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第2話
俺の今の職場は工場の組み立てのラインを動かす部署。
おまえの開発部とはちょっと違うからあまりあわない。
そもそも本社と工場では会うわけない。
本社の人間が工場にくるなんて。。。。
なんかあったのかな?
なんて考えてたら。
現場から呼ばれ。
今日はこんなんばっかりだな~って
納品されてる部品が欠品だったりなかったり。朝からバタバタ。
「ゆっくり話す時間なんてないなー」
現場について
「どうした?」
「あー山崎さん。これみてくだいよ」
箱の中を覗きこむと。。。。部品の一部、形が
違うのがまざってる。
「あっちゃー。。なんだこれ!どこの部品よ。」
「うちのじゃないんですよね、」
自動車部品の下請けさんはいろんな部品をつくってる。
今の時代、自動車部品だけは食べていけないから色々ものをつくる会社もある。
その事にかんしてはなにもいえない。
だから品物どうしがまざるととてもやっかいだ。
納付するとき確認するはずなのに。。
なんで?
「ハァ~」
このままではラインがとまる。
大至急部品を持ってきてもらうように。指示をだす。
基本、その日に使う数しか用意してないので
あらためて用意するとなると。時間がかかる。
「忙しいで用意して」
幸いにも用意してる間分くらいの部品はあるようなので。
「なんとかもちそうですね。」ってライン工に言われて
「あー早めにきがついて。よかったよ。」
と一安心。
ってわけにもいけない。
業者に連絡をし、納品をチェックする部に
連絡をする。
今回はあまり大事にはならなかったけど。
ラインを止めてしまったら大事だ。大変な事になる。
上司に連絡をし、予防策を考え工場社員
にメールをする。
本当・・・・・今日はバタバタだ。
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