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偏愛Ⅳ≪竜side≫6
「や、あ…やだ、ぃやだっ!いやっ、あっ」
抵抗するも関に押さえ付けられているのと、手を縛られているので逃げられない。
萩谷のモノが奥ギリギリまで入る。
「や、べ…女より気持ち良い。とろっとろ。動くよー」
そう言いながら萩谷はローションを垂らして俺の腰を掴んで高速で動き始めた。
「やっ、あっあっ!アアッ、ん…やめ、ンッ、あっ」
「さすがにっ…俺のは太いけど、…長さ的に結腸届かねーわ。残念!おらおら、俺の特大ちんぽズボズボ気持ちいいだろ?」
犯されてるのに薬のせいで感じてしまう自分に苛立つ。
部屋中にグチュグチュという音が響く。
「やぁっ!アァッ、ん、あっ、アン!んっ」
奥まで突き上げられ、快感と悔しさが同時に込み上げる。
「いい声。とろとろ―…やべ…もう俺イクわ。はい、1回目出すよー……!あー、出るっ、出る。はーい、奥までザーメン到達ぅ。竜ちゃんに中出し。夢みたい」
「やっ、ぁ…中出し、ヤダァ!!ナカ…あっ、あぁぁ」
「まだ出るっ、あー―…最高。夢叶ったわ。気持ちー」
「まぁ御崎に高い金払ってるからな。次は俺ね」
この、ハルカさんと抱き合っていた寝室で
ハルカさんの香りがする中、違う男たちに犯されて。
「本当に関、お前絶倫だな」
「やっ、だぁぁ!!もう―…」
「はいっ、挿入ぅ―…!あー……やっべ…何これ?イラマよりこっちのほうが気持ちいいわ。とろっとろ」
嫌だ。
やだよ、ねぇ―…
「やだっ…ルカさ、ハルカさんっ!…ハル、っ!」
寝室に染み着いたハルカさんの香りが、俺の苦しみに突き刺さる。
「ざんねーん、ハルカは来ないよ。海外満喫してるよ。竜ちゃんこんなことになってるのにさー。やべ、俺ももうイキそー…竜ちゃん名器だわ」
何度も何度も「ハルカさん」って犯されながら助けを求めて
きっと、ハルカさんを傷つけた罰が当たったんだ。
「あー、出る。イクッ。下のお口でゴクゴク飲んでねっ!」
「ハル、カさ…あっ、あぁっ!ンッ、アアッ、ハル…!あっアァッ、中に…出さなっ…アァッ」
「あー竜ちゃんのナカ最高。ザーメン搾り取られるわ。ハルカの仕込みすげぇな。おいおい、またイッてるの竜ちゃん?中出しされてるイキ顔えっろ」
俺の声はハルカさんには届かず、行為は続いた。
「次は俺ね。はい、挿入する…よっと!」
「も、挿れな…い、でっ!…やあぁぁぁぁ!アッ、アッ!あっあっあっ」
「おー、トロトロだけど締め付けてきて精液吸いとられそう。動くよー……あー、やっぱこりゃ名器だわ。ハルカ羨ましー」
犯されて、イキ過ぎて頭がクラクラする。
「俺の必殺技、高速ピストンしちゃうよん。せーのっ!うりゃ!うりゃ!」
「やぁ、ん!アァッ!や、ハルカさっ…!アァッ!」
「おー、竜ちゃんまーたイッてんじゃん。ビュルビュル出しすぎてシーツぐちょぐちょ」
ハルカさんの温もりのおかげで忘れかけていたはずの過去が甦る。
抵抗しても満たされるまで許されないあの日々を。
―…脳が支配されるあの感覚を
「俺も出るっ―…!―…あー、最高ぉ。まだやれるわ。気持ちい?竜ちゃん」
「あり…がとう…ございます…父…さん」
「父さん?父親にこういうことされてたってこと?やば…まぁいいや。そうそう僕たちパパだから服従してねーん」
それからのことは、あまり記憶になかった。
「ほーら、イクときイクって言わないとだろ?竜ちゃん」
「は…、あっ…イくっ!…イ、クッ!―…イクッ!!アッ、アアッ―!!!」
「このイキ顔見てるだけでまた勃つわぁ。まじエロ」
俺は服従しないと。
そうしないと終わらない。
感じないと終わらない。
父さんとの地獄は続くんだ。
「あーあ、もう出しすぎて精液溢れちゃうわ。ちゃんとケツ締めろって」
「ごめ…ん、なさい…はぁ…はぁ……」
「もっと出してい?」
「……お願い…します…」
「合意♪俺たちの子、孕んで……ねっ―!」
「アアッ、熱…いっ、奥、熱い…も、無理…」
あぁ、終わらない。
この地獄はいつまで続くのだろうか。
「…あー、竜ちゃんも中出しに合わせてヒクヒクして最高。さすがにお互い10回以上は中に出したからどっちの子か分かんねーか。つーかもう体力限界ー。いいの撮れた?」
「あ、カメラマン参戦してるわ」
もう終わったはずなのに、カメラを持っている人が参加してきた。
あぁ…御崎さん…か…
「はい、俺のもしゃぶってー」
「んっ、んんっ!ぐ、んっ、んっ、んんっ」
カメラを持ったまま、御崎さんが仰向けになっている俺の頭上から硬くなったモノを口の中に挿入する。
「でたよカメラマンプレイ」
もう記憶が飛びそうで仕方ないのに、父が満足していないのに記憶を飛ばすと延長をされるため必死に気を張る。
それが余計に地獄なんだ。
気を失えたらどんなに楽か。
そんなことも許されない過去が甦る。
「ドアップで仰向けイラマされてるとこおさめるから」
「おまっ、最高かよ。それDVD焼けよな。10万で買うわ」
「んんっ!ぐ、んっ、んっ、んぐ」
「うまいなっ。犯されてんのに歯を立てないとか」
「んっ、んんっ!ぐ、んっ、んっ、んんっ」
「まじこれ喉奥ボコッてなるじゃん。えぐ」
そう言って肉棒を限界まで挿入しながら、関が俺の喉を触って笑っている。
吐きそうになりながらも喉を開き、どうすれば早く射精させることが出来るかを無意識に考える。
父さんを満足させてきた過去を脳内で甦らせる。
「俺らもう勃たないから、ローターで我慢してね」
御崎さんが持ってきた紙袋の中に入っていたローターを取り出し、半勃ちしている俺のモノに押し当てる。
そして寝室にあったコンドームでローターと俺のモノを被せて外れないように固定される。
「んんーっ!、んんーっ!ぐ、んっ、んっ、んんっ」
「あー、もうこれ逃げられないね♡スイッチオン!」
そしてローターに振動が走ると、俺のモノは完全に硬くなっていた。
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