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第18話 推しDomがえっちすぎます ※

『乳首自分で触って』  エースくんからの指示に従う。くに、と胸の飾りを指先で摘む。くに、くにと角度を変えて摘んでいるとぷっくりと自立した。主張の強い胸の突起を見て下半身が熱を帯びる。見れば下着越しにシミができている。脚の間がどくんどくんと震えているのがわかる。由羽のものも勃っていた。 『触りました』  熱の篭もる頭でなんとか返事を返す。 『由羽が触ってるの想像しただけでやばい』  エースくんも余裕がなさそうに見える。 『由羽もかちかち?』 「っ」  何が、とは言わなくてもわかる。由羽のものも既にかちかちだ。 『かちかちです』  即既読が付いた。 『じゃあ一緒にしよ。僕が触ってあげる。僕の手だと思って触ってみて。僕も由羽の手だと思って触るから』 「っ」  お互いの手でするみたいに……。考えただけで、ぼんっと湯気が上がりそうだ。由羽はおすわりの姿勢で下着の中に手を差し込む。そこはびしょ濡れで触れるのを待ち望んでいたようだった。普段のように先端の滴を滑りにして幹の部分に手を添える。ゆっくりと上下に手を動かしていると、荒い息が溢れてきてしまう。  ーー……どうしよ、きもち……。 「はっはっ」  と全速力をした後のわんこみたいに、息を切らして。鏡に映る自分を目が捉えて離さない。  この姿、エースくん見たら喜ぶかな……。  たまらなくなった。我慢できなかった。灰色のボクサーパンツを脱ぎ落として、右手で屹立を撫で、左手で胸の突起をつつく。甘い吐息が洩れてしまう。  鏡を見れば、Kneelの姿勢をギリギリ保つ欲情したSubがいた。脚の間が濡れている。それは由羽自身だった。 「ふっ……う……あっぁ」  ぶるぶると下半身が細かく痙攣する。ぶわり、と鳥肌がたち、ピンっと胸の飾りを指先で弾くと下半身に響いた。 『イけよ』 「っああ……っふ」  エースくんからのメッセージを全身に浴びて、由羽は果てた。お腹と胸に白蜜が噴き溢れる。溢れて、こぼれていくそれは、初めて感じる気持ちよさだった。  かく、かくと腰を震えさせて、荒い息を整える。由羽は手に付いた白濁をティッシュで拭き取り、ゴミ箱へ投げ捨てる。  やば。あたま、めっちゃクラクラする。気持ちよかった……。 『すみません。イきました』  エースくんへ謝罪の言葉を送る。数分してから、返事が届いた。 『僕の言葉でイっちゃったの?』  由羽はきゅ、と口を固く結ぶ。 『はい。ごめんなさい』 『かわい』 『……エースくんは?』  すかさず由羽もエースくんに問う。すると彼は短く 『内緒』  とだけ返してきた。 『おやすみ。由羽』 『おやすみなさい』  ベッドに篭もる。ふわふわとした甘い気持ちに胸がきゅっと切なくなる。  俺は推しDomと繋がったようです。

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