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第3話
やっぱり定時には終わらず残業となった。
あ~あ、終わったらあいつと飲みにでもいきたかったなー。。。
なんてことを考えながパソコンの画面をみてたら。。
「どう。終わりそう。」
突然後ろから声をかけられた。
びっくりふりかえると。。。
「佐々木?」
「ん?」
もう帰ったと思ったおまえがいた。
「いや……帰ったとおもってたから。」
まさか。まだいるなんて。
「せっかくだから、飯でも。って思ったけど。終わりそう?」
いや。。
うちの工場は、3交代の24時間稼働。
今日、俺は日勤だから。。。
本当ならおわってるんだけど。。。
「無理。終わんない。」
「そっか。」
「ん~。今日バタバタしてたから。。」
あ〰残念。
せっかくおまえが飯を。って言ってくれたのに。
「また今度だな。」
残念だけど。しょうがない。
って返事をすると。
・・・・・なぜか。隣の空いてる席を指して。
「隣あいてる?」と聞いてきた。
「あ~空いてるけど。。。。」
「んじゃ。」って
パソコンをだし。コンセントを差し込むと
「んじゃ。俺ももうちょい仕事しよー」
と。
パコパコとパソコンをタップしはじめた。
「おまえ!何してんの?」
「え!おまえと飯いきたいから。待ってるんだけてど…何か?」
エッ//
いや。まずいよ。本社の人がこんなとこいたら。
焦った俺は・・・・・
「いや。悪いから。今日はもう帰れよ
本社の人間がこんなとこいたら。まずいって。
」
でもそんな俺に心配無用とばかりに
「平気だよ。」と普通に答えた。
「いや。いや。まずいって。」
俺は仕事どころではなくなってきた
焦る俺を全然きにする様子はまったくなく。
「じゃ。早く仕事おわってよ。」
軽くいって。
「久しぶりだからご飯一緒に行こうよ。」
と笑顔で誘ってきた。
そのあとの俺はいつもの三倍速で仕事をし、
1時間後に佐々木と連れだって工場をあとにした。
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