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第46話

肌寒くなるころ 「なぁなぁ。山崎、正月どうなってんの?」 ……管理生産表、管理計画表。等々計画をたててる山崎に向かって佐々木は聞いた。 「えっ。お前、今、俺に言ってるの?」少々イラついた感じで佐々木に聞く。 山崎は今、これからの生産計画をたててる真っ最中である。 「……正月なんかないよ。」とうとう、怒った声になった。 工場の生産はすくなるなるが、生産が止まるわけではない。 「出勤です‼ 」元気よく嫌みたっぷりに答えた山崎に佐々木は 「正月あけたら、どっかいかない?休みとって。」 なんとものんきな感じで答える。 「ハァ……お前、何言ってんの。俺、今考えてんの正月の事」机の前にあるパソコンをバンバンと叩きそうな勢いで答えた、山崎はまさに、正月の生産を考えてる、計画中。 「だって。。。正月はお前休みじゃないんでしょ。」あたりまえでしょ?みんな変わりばんこで出勤よ。まったく!これだから本社は…… そのあともぶつぶつと、どうやら文句がたらたらとでてる。 ……どんだけなんだよ。呆れてしまった佐々木は 「だから、正月終わったらどっかいかないか?休みあわせて。」 やっと自分の言いたいことを言えた佐々木は山崎に、どう?と言った目をみせた。

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