうだから、気をつけて行くといい」
「ご忠告ありがとう」
「すっごい嵐だそうだ、本当に気をつけろ」
こうして国境検問所は何事もなく通過できたら、本当に嵐が近づいていた。俺たちは再び命綱をつけて空に舞い上がったが最初の街が見えたと思ったら、物凄い雨が降ってきたのでその街の近くに下りた。街への通行税を払って急いでそのフィシオの街に入り、風呂付の四人部屋しかなかったのでそこを借りた。その間も物凄い雨がざあざあと降り注いていて、女性優先でカタラータから風呂に入り、俺とサシュもその後に風呂に入ってさっぱりした。夕飯も下の食堂で食べることができた、そしてまた俺たちは宿屋の借りた部屋に戻った。
「参ったなぁ、この嵐さえなければ今日中に終わる仕事だと思ったのに」
「それで金貨五百枚とは!! ぼったくりもいいところですわ!?」
「どこがだ? 相手は国から大事にされる聖女様だぞ、適正価格だ」
「うぅ~~~~~!! 何か間違ってると思うけど反論できませんわ!!」
「それよりも大きな問題がある」
「まだ何かありますの!? もう一体何なんですの!?」
宿屋の都合で風呂はついていたが四人部屋になっていた、このままだとカタラータと同室のままで俺はサシュといちゃいちゃすることになるのだ。ちなみにいちゃいちゃしないという選択肢ははじめから無かった。
「カタラータ、お前は聖女だ。清らかで選ばれた存在で退廃した行為になど興味ないな?」
「もちろん、私は清らかで選ばれた存在です。退廃したことなどに興味ありませんわ」
「だとさ、サシュ。カタラータがいるが、俺たちがここでいちゃいちゃしていてもいいそうだぞ!!」
「ええ――!? それとこれとは話が大きく違いますわ!?」
俺とカタラータとのやり取りを聞いていたサシュは、とっても可愛くそしてしょんぼりした様子でカタラータに聞いた。
「カタラータさん、カイトといちゃいちゃしたら駄目ですか? どうしても駄目ですか?」
「えええええ!? そんな、でも、やっぱり、ええと、もう良いですわ!! なんでもかんでもお好きになさいませ!?」
サシュの上目遣いのおねだりに耐えられる奴はなかなかいない、俺など耐える気も起きないがこれで同室のカタラータから言質はとった。やっとサシュといちゃいちゃし放題だ、人に見せる趣味はなかったから野営で使う天幕を床に置いて、その中でいちゃいちゃすることにした。本当は風の結界をはれば音も聞かせることは無いのだが、こっちの音が聞こえなくなる代わりに向こうの音も聞こえなくなってしまう、カタラータは護衛対象なので放っておけず風の結界は使えなかった。そんなことはさておいて、俺はサシュを優しく抱き寄せてキスをした。
「はぁん、カイト。大好きです、もっとしてぇ」
「俺だって大好きだぜ、それじゃ遠慮なく」
「ああん、耳元を舐められるとひゃっとしますぅ」
「でも好きだろ、だからほらその可愛い耳よこせ」
「ああっ!! カイトったら同時に下もですか。やぁん」
「サシュのものも可愛がってやるからな」
こんな感じでサシュといちゃいちゃしていたら、カタラータがバッと立ち上がって布団を被ってこう叫んでいた。
「私は石よ!! そうだからもう眠るの!!」
そう聞こえたが俺にはどうでもよかった、それよりサシュのかわいいものを優しく愛撫してやることに夢中だった。サシュは自分のものの先端に触れられる度にビクッとした、怖いからじゃない今までの経験で期待から反応だった。
「ああんっ、そんなカイト先っぽばかりいじったら駄目なのです」
「どうして? こんなふうにサシュの体がはねるからか?」
「やぁ、だって気持ち良くて、体が動いちゃうのです」
「サシュ、ほら素直になれよ。本当はここを舐めて可愛がって欲しいだろ」
「ああんっ、あんっ!! カイト、お願いです、お口で可愛がってぇ!!」
「いいぜ、サシュの中のほうまで舐めてやる」
「ひゃあん、駄目なの。気持ち良すぎてだめなのぉ、ああっ!! 出ちゃうぅ!!」
「よっし、気持ち良かっただろ。サシュ、今度は俺にしてくれよ」
俺がそういうとサシュは俺のものを優しく愛撫してくれた、口でも丁寧にエロい顔で舐めてくれて俺も気持ち良くいくことができた。
「んん、はぁ。サシュ、気持ち良かったぜ。ほぅら、背中を撫でてやる」
「ひゃ、背筋がゾクゾクするのです。カイトったらいじわるです」
「そうか俺はいじわるか、それじゃサシュの乳首舐めようかな、どうしようかな」
「ああん!! そんな触ったか触ってないか分からないような刺激じゃ。カイトやっぱりいじわるでうぅ」
「ごめんごめん、いつもどおり吸って舌で転がしてあげような。相変わらず可愛いなサシュのピンクの乳首」
「ふあぁ、僕、女の子じゃないのに乳首で感じて、はぁん。気持ち良くなっちゃうのぉ!!」
こうして一晩サシュを可愛がり倒した俺はご機嫌だった、サシュも何度も気持ち良くいけて満足そうだった、カタラータだけが死線をやっとくぐり抜けたようにぐったりとしていた。
「今日も嵐っぽいな、またサシュを可愛がって過ごすか」
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