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第1話

種馬として ラボに居引っ越ししてから3ヶ月 お隣に住む アメリカからやってきていた同業者 サンシャイン事 サンの今日は誕生日だ 「お誕生日おめでとう! ケーキは焼いたけど欲しいプレゼントは検討がつかなかったからリクエストしてくれ」 ちょっと体質的に太りやすい俺の趣味のひとつに料理がある お世話してくれるヒト耳さんの料理も不味はないのだけれど ダイエット用の料理となると栄養バランスにだけに重点をおいた料理をお出される ありがたい事だが それは味気なく自分で作ってしまった方がなっとく出来るとアレコレやっていたらば なんか腕が上がってしまったってわけだ 今も彼のバースディの為に作った料理が机一杯に並べられている 俺のことばにサンが満面の笑みを浮かべた 年上の男の人にいうのは変かもしれないけどれど 若いというより幼く見える彼は笑うと可愛かった 俺以外の他人に笑ってるところは嘲笑以外ほとんど見た事なかったけれど 「マリが欲しい マリが食べたい」 彼の唇から溢れてきた言葉の意味がわからなくて ポカンとする… 「はっ??????」 俺を食べる??? 女の子がこれを言われたら ポッとほほを赤らめる場面なんだろうけれども俺はれっきとした男で 綺麗だとは良く言われるけれど女性に間違われた事などほとんどないんですけど?? 「俺を食べる?? それってどういう」 クエスチョンを頭に沢山浮かべてる俺をサンがいきなり押し倒した! はっ!!マジでそういう意味なわけ!!!!!!!!! サンは整った顔してるけど男だし 俺は勿論女の子じゃないし   なんで!!!??? 「ちょっちょっと待って! マジで何考えてんだよっ」 俺は俺を押し倒すサンの頭を両手で押さえるがビクともしない この男細身のくせに結構力強いさすが元アスリートとか関心してる場合じゃない 俺の貞操がヤバい!ヤバい! 「最初会った時 真っ白で天使みたいだと思った」 はい俺芦毛ですから白いですよ でも背中に羽もないですし天使は大げさすぎだと思います 「俺みたいな男に笑いかけてくれて 親切にしてくれて」   お隣なのに最初から臨戦態勢で声なんかかけねーよ つーか そーいや 後で乱暴者だって聞いたけど俺には最初から随分大人しかったよね 「見返りも求めなかった…」 うん?ご飯作ったり並走したり昼寝してるのに毛布かけたくらいで 見返りって… 大げさだなぁと思ってると項をカリっと甘噛された ひやぁぁ!!!俺そこめちゃめちゃ弱いんですけど 「俺の腕の中に閉じ込めて何処にも行かせたくないと思った」 抱きしめる腕に力が籠る 項から首筋、肩口と唇でなぞられていく 「その髪にずっと触れていたい」 優しい手付きで髪をすかれる 耳たぶを甘噛され舌を入れられるといやらしい水音が耳に反響する 「ひゃっ……ぁ……」 俺の反応に気をよくしたのか耳全体を舐められる 俺のが身体大きいとはいえ上に乗っかられて体重かけられたら動けない し 手!手!サンの手が着物を割って内腿を撫でるのに 「ひっ!」 と肩を竦ませた 何?? 俺今から掘られるの!!??? 「やっやめてっ!お願いだから、あっ」 太腿を撫でていた手が下着の中に入ってくるのを必死で押さえるが手を掴まれて外される 「いっいやだってっ!」 身体反転させても凄い力で抑えられて動けないし割られた股間にサンのが当たって青ざめたデカい!さすが外国製 じゃなくて まさかコレを入れられるの???こわっ 俺超怖いよっ!! 「お願いだから!止めて!こんなの無理だってば」 俺が暴れたらサンのが更に熱いモノを押し付けられた 「ぅあっ」 尻の割れ目に擦り付けられて思わず声がでる なんか変な気分になるし怖いし情けないことに涙が出てきた でもサンはそんな俺を見ても止めなくて、俺の足を抱え直して思いっきり開かせるとソコを戸惑う事なく舐め回してきた 「ひゃぁ ん やっやだんっ」 前も舐められて吸われながら後ろも指で解されるけど怖くて力が入らない 「あっん」 指を二本入れられバラバラに動かされて奥を擦られる 「んぅ あ……はぁ」 いやそんな所を擦らないで!怖いのに気持ちいいとかおかしいよ!! 「ふっあっあぁぁんっ!」 サンが更に指を増やしてかき回すので身体が勝手にビクつくし変だから嫌だと足を閉じたけど 腰から尻を持ち上げるサンの好きにされる っていうか 舐めてるサンが目をあけると見えて居た堪れないんですけど 「んっ……ゃ」 恥ずかしいし俺の股に埋まってるサンの頭とか信じたくないのに頭がぼんやりしてくる 俺 男なのになんで気持ちいいの?? 「あぅんん~っ」 知識だけで知ってる多分前立腺っていうの?そこを触られるとビクビク前が震える はちきれんばかりに立った俺の先っぽをサンに指でぬるぬる弄られると腰が自然と動いてしまう 「はぁ……ぁ」 漸く離されたかと思うとうつ伏せにされる 今度は指じゃなくて熱くて太いモノがお尻に当たったので もう本当に抵抗できなくてサンのされるがままだ 「ふぅぅ……んっ ああぁっ」 後ろからゆっくり突かれると膝が崩れるけれどサンが腰を持ってて逃げられないし前立腺を擦られながら奥も責められてもうダメだ なんか頭の中でばちばち光ってもっと怖いよ~!! 後ろを大きく抉るように突かれながらあえぐ俺の着物の襟をくつろげたサンが すでに尖った乳首を指の腹で捏ねる 「ひあぁ… んん… いっちゃう…」 その瞬間サンが俺の項に噛み付いて熱い液体が中を濡らした 「あっああぁっ……あぁぁぁ」 身体中の力が抜けてラグに倒れ込むけど下半身はまだ繋がったままだったから無理な姿勢で寝転がるし背中からサンが抱きついてくるので逃げるに逃げれない 俺の頭と身体はもうグチャグチャで抵抗できないし逃げようという気持ちも起きなくてされるがままだ もう逃げないから抜いてよ!!って言おうとしたら顎を掴まれて無理矢理後ろを向かされる なんか すっごい切ない顔をしたサンに噛みつくようなキスをされる 「んっふっ……ん」 怖いって思ったのに嫌じゃなくて、求められることが嬉しくて応えてしまう 俺の舌とサンの舌が絡み合ってお互いの唾液が行き来する くちゅっという音が耳に響いてなんかエロいし頭も身体も熱いよ~!! もうグチャグチャでよくわかんないけどサンの事好きだからいいやとか思ってしまった自分がちょっと恐い! ようやく唇を離されると耳元に顔を寄せたサンが囁く 「好きだよ 世界中で1番好きマリが欲しい他は何もいらない…」 「あっ ん??」 既に朦朧とした意識の中でのサンの告白は 上手く頭に届かない 「うあぁぁぁぁっ!!」 項に噛みつかれて身体に力が入るけどそれより快感が強くて目の前のラグを握りしめることしかできない…… あれから何回も中に出されてもう動けない俺の身体をサンがお風呂に入れてくれたんだけど(もちろん一緒)俺は寝こけていたようで目が覚めたら朝だったし布団にちゃんと入ってたからサンが運んでくれたんだろうけど…… なんであの流れで俺の事襲ってきたのかさっぱりわからないんだけど だってサンは種馬として雇われて毎日取っ替え引っ替え美女とやってるのに…?? 項を何度も噛まれたせいか身体中痛いしなんか頭もガンガンするんですけど…… もうホント訳がわからないよ~!! 「はぁ……」 起き上がって歩こうとしたら 腰から力が抜けて歩けない事に気づく… 酷い酷すぎる!!!!俺はもう怒髪天を衝く勢いで布団から這いずり出て居間にい居た神妙な顔しているサンの頭を殴ったけど避けようともしないで俺のパンチを受けてもびくともしなかったしそれどころか俺の手首を掴み引き寄せる ほんと酷い…最悪だ! 「サンのバカぁ……お前なんか大嫌いだ!絶交だからな!!顔も見たくないから出ていけ!!!」 とか叫んだ もう声なんてガラガラだけど叫んだら目の前が真っ白になった 貧血だ!!!と思った瞬間サンに抱きしめられた。 「ごめん、マリ」 なんでお前が泣きそうなの??泣きたいのはこっちだよ 「お願い嫌わないで 何でもするから でも」 「でも?」 「マリの中が良すぎるのもいけないんだよ!! 俺の溶けるかと思った中がウネウネしてすっごく気持ち良くて理性なんて吹っ飛んじゃったじゃないか!!」 だぁぁ~~~~~~~~~~~~止めて!恥ずかしい 知らねーよ自分の中の事なんて!! 「ばっばか!! そーゆー事言うなバカ!!」 もう俺の頭大混乱で恥ずかしくて仕方ないのに サンは何を勘違いしたのかまた俺を抱きしめる 「もしかして すでに誰かに調教されちゃってた?」 とか 真面目な顔で聞いてくる 心配そこ? 「初めてだよ何もかも!! 俺の戦績知ってるだろ そんな如何わしい事してる暇なんて1ミリもなかったよ!」 「じゃあ初めてなのにあんなになっちゃったの?? もう!マリは俺を煽る天才だよ!!」 とか言い出す… 煽ってねーよ!! ばかばーかサンのばか!!とか 子供じみた悪態が口から出てるけどあまりにもサンの腕の中が居心地良くて…瞼が重くなる 「まだ本調子じゃなさそ 眠ったらマリ」 とサンに優しく撫でられた俺はとりあえずこの疲れきった身体の体力を復活させるために瞳を閉じたのだった… とりあえず終わり そして つづかなくてイイのにつづく!!!

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