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13.Night~捕らえられて

 ますます気分が落ちていく――……。 「お前ばっかずりぃ……」  男はオレの飾りを弄っている男に向かって羨ましげな声を出した。 「いいだろう? ほら、すげぇ色っぽい。売り飛ばすのが惜しいなぁ。ルビーみたいじゃねぇか。汗でてらてら光ってやがる」 「発汗作用だな」 「っひ!!」  奴は羨ましがる仲間に見せびらかすようにして、両胸にある飾りをいっそう強く摘んだ。  そうされて、オレの体が弓のようにしなってしまった。 「っつ、はなせっ、いやだ!! いやっ、ぁっ!!」  ジクジクと疼く体が憎らしい。  弄られている、たったそれだけなのに太腿の間にあるオレ自身さえも、身をもたげはじめている。 「こうやって力を加えてな? 上下に擦ってやると、ほら、もっと赤く尖ってきた」 「っあっ、いやだ、はなせっ!!」  尖った乳首がクリクリと上下に動かされる。  オレはただ、腰を揺らすことしかできない。

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