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All the Pieces #11
………
……
『生まれ変わりを信じる?
もし生まれ変わったら
また好きになるから』
……
……
再び龍介は光紀の言葉を思い出す。そして、……手を
……手を碧の頬に触れた。
無意識に。触れてしまっていた。
「……え?」
吃驚して碧はそのまま龍介を見つめて固まる。
それは何気ない行動のようだった。
その時碧は何かを思い出した気がした。
そのまま一瞬時が止まったようだった。
それを破ったのは。
「碧?何をやっている?」
竜士の声だった。
「ああ、竜士のお父さんと話してただけだよ」
止まってしまった時が再び動き始めた。
碧は龍介に頭を下げてパッと離れて、竜士のいる廊下に走る。
と、ひらりと髪が月明かりにてらされ茶色の髪がきんになって見えた。
「碧、ダメだ。親父のところに行ったら」
碧はふと、竜士の言葉に違和感を感じた。
「呼び捨てになってる。碧『ちゃん』呼びじゃない」
「うん、だって。もう『俺のもの』だろう?」
碧は無言で竜士を見上げた。それに対する返事はしない。
「部屋に戻るから」
碧はそう言ってそのまま部屋へ行った。
竜士の父親はそんな二人を見ていた。
「親父、碧は俺のだから」
竜士は勝ち誇ったように言い放った。
「当たり前だよ」
父の龍介は静かに答えた。
……すべては記憶の彼方のこと
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長らく更新滞りましてもうしわけありませんでした。
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次回更新はそんなに長くかからないとは思いますが
生暖かい目でお待ちください。
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