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辛い治療②
凪「いやっ泣」
山本「凪一旦落ち着こう」
立花先生にひょいっと抱き抱えられて下すっぽんぽんなまま処置室に連れて行かれた
工藤先生は当直明けだからこの処置には入らないらしい。でも代わりに山本先生がきてくれたからそこは安心
凪「やだぁ泣。痛いのやだ!!」
山本「痛み止めのお薬使おう?ね?」
凪「使っても効かないの知ってる!!泣」
やだやだ泣。
松本先生も来ちゃったし、見た事ない器具もたくさん置いてあるし!!
山本「だーめ、暴れないよ?」
凪「お願い!ベッド戻りたい泣」
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立花『松本先生サポート入って』
松本『はい』
立花『ギンギンに勃たせて』
松本『わかりました』
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α班「処置終わったら戻ろう」
凪「今!泣」
α班「頭ここ」
凪「待って!待ってぇぇ!泣」
α班「起き上がらない!」
α班の先生数人に囲まれて処置の体勢を取らせられてしまった
山本先生は!?
山本先生どこ!?
凪「山本先生どこー!泣」
山本「ごめんね、いるよ。忘れ物取りに行ってただけ」
凪「ずっといて泣」
林『山本せんせー!どこー??』
なんか来た
山本「ここだよー!林先生来るの遅いよ」
林「歩いてたら救急車が来て」
山本「対応してたの?」
林「いや、見てました」
山本「それただの野次馬だから」
ティンカーベル林登場
林「凪おはよ。元気ないね?鈴木くん貸す?」
【鈴木くん】とは林先生のデスクに置いてある猫のぬいぐるみ
どう見てもメス猫なのに【鈴木くん】と名付けられた不憫な猫なのだ
凪「大丈夫……。」
林「遠慮しないでー★はいどーぞ」
鈴木くん『もふっ』
今日は鈴木くんポケットにいたんだね……。
相変わらず手触りいいな。
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立花「山本先生準備オッケー?」
山本「大丈夫そうです」
山本先生にポンポンと頭を撫でられ、また大きく深呼吸をした
立花「凪、処置再開するよ」
ペシペシと太ももを叩かれ、ビクンと震える身体。せっかく整えた呼吸もまた速くなり、山本先生が頭の角度を調整してくれた
カチャ
トロッと冷たいジェルをかけられ数回馴染ませるとすぐに腸壁にゴツゴツした指があたった
凪「あゔぁぁあ……いだぁい泣」
松本「痛い時どうするの?」
ペチペチ
凪「いだぁぁい泣。」
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