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拘束/バルーンギャグ/目隠/フェラ/玩具/羞恥/くすぐり/前立腺責/3P/二輪挿 攻→マオ+聖 受→真白/視点 ◇ ◆ 【二人からの激しい責め♡~お仕置きエッチに感じちゃうなんて~】 「は?」 センスのないふざけたタイトルを見て出てきた言葉は、たったそれだけだった。 見せられた台本を手に取り、中身を確認してみると、そこには一番実現して欲しくなかった撮影相手が記載されていた。 「真白、やっと念願のマオさんと聖さんとの3Pが実現したよ!頑張っておいでね!」 前に聖さんが何気なく言った『マオくんも誘って3Pでもいいし』と言う発言。それがまさか実現されるとは。 「いや、無理だって。あの二人から攻められたら俺おかしくなるから」 「こんなに素晴らしい機会を逃そうっていうの?」 「圧すげーんだよ、やめろ」 確かにこれを断ってしまえば、AV界でトップに位置する二人との共演は二度とないかもしれない。今後もこの世界で生きる予定の俺は断る選択肢はないのだが、嫌過ぎて堪らない。 「…チッ、分かったよ出ればいいんだろ?出るけど手加減しろって言っといて」 「分かった!じゃあ頑張ってね!」 今まで見せた事ない位に輝いた笑顔を見せたマネージャーに内心腹が立ったが、台本を持ってその場を後にした。 ◇ ◆ 面白い位にとんとん拍子に進んで行くと、あっという間に撮影当日を迎えた。 関係性はそのまま引き継がれており、俺とマオさんは恋人関係で、俺と聖さんはセフレ。 実際、聖さんとの設定はめちゃくちゃになってしまったので分かりにくかったが、セフレだったらしい。 マオさんという恋人がありながら、聖さんとも関係を持った俺。その二人が実は知り合いで、話している内に俺の浮気が発覚した。というものらしい。 ド派手な赤い色のX字の拘束具に立った状態で固定された俺が、目を覚ました所から物語は始まった。 「ん…あれ?俺、何してたんだっけ…」 何が起こったか分からないという演技をして手足を動かすと、ガシャンと拘束具が音を立てた所で、黒い笑みをした二人が登場した。 「おはよ、真白」 「マオさん…?」 「おはよう、真白くん」 「!?…聖さ、何で二人が…」 「お前さ、俺という恋人が居ながら聖とも関係持ってたんだって?…どういうつもり?」 「そうだよ。俺とは遊びだったの?…俺は真白くんと付き合ってる認識だったんだけど」 二人からの追及に言葉を詰まらせて目を逸らす演技をすると、マオさんに乱暴に顎を掴まれて無理矢理顔を見る様に強制された。 「ま、いーわ。お仕置きとして二人で責めてやるよ。もう二度と悪い事なんて出来ねー様にな」 そこからは前に装着されたバルーンギャグを口内に入れられてしまい、俺の演技は終了となった。 「真白にはご褒美になっちゃうかもしんねーけど、嫌って程イカせてやるよ」 「そうだね…俺達の事弄んだ罪、たっぷりと味わって?」 「んぐ……?」 台本は『二人から責められる~fin~』という全く意味をなさないものだったので、今から何をされるのかがサッパリ分からない。 演技ではない本気の冷や汗がダラダラと流れる中、マオさんは前に立ち、聖さんは俺の後ろへ移動した。 後ろから伸びた聖さんの手は俺の目元へくると、柔らかいタオルを巻き付けた。 「ぐ…っ!うっ」 視界も塞がれ、体の自由も喋る事さえ許されない状況にやっぱりこんな仕事受けるんじゃなかったと心から思った。 すると突然股間に温かい感触が襲う。 「ふっ!?…ンン……」 ぬるりとした動くモノが俺の自身を包み込んだ。的確に動き出すそれはおそらくどちらかの舌。居た場所的にもフェラをしてくれているのはマオさんだと思われる。 「ンンっ…!?ん、ん、んんぅっ」 二人から責められる恐怖に全く反応を示していなかった股間が、高度なフェラテクニックにより無理矢理勃たされた。 それに意識が向いていると、後ろから胸をなぞられ優しい指遣いで胸の突起を刺激された。 「んん…っ」 ガシャンと拘束具が音を立てても、二つの刺激が止まる事はない。 ゆっくりと裏筋を舐め、先端を的確な強さで吸われ、指で玉をくすぐられた。 「ふ…ッ、うっ」 真っ暗な視界に明るくチカッと光が見えると、グッと体全体が強張った。 (やばい、無理だ。もうイク) そう思った瞬間、先端を吸い上げられて呆気なく欲を吐き出した。 「んぅぅぅ……」 「はっや、もうイッたの?」 「んぐぅぅぅ!!」 口を離したマオさんが吐き出した欲を利用してグリグリと先端を擦ると、強い刺激に体がのけ反った。 「真白くん、辛いねぇ。体ビクビクしてる。やっぱり彼氏のフェラは最高?」 胸を継続して弄る聖さんが俺の耳元で囁くと、それも強い刺激となり、更に体が跳ねた。 「…ふっ、ぐ、ぅぅ……」 「ま、一回イッた位じゃ終わってやんねーけどな?」 先端から指が離れて安堵していると、大きな振動音が聞こえた。 「!?」 道具を使われると分かり、必死に体を捩るもただ拘束具が音を鳴らすだけに終わる。 「っっんーーーー!!」 振動する玩具が先端に当たると背筋にゾクゾクとした快感が襲い、少しでも逃れようと腰を引いた。 「真白のイッたばっかの敏感なココに付けといてやるよ」 テープを利用して先端に玩具を固定すると、一段階強さが上がり更に強い刺激が与えられた。 「あーあ、タオルびしゃびしゃ。泣いてんの?涎もやべーな」 鼻で笑うマオさんの声に苛立ちながら、唸り声を上げると、プクリと口内の猿轡が膨らんだ。 「んぐっううう」 「はいはい、反抗的な態度取るとこーなるから気を付けろよ?」 「鬼畜だね、マオくん」 「だってたっぷり躾しねーとな」 「じゃあ躾も兼ねてここ触ってあげようかな~」 乳首から移動した聖さんの指はどんどんと下へ降りていくと、俺の一番苦手な場所でピタリと止まった。 「ンンンンッッ!!んっ、んぅっ」 「ココ、好きだもんね真白くん」 鼠蹊部に添えられた手はサワサワと動き出すと、今までにない位に拘束具が音を立てた。 「んぐぅぅっうっ、ぅ……!!」 「すげー反応。聖の手に反応するとか反省してねー証拠だろ?」 「んんん、んんっっ!!」 もうどちらの手か分からないが、前後から鼠蹊部を刺激されると我慢出来なくて激しく暴れて抵抗した。 「はは、可愛い。そんなに暴れたら疲れるよ?」 グニグニと動く指とくすぐるような指。正反対の刺激に叫び続けると、先端を刺激していた玩具も強度を上げた。それにより再び体が強張ると盛大に欲を放った。 「またイッたんだ。二回目なのにたくさん出たね?」 「ふぐぅぅ…っ、」 足が震え出して立っている事が難しくなってきた所で、玩具は取られ、早くも拘束が外された。 とは言え力が入らない状況が変わる事がないので倒れそうになると、体を支えてもらった。 ガクガクと震えた体でどちらかにしがみつくと、ゆっくりと二人に誘導されてフワフワのベッドへ寝かされた。 「もうあんま力入んねーだろうけど、お前暴れたら厄介だから」 そう言ってベッドに寝かされた状態で腕を一纏めにされてどちらかに押さえつけられた。 「真白くん、マオくんはきっと乱暴だから俺が優しく拡げてあげるからね?」 意味深な言葉をかけられた瞬間、足を大きく開かされた。 「んぅっ?」 膝裏を持たれて思いっきり開脚させられると、視界を遮られていても自分の格好が分かり、ブワッと羞恥が襲いかかった。 「んっ!んん!!」 「あはは、恥ずかしい?真白くんの一番恥ずかしい所が丸見え」 「すげーな。お仕置きされて興奮してんの?萎えねぇしヒクついてるしお前やべーな」 二人の言葉に更に羞恥が襲い、必死に足を閉じようと力を込めるも押さえつける力が強くてビクともしない。 「んんんん…っ!!」 暫く抵抗を繰り返してみても、全く効果がなかったので諦めて力を抜くと、タラリと尻に冷たいモノが垂らされた。 「んっ」 冷たさにビクンと反応を示すも、二人からの言葉はない。次の瞬間、いやらしい音を立てて後孔に指が挿入された。 「ぅ…っ、んぅぅ…」 「力抜いててね」 「ふぅ…」 「いい子」 痛いのも苦しいのも嫌なので素直に力を抜くと、聖さんの優しい声が耳に届いた。 クチュクチュとやらしい音を立てながら中を掻き回され、指が増やされていく。 今日はどっちが挿れるんだろうと考えて居ると、指が引き抜かれて代わりに何かが当てがわれた。 「!」 体が一瞬強張り、ビクッと反応すると頭上で俺の腕を押さえて居ると思われるマオさんに頭を撫でられた。 「苦しくね?大丈夫か」 マオさんの問いかけにコクコクと頷くと、グッと中へ挿入されていく何か。 「よし、入った。真白くん、まずはコレに可愛がってもらってね?」 聖さんがそう言った瞬間、ブブブと中で動き出す何か。玩具だとは分かったが、やはり突然動かれると驚いてしまう。 「真白くんのいいトコに当てとくから」 「ッッ!? ぐ、…っぅ、っぅぅ…」 前立腺に的確に当ててくる辺り相変わらずすげー技術だと感心してしまう。 「はい、中は任せて俺達は真白くんの弱い所いっぱい触ってあげるからね」 「ん…っ?ん、んんっ、」 手足をお互いに押さえつけられると、二人の指が肌に添えられた。 聖さんの手は鼠蹊部、マオさんの手は脇腹に添えられると、優しくくすぐられた。 「~~ッッ、んっ、んッッ、」 苦手な動きに力が入ると、中へ入れられた玩具を締め付けてしまい、前立腺への刺激が増した。それによりガクンと背中がのけ反った。 「一人で感じて忙しい奴だな」 上からマオさんの声がするが、もう強気に抵抗する力は残っておらず、ボロボロと涙が溢れ出て目元のタオルが湿っていった。 「おら、お前ここ弱いだろ?」 泣いてる俺を気にする事なく、弱い触り方で脇腹をくすぐってくるマオさんの手。聖さんの指も鼠蹊部を弄り出し、悶えながら暴れた。 すると、プクリと中に入れられた物が膨らんだ。 「んぐっ、──ッッ」 膨らんだ事により前立腺への刺激が増し、止まらない振動に中の刺激だけで絶頂した。 「あーイッたの?平気かよ、真白」 「ん、んッ、うっ、んっ」 平気なはずだろと思うが、言う手段はないのでただただ呻き声を上げた。その間もゆっくりと時間をかけて膨らんでいく中の玩具に焦り出した。 「口やばそうだから取ってあげたら?」 「そうだな。ついでに目も取ってやるよ」 バルーンギャグとタオルを取られると霞んだ視界に光が差した。 「う……あ、あ…っ、マオ、さっ、」 上から覗き込む少し久しぶりに見たマオさんに何故か安堵し、ボロボロと泣くとよしよしと頭を撫でられた。 「随分素直になったみてーだけど、これからが本番だからな?」 「…?」 「真白くん、おいで」 掴まれていた手足が解放されると、仰向けに寝転んだ聖さんに呼びかけられた。 「ほら、聖の上乗れよ」 これからする事が分からないが、力も出ないのでマオさんに支えられるがままに聖さんの上へ移動した。 「これ抜くから、聖に支えてもらっとけ」 無理矢理尻を突き上げるような格好へさせられると、膨らんだ玩具が動かされた。 「や…っ!あ…待って…大きい…っ」 「バルーンプラグだからな。かなり拡がってくれたな」 聖さんにしがみつきながら制止を求めるも、尻に挿入された玩具はどんどんと外へと引っ張られていく。 「あぁ…っ!!マオ、さっ!ゆっくりぃ、もっと、ゆっ…!!」 一気に引き抜かれた玩具。その刺激にガクンと体が跳ねると、聖さんに崩れ落ちた。 「大丈夫?」 「……なわけねーだろ、こんな攻めなら…最初から言っとけや」 「へぇ、相変わらず生意気なお口だね?」 聖さんにしか聞こえない音量で悪態を吐くと、聖さんは嬉しそうに笑いながら俺に口付けた。 「んぅ……っ、ふ、ぅ…」 「可愛い」 暫く深いキスを交わした後、優しい表情でそう言われると少しだけ気が抜けてしまった。 「…聖さんも可愛いよ?」 「…ドMだねぇ、相変わらず。この前散々いじめたのにまだその言葉使うわけ?」 「おい、二人で盛り上がってんじゃねーよ」 二人で会話をしていると、後ろから荒々しくマオさんが声を上げるとグッと両手を引っ張られた。 「…さて、力抜いとけよ真白?」 「…え?」 次の瞬間、あり得ない事が起こった。 「は?…ちょ、嘘…待て!待って、無理無理!流石に!!」 聖さんと騎乗位をする体勢にさせられたかと思えば、後ろからもマオさんのモノが当てがわれた。 拡張したのはこの為だったのかと理解したが、こんな短期間で無理に決まってる。しかし二人の動きは止まる事はなく、グッと中へ挿入された。 「真白くん力抜いて」 「真白、顔こっち向けろ」 どれだけ挿入される事には慣れていても体が強張ってしまい、これ以上二人のものが進めないと分かると、聖さんは俺の萎えてしまった自身を握って刺激してくれて、マオさんは深くキスしながら胸を触ってくれた。 (コイツらおかしい……っ) 頭の中でそう思ったが、刺激された事に力が緩み、少しずつでも受け入れている自分の体が一番おかしい。 「ふぁ…っ、あっ、んん…」 舌を絡めた深いキスの合間に甘い声が漏れ、力が抜けた瞬間に二人のモノが一気に奥まで挿入された。 「あっ、……~~!!」 ビリビリと走る強すぎる刺激に目の前はチカチカと光り輝いた。 「すげー、二人の飲み込んだな」 「てめ…ら、ありえね…っざ、けんなよ…っ」 いくらお仕置き設定だとは言え、ここまでするなら事前に教えておくべきだろう。 恨みを込めて二人にしか聞こえない音量で伝えると、挿入されたモノが奥まで進んできた。 「は、余裕ありそうじゃん」 「あるわけ、ね…だろがっ、」 「あはは、可愛い」 「かわいく、ねっ…ひぁっ!?あっ、やめ…そこダメ…っ」 「ココ?」 「ひぁぁぁあッッ!!」 二人の動きが激しくなるともう力が入らない。その後はもう叫び声を上げる事しか出来なかった。 「い、く…っ!!イクッッ、だめっ、」 「俺もイケそ」 「うん、俺も」 三人の言葉が揃うと、何度目かの絶頂を迎えて俺は二人のモノを思いっきり締め付けた。その瞬間、二人のモノから熱い欲が放たれた。 ◇ ◆ 「3P初めてだけど楽しかったよ。ありがとう」 「おー、二輪挿し出来るとかやべーな真白。やってみて良かったわ」 お気楽な二人がかけてきた言葉に腹が立ち、俺は持って来ていた台本をぶん投げた。 「危ねーじゃん」 軽やかに避けたマオさんがそう言うと、台本はバサリと床へ落ちていった。 「てめーらやりすぎ!!ていうか流石にここまでするなら自分でも解してきたわ!!」 「いやぁ、俺らも咄嗟に浮かんだからねぇ」 「浮かんだからねぇじゃねーんだよ!!」 「そもそも俺が居ながら聖と浮気すっから悪いんだろ」 「それ撮影の設定だから!!」 ぎゃあぎゃあと俺だけが喚いていると、ご機嫌なスタッフさんがこちらへやってきた。 「撮影お疲れ様でした。おそらく続編が出せると思うので、次はどんなものにするのか考えてて下さいね」 「やった、次も楽しみだねマオくん、真白くん」 「次は未空も出すかァ」 勝手に進んでいる話にゾッとしながら俺は大声で怒鳴り散らした。 「二度とお前らとは撮影しねーからなっっ!!」 完成した作品は何ヶ月にもわたりランキング1位を記録した。 その後、二人の影響もあるが、ランキング上位を連発する程に人気になった俺は、二人と同じくらいの知名度を得て、スリートップとしてこの業界を盛り上げていく存在になり、引退するまで活躍し続ける事となった。 end.

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