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6.番外編~我ら、アティファ副隊長を守る隊!

アティファ「オレはアティファ。オレもここの隊に入らせてもらってからあんまり時間が経ってないから、わからないこともあるけど、一緒に頑張ろうな」 手を差し出す。 新入り「よろしくお願いします」 アティファの手を握る新入り。 新入り(たしかに、アティファ副隊長は可愛らしいかもしれない。それにどこか、艶っぽいし……。あれ? 首筋にあるのって……) ヘサーム「アティファ、行こうか。あまり兵たちの邪魔をしてはいけない」 アティファ「そうだな」 新入り「なあ、ヘサーム様はアティファ副隊長の腰に手を回して行ったぞ? それに、アティファ副隊長の首筋にあった赤い痕って、アレって……」 兵士1「つまりは、そういうことだ」 兵士2「だから、ヘサーム様に用がある時は、必ず、できるだけ大きな足音をたてて行くんだぞ? 夜は特に、だ! いいな?」 兵士3「あと、抜け荷の現場をおさえる時だが、アティファ様には指一本でも触れさせるな」

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