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コスプレ/拘束/羽根/焦らし/羞恥/乳首責/玩具/前立腺責/猿轡/連続絶頂/ローションガーゼ ※プレイの一環で麗が女口調になるシーンがあるので苦手な方はご注意下さい※ ◇ ◆ 「麗くん。次、本指名で槙田さんだよ」 「…まじすか、何分?」 「ラストまでで180分だね」 「前より増えてる……」 行く前から一気に疲れが溜まった気がする。そしてはい、はい、と次々に渡されるオプションに青ざめた。 「え、何…今日は」 「バイブ、ローター、コスプレ、拘束具、羽根、猿轡だよ」 「あいつ金持ちだな…つーかコスプレって何のですか」 「セーラー服だって、頑張ってね」 どんなプレイする気だよと思いながら大荷物を持って俺は指定されたホテルへ向かった。 「久しぶり。相変わらず嫌そうな顔してて唆るな」 「…物好きですよね。どんだけ金貯めてんすか」 ダメだと分かっていても何度も指名してくる先輩に腹を立て、中へ入ると乱暴にオプションを投げつけた。 「おいおい、ダメだろ。そんなに乱暴にしたら」 「おら、さっさとやれよ」 「…随分態度でかくなったなお前。バラすぞ」 「…もうそんなのどうでもいいくらいアンタの相手が辛いんすよ」 「そりゃ褒め言葉だな」 丁寧に玩具やコスプレを見ながらルンルンで準備を始めた。 「今日は設定決めて楽しもうや。俺が先生やるからお前はこれ着て」 「チッ」 「おい流石に大金払って良い子に遊んでる相手にそれはねーだろ」 「はいはい」 「受付の人に確認して許可もらったからこれも着けて」 セーラー服と共に渡されたのは自前のブラジャーとパンツだった。ドン引きしながらも仕事なのでひったくる勢いで奪うと、俺は部屋を移動して着替える事にした。 気持ち悪い性癖にゲンナリしながら、下着を着用すると、ちゃんと息子を包める作りになっていた。見た目はレースで可愛いので女性物だと思ったのだが。 ブラもつけるのに手こずったが、何とかフィットして、その上からセーラー服を着た。あと少しで見えてしまいそうになる丈で恥ずかしく思いながらも、先輩の居る場所へ戻った。 「お。似合ってんじゃねーか、可愛い」 「嬉しくねーんだよ」 「今日は生意気な女子高生役の麗ちゃんが先生役の俺に指導されるって設定にしようぜ。俺の事先輩じゃなくて先生って呼んで」 「…俺何した設定?」 「授業サボったりとか?そこらへんは適当でいいよ。おら、万歳して。手縛るから」 「…」 溜息を吐きながらベッドへ寝そべると、俺は手を上げた。そして傷つきにくい手枷で腕を拘束すると、下げる事が出来ない様にベッドへ固定した。 「…このセーラー服、前ボタンになってんだな。脱がせやすくて良いな」 「こういう店にあるやつですからね」 「コホン。さーて…麗ちゃん、最近俺の授業サボりすぎじゃないか?…お仕置きしないとな」 突然役に入り込んだ先輩は、少し照れているのか頬が赤くなっていて結構ツボった。 「…ぶはっ、自分から言っといて照れるとか!笑える!」 「うるせーな。案外恥ずかしいな、でもやりたかったんだよ、可愛いお前と。別に悪い事してねーんだから付き合えよ」 照れ隠しなのか俺の髪の毛をぐしゃぐしゃと撫でると、何だか純粋に楽しむお客さんにも見えて、俺も接客するかと思い直した。 「…うるさいなぁ。だってアンタ、私の事変な目で見るじゃん。だから授業に出てないのっ」 俺も恥ずかしくて頬を染めながらも女口調でノッてやると、先輩は嬉しそうにパァッと輝いたのが分かった。 「そんなの通用すると思ってんのか?そんな悪い子には…こうしてやるよ」 「…まじうざいんですけど」 俺が女子高生っぽくそう言うと心底興奮した顔を見せながら、一つずつボタンを外していき、俺の胸元を開けた。中には何も着ていないのですぐに姿を見せた紫っぽい色のお姉様が着けているようなブラジャー。 「……こんなやらしい下着をつけて、今時のやつはませてんな」 「…っ、ん」 胸を寄せてブラジャー越しに揉む様な仕草を見せながら、時折ツンと乳首に触れられるとピクリと体が跳ねた。 「お?胸で感じてんのか?やらしい体だな」 「ん…っん、」 見つけられた乳首を下着越しに擦られるとゾクゾクとした感覚になる。 「素直に謝って今後真面目になるなら許してやるよ」 「…誰がアンタなんかに謝…っんひゃっ」   ムニっと乳首を摘まれると変な声が出て、俺の顔は一気に赤く染まった。 「んひゃって可愛い声だな、気持ち良いんだろ?」 「んく…っ、あっ、やめ、触んなよ変態教師!」 「…ったく、言葉遣いもなってねェな。こんな丈の短いスカートも穿いてよぉ」 「触んなよ変態!チクってやるからな!」 俺の太腿辺りに座っている先輩は、近くにある足を撫で回し、ゆっくりのスカートの中へ手を入れてきた。 「~~ッッ」 胸から手を下半身へ持っていく先輩は、俺の足を広げてその間へ座ると、内股を撫で回すように触れてきた。ゾワリとした気持ち悪い感覚とくすぐったさに嫌でも体が反応した。 「お、麗ちゃんは足も感じるのか?」 「やめ…っ」 足をばたつかせるとスカートが捲れ上がり、恥ずかしいパンツが姿を見せた。 「お、やらしいパンツ…早いな、もう勃ってんじゃねーか」 内股を撫でながら膨らみを主張し出した股間を茶化すと、満足気笑みを見せている。 「るせ…っ」 「今まで激しかったから今日は最初だけ優しくしてやろうと思ってな」 内股に満足したのか、一旦手を伸ばしてオプショングッズを手に取ると、羽を見せつけてきた。 「何…」 「よいしょっと」 動けない様にするためか俺に覆い被さると、ふわりと俺の耳の穴へ羽根を押し当ててきた。 「ひぁっ!?」 「お、いい反応」 「ふ…っぁ、やめっ…」 ゾワッと一気に鳥肌が立ちやめろと体を捩らせるも上手く動く事が出来ず、せめて耳だけは隠そうと首を振った。 「おいおい、動くなよ」 「やめろ…!やっひゃんっ、嫌っ羽根、やめろやっ」 頭を押さえつけられてふわふわと耳に羽を押し付けられるとゾワゾワと体が反応した。 「耳だけじゃなくてこんな所にもいいよな」 「ぁあ…!っんん、」 首筋や鎖骨、腹部や脇腹をなぞられてピクピクと足が震えた。くすぐったくて気持ち良いような変な感覚に、終始体はゾワッと寒気がした。 「可愛いけどおっぱいも晒しちゃおうね」 ブラジャーのホックを外してクイっと乳首が見える様に上げると、何なく恥ずかしくなりまた俺の顔は染まった。 「変態…」 「その変態に感じさせられてるくせにな」 羽根は胸へ降りてくるとふわふわと乳首を撫で始めた。小さな刺激だが動けないのと恥ずかしいのが合わさっているのかやけに感じてしまい、俺は腰をくねらせて逃げようとした。 「逃げたらダメだぞ」 片方の乳首は羽根、もう片方は先輩の指で摘まれて刺激されるとビクッと腰が跳ね、股間が更に元気になってしまう。 「ふ…っあっ、や…」 「可愛く感じた声は初めてだな、麗くん」 「ぇ…?」 「やっぱりお前はお前が一番可愛い」 「な、んだよ、それ…」 羽根を乳首から腹部へ滑らせ、また太腿へ戻ってくると、ゆっくりと内股に羽根を這わされた。ゾワゾワ鳥肌が立つ様な刺激は中々終わってくれず、俺は少しずつ顔が蕩けてきた。 「…そろそろこっち触ってやろうな」 捲り上げられて晒された下着に触れると反応して分かりやすくなった先端をカリカリと引っ掻き出した。 「んんぅ…ッ!だめっ…」 ビクッと跳ねて逃げると腰を掴まれてしつこく先端を引っ掻かれた後、下着越しに自身全体を揉む動きに変わった。 「い、イク…!イッちゃ…だめっ」 「下着越しに出していいよ」 「んんっや、先輩っ、先生…?やぁっ」 止まってくれない指の動きに、俺は下着を穿いたまま射精をした。 「うぅ…っ、ごめ、なさ…」 「いいよ。可愛いじゃん、ちゃんと待って帰るから安心しろよ」 ズルッとたっぷりと精液がついた下着が取り去られると、汚れない様に先輩が持って来た鞄に袋越しに入れられていた。 「やば、この格好エロすぎるな」 精液で濡れて曝け出された股間に、はだけたセーラー服、そして乳首より上に上げられたブラジャー。変態みたいな自分に羞恥を感じながらも達した後の疲れで、ただ息を整えるしか出来なかった。 「さーて。次はこっちな」 「さ、わんな…っ今は!やめッ」 敏感な自身に触れられてまた勃たせられると、オプションのローターを取り出すと、俺の亀頭部分にテープで括り付けた。 「な、に…っ!!やめろっ、今は…っ」 「動くなよ」 ガッチリと足を抱えられると、スイッチを入れられた。無機質に響く機械音は、一番敏感な場所に当たり、俺はガクンと背を反らした。 「も…っっ、やめ…!!」 「お前先っぽ弱ェもんな」 「んぐ…ッ、てめ、が…っ道具とか、変なものばっか使うからだろーが…っ!!」 弱でつけられているローターは俺にとっては大きな振動で、足がガクガク震え出した。 「イ…っき、そ…っ、」 「いっぱいイケよ」 もう一つのオプションの前回使ったバイブを挿入されると、俺は泣きながら叫んだ。 「静かにしような、ローションガーゼよりマシだろ」 前立腺に当てられたバイブが動き出すと俺は身を捩り、イヤイヤと足をばたつかせた。 「おら、玩具に可愛がってもらえや」 「ひぁああァッ!! 動っ、な…いでッッ!!」 グリグリとバイブを掻き回されるとそれだけで尻に力が入り、ギュウッとバイブを締め付けた。 「すんげー暴れんね。いい子にしてろよ」 オプションの拘束具のボンテージテープを取り出すと、力付くでぐるぐると太腿と足首を巻き付けられて、M字開脚のまま動けない様にされた。 「ひァァァ!!ゃっめ、これっ…!深いぃぃい!!」 俺が足を動かせないようになって責めやすくなった先輩はバイブを掻き回し、興奮したように笑っていた。 「可愛い格好だな」 ローターとバイブの強さを上げられ、もう悲鳴しか出なくなった俺に近づくと、先輩は俺に猿轡を噛ませた。ただでさえ苦しいのに何してくれてんだと思ったが装着されてはもう喋れない。 「んぐぅぅぅ…っんっっ!!」 「いいねぇ、苦しいだろ」 ボロボロと生理的に流れた涙で顔がぐちゃぐちゃになりながら助けを求める様に見つめると、先輩はちゅっと胸へキスしてきた。 「んぐぅ…っ!?」 「あー…可愛い、ちっちぇー」 舌で転がす様に乳首を舐められ、三点を責められると我慢出来なくなり、背をのけ反らせて俺は二度目の絶頂を迎えた。 イッてももちろんどの刺激も止まる事なく追い詰められ、結局ガーゼとローターが違うだけでいつもと変わらない責めに苦しんだ。 「たっぷりイケよ、俺は見ててやるからよ」 「んぐ…っんっ、んぅぅっ」 「なーに?あ、もしかしてー…これを望んでるとか?」 洗面器とガーゼを見せつけられると俺は一瞬で青ざめて首を横に振った。その間にもローターはいい箇所に当たり、俺は三度目の絶頂を迎えた。 「喋ってる間にイクとか。敏感だなレイくんは」 何度も絶頂する俺を見つめながら洗面器にローションとガーゼを入れて準備している先輩。それが恐ろしすぎて体を必死に捩ると、バイブがまたいい箇所へ当たり、一人で悶えることとなった。 「なんだよ一人で動いて感じて。大変な奴だな」 そうしている間にも準備が出来た先輩は、ローターを取り外し、毎度お馴染みのガーゼが先端を包み込んだ。 「んぅぅぅぅ…っっ!!」 当てられただけでもう感じてしまう俺の体は奥底から悲鳴を上げていた。ブンブンと首を振ってやめてくれと訴えても聞き入れてもらえるはずもなく、ガーゼは左右に動き出した。 「ふっ、ぐぅ…ぅぅぅ、んぅぅっっ!!」 目の前がチカチカと光り、頭がおかしくなりそうな強い刺激に、俺は声を出すことも出来ずに悶えた。全身から汗が吹き出し、目からは涙がとめどなくこぼれ落ちた。 「やべー。何回イッてんだ?体ビックビクだな」 やらしい音を立てながらガーゼが動く中、ナカで動くバイブの影響もあり何度も絶頂させられた。足はあり得ない程に震え、何度も強制的にイカされ続けて体力も限界。そんな時、先輩が何かを呟いた。 「…なぁ、もう仕事辞めて俺とだけ居ろよ。ずっと可愛がってやるからよ」 その言葉を聞く前に、意識を失った。 ◇ ◆ 「お疲れ、麗くん。今日も楽しかったよ、サンキュ」 「…げほっ」 声が掠れて上手く喋れない俺は咳き込みながら先輩を睨みつけた。前とは違い意識を戻される事もなく、時間ギリギリまで寝かせてくれた。 「ほら、水」 「ども…」 「じゃあまたよろしくな」 先輩は俺にキスすることもない。ただ枯れるほどにイカせて終わる。それで満足出来ているのか分からないまま俺はヒラヒラと手を振って先輩を見送った。 end.

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