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第7話

久しぶりに工場、現場にいくことになった。 あいつがいる。 本社になってから本当に忙しくって飲みにも誘えなくなって。。。 今度新製品を開発する事になって現場にいくらしい。ってことになってるけど。まだ現場の人間にはナイショ。 でも上層部にはある程度話しをしなくてはいけないので、その事を伝えに工場にいくことになった。 もしかしたらあえるかな?なんて淡い期待をもってみるが・・・・・なんせデカイ‼ とにかくデカイ。 工場内の行き来にバスを使うくらいだから。 会議室もあちこちにあるし、事務所的なのもあちこちに。 でも今回いくのはあいつがいるライン現場だから。あえたらいいな。 そんな事を考えてたら。。 「よ。久しぶりじゃん。」いきなり会った。 「おー久しぶり。」 「どーしたの。今日は会議?珍しいね。」 捲し立てられるように。話しかける。 どうやら忙しいでるようだ。 「なんかあったの?」 「いや。ちょっと。……じゃまーあとで。」 足早に現場にいったようだ。 現場は相変わらずバタバタしてる。でもあいつにあってるかな。 走り回ってる。フッ……元気そうで。 ちょっと休憩中にそーっと事務所の中を覗いたら、険しい顔してパソコンと向き合ってた。 声をかけようかと思ったけど。。。 ・・・・・やめた。 お互い仕事中だ。 姿が見れたし話しもできた。 そう思い会議室にもどることにした。

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