そして今 僕は真っ白な天井を見上げている 全く別の世界みたい…… 沙加美「つむぎくんズボンとパンツ脱いでここの椅子に座ってね」 今日から治療なんだ 本当はいやだどうせ治っても 怖いし、治っても帰る家がないから 沙加美「脱ぐのお手伝いしよっか難しいよね1人で脱ぐのは」 手も足も折れてるから着替えも一苦労 そして椅子に座り 山田「はいこれ見つけてきた」 「かわい」 うさぎの人形を手渡され 沙加美「可愛いね」 「うん、かわい」 山田「椅子が倒れるぞー」 沙加美「大丈夫」 いつき先生が手を繋いでくれて 少し安心した でも、でもでも本当は怖い 治りたくない、逃げ出したい…… 山田「大丈夫だから怖かったらうさぎさんギュッてしな」 「うん、」 山田「じゃあこれからどれだけおしっこ我慢できるか見てみるからリラックスして受けてね」 「うん」 おしっこ自分でしたことないから 不安…… 失敗したら怒られるかな… 怖いな… 沙加美「大丈夫だよぉ」 山田「少し気持ち悪いよ〜チクンってするね〜」 「ﾋｨ」 沙加美「大丈夫大丈夫」 山田「力抜いて〜今からお水入れていくよぉ」 「ｱﾜｧﾜｧﾋｯ」 沙加美「力抜いて〜」 山田「よし！少し力入れてー」 管を抜いた途端 おしっこが止まらず 「ごめんなさい…」 山田「大丈夫俺らが治してやるから信じて着いてこい」 沙加美「そうだよ！そんなにショボーンってしないでよぉー！」 山田「ま〜治療は厳しいが」