83 / 104
第83話 キヨside夢中になって※
赤く腫れぼったい胸元の印を見せつけながら、首を傾げて舐めようかと尋ねる玲は、可愛いやら、エロいやらで俺はもう爆発寸前だった。
ここで玲に咥えられたら、直ぐに出てしまうのは間違いなかった。それは流石に恥ずかしいし、挿れないにしてもそれに近い事はしたかった。俺は玲を抱き寄せると言った。
「ありがとう。でも直ぐ逝っちゃいそうだから。それより玲を味わわせて…。」
そう言って、玲の唇に強く自分の唇を押し当てた。そして玲の方から伸ばしてくる甘える様な舌を悪戯に食んだりして焦らすと、まだヌルヌルする玲のお尻を指でなぞった。
ビクンと背中を反らす玲が可愛くて、俺はもう一度玲をうつ伏せると、サッと自分の濡れた下着を脱いで、潤滑ジェルを手に出した。それを玲の窄みや股間に塗り広げると、俺の方を肩越しに見つめる玲にキスして言った。
「俺のこれで撫でさせて。」
そう言うと、玲はあからさまに顔を赤らめてコクリと頷いた。俺は自分でもどれくらい持つか分からなかったけれど、自分の昂りの根元を持つとゆっくりと玲のそこをなぞった。
チュクチュクと玲の窄みを撫でると、時々キュっと吸い付く感じがして、俺を馬鹿みたいに興奮させた。このままでは挿れちゃいそうだったから、ヌルヌルと前の方へ重ねる様になぞった。
玲は股間の間をグッと強く押すのも感じる様で、甘い喘ぎ声を出した。気持ち良いのかお尻を突き出す玲がエロ過ぎて、もう馬鹿みたいに擦り付けたくなってしまった。俺は玲に足を閉じる様に頼むと、ヌルヌルと自分の昂りをゆっくりと挿出し始めた。
それはまるで交わりそのものみたいで、俺は張り詰めていたこともあってもう止まることなんて出来なかった。馬鹿みたいに腰を振り立てて、大きく抜き差しすると玲も気持ち良いのか甘く呻き出した。
俺は玲の腰を掴んで、パチュパチュと肌が触れ合う音に煽られて、自分でも夢中で玲の股間に自分のそれを擦り付けた。切れ切れの喘ぎ声が切羽詰まって来て、俺は自分のそれも限界だった。
「逝くぞっ、玲っ。」
そう言って自分の昂りをもう一度掴むと、玲の窄みに押し付けてビュクビュクと吐き出した。玲のそこは卑猥にもヒクヒクして、俺の先端に吸い付いて、何なら少し入ってしまった。それは馬鹿みたいに気持ち良くて、興奮して、俺は全然収まらなかった。
すると玲が、腰を突き出して俺に言った。
「うぅん、キヨくん、挿れて…。やっぱり僕、キヨくんと最後までしたい…。」
ズクリと昂りが震えて、出したばかりなのにまた硬くなって来たのが分かった。俺は思わずヒクヒクと俺を誘う玲の甘やかな場所に、自分のそれを当てがって腰を突き出した。
ともだちにシェアしよう!

