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3.Meet Again~同衾
ただ淫らに喘ぐばかりの口からは、飲み込めなくなった唾液が流れる。
「なかなかいい声で鳴いてくれるだろう?」
「金貨50枚だ」
「俺は100枚出す!」
「だったら俺は200枚だ!!」
頭上からは男たちが競り合う。オレを手に入れようと躍起になっている。
それでも、人買いは満足しない。
もっと、もっとと、金をつり上げるため、オレの体を集まった金持ちたちに見せびらかす。
人を人と思わず、奴隷として見る卑しい目をした奴ら。
そんな奴らがオレの感情を気にも留めず、珍しい物を手に入れるため、数字を言い続ける。
「いやいや、そんな程度じゃこいつはやれない。そこのあんた、この孔に指を突っ込んでみな」
跳ね上がっていく金額になかなか満足しない人買いはオレの腰を浮かせると、尻の割れ目にある孔にひとりの客を誘い込む。
焼けるような熱を感じた中に、ひんやりとした硬い指が挿し込まれた。
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