6 / 58
第7話
久しぶりに工場、現場にいくことになった。
あいつがいる。
本社になってから本当に忙しくって飲みにも誘えなくなって。。。
今度新製品を開発する事になって現場にいくらしい。ってことになってるけど。まだ現場の人間にはナイショ。
でも上層部にはある程度話しをしなくてはいけないので、その事を伝えに工場にいくことになった。
もしかしたらあえるかな?なんて淡い期待をもってみるが・・・・・なんせデカイ‼
とにかくデカイ。
工場内の行き来にバスを使うくらいだから。
会議室もあちこちにあるし、事務所的なのもあちこちに。
でも今回いくのはあいつがいるライン現場だから。あえたらいいな。
そんな事を考えてたら。。
「よ。久しぶりじゃん。」いきなり会った。
「おー久しぶり。」
「どーしたの。今日は会議?珍しいね。」
捲し立てられるように。話しかける。
どうやら忙しいでるようだ。
「なんかあったの?」
「いや。ちょっと。……じゃまーあとで。」
足早に現場にいったようだ。
現場は相変わらずバタバタしてる。でもあいつにあってるかな。
走り回ってる。フッ……元気そうで。
ちょっと休憩中にそーっと事務所の中を覗いたら、険しい顔してパソコンと向き合ってた。
声をかけようかと思ったけど。。。
・・・・・やめた。
お互い仕事中だ。
姿が見れたし話しもできた。
そう思い会議室にもどることにした。
ロード中
ロード中
ともだちにシェアしよう!