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第2話

「ほら、こっちへおいでクロユリ。私は今君に負けたところなんだよ♡」 負けたと言う割にはにこにこと嬉しそうなリヒトの様子に内心怯えつつ、近寄って、自らのご主人様の足元にしゃがむと、その膝に頭を乗せる。 「ふふ……僕のかわいいクロ……♡一番最初にお前の子を産んであげるからね……♡」 膝に乗せられた頭を撫でくりまわすと、クゥーン、と甘えたような声を出して気持ちよさそうに目を細める。 その様子を微笑ましくそうに見ていたリヒトは何かを思いついたようににこり、と笑みを浮かべた。 「君たちは本当にかわいいね……♡二人の様子を見ていたら勃ってきちゃった……♡」 「リヒト様ったら……変態♡」 ミュゲがリヒトの熱を帯び始めた中心をクチュクチュ……と軽く手で扱くと、一回目の熱が残っていたそれはバキバキと固く、立派に立ち上がる。 「もう一度入れるよ……♡」 「はい♡」 背面からずぶずぶと音を立ててちんこがあなるに沈む様子をクロユリにわざと見せつける。 「ふあぁぁぁん♡ お゛ッ♡中入ってりゅっ♡」 ブチュ!と先ほど中で出されていた精液がつかれるたびに溢れてくる。 「クロユリほら見て、ミュゲに出した私の魔力種が溢れてきちゃってるよ♡舐めとってご主人様に返してあげて♡」 ペロ……じゅるじゅるじゅる……ペロペロペロ……。クロユリは丁寧に、二人の連結部を舐めると精液を含んだ口でミュゲに濃厚なキスをする。 「あ……♡クロ……♡んぉっ♡ふっふぁ♡クロにチューされながらリヒト様にメスにされてるところ見て……♡」 「はい、犯されて気持ちよくなってますね、俺の子を孕むって言ってたのに。」 「はは、ワンちゃんは独占欲が強いみたいだね。流石は黒狼の血だ。」 ミュゲにキスをして近づいていたクロユリの真っ黒な耳をリヒトは撫でる。クロユリの血筋が黒狼であることは、ミュゲの一家と、その知識から一発で見抜いたリヒトくらいしか知らない。 「んアッ!耳は触らないでくださいっ神経がいっぱい、アッ!ヒャアッ♡」 お構いなしに獣耳を優しくいじられ、クロユリは情けない声を出してミュゲに助けを求めるように縋り付く。 「アッ♡んっあんっ♡クロ……♡おちんちんふっくらしてるね♡僕が犯されるの見て勃っちゃった……♡?」 耳元でそう呟くと、顔をミュゲの肩に埋めたまま小さくこくりと頷いた。 「クロユリ、私にも見えるように、服を全部脱いでみせて♡」 「はいリヒト殿下……。」 渋々といった表情でゆっくりと服を脱ぎ去る。開発されて肥大化した乳首や、獣人特有のごつごつとしてグロテスクな男根がブルンと外気に晒されて、思わずブルブルッと生理的に身震いする。 「かわいい♡あんっ♡あんっ♡はーぁ♡僕のクロ、かわいよっ♡」 ぐぬっぽ……ぐぬっぽ……♡とゆっくりした動きで下から突かれ嬌声を上げながら、自らの犬を褒めることは忘れない。 「ほら、ご主人様も嬉しそうだ♡クロユリ、そのテーブルに腰掛けて股を開いて、ご主人様のセックスを見てオナニーしなさい。立派なペニスをシコシコして、気持ちよくなりなさい♡」 「わかりました。」 クロユリは大人しくテーブルに座ると男らしくがばりと股を開きその中心の昂りを扱き始める。 「ふっ……うっ……、」 「オッアッアッアッ♡クロ♡見て♡僕の乱れてるとこ♡♡♡ あぅ……ッ……っ!あっ……♡王族おちんぽに負けて気持ちよくなっちゃう♡」 「ご主人様……!綺麗です……!気持ちよくなってるご主人様のせいでちんぽがビンビンで……はぁはぁ!」 その様子を見ながら、リヒトはさらにミュゲの乳首をいじり始める。 「アウッ!!!♡乳首もいじいじされてるっ♡気持ち良いよぅっ♡うぉっ♡あっあっ♡」 「ほら、クロユリ、ご主人様と同じようにやってごらん。」 クロユリは片方の指で自らの胸の飾りを摘むとつまんだりこねたりしながらその快楽を享受する。 「ふぁ、あ゛あっ♡♡や゛らあぁッ♡♡も、むり……ッ♡♡イッちゃいそうです……♡♡♡乳首キちゃうッ♡♡気持ち良いのキちゃうッ♡♡♡あッ……イ……くぅううん♡♡♡」 「いいよ♡クロ♡ほらっ♡イケ♡」 ミュゲがそう命じるとよく躾けられた犬はプシャッ!!!と精液を飛ばして達する。背中をのけぞらせて、ビクン、ビクンと震えながら、快感の波が過ぎるのを堪える。 「クロユリは本当に良い子だなぁ……♡ミュゲのことが本当に大好きで精子ぴゅっぴゅっしちゃうほどに……♡もっと大好きなご主人様と繋がりたいよね。でもアナルは私のおちんちんでいっぱいだからなぁ……♡」 ゴッ!ゴッ!ゴッ!と下から突き上げるたびにミュゲは甘い嬌声を漏らす。決定打にならない緩慢な突き上げが続いたせいで甘イキが続き、ミュゲのペニスからはだらだらと精液と先走りが混じった液体が絶えず溢れ続けている。 「リヒト様ぁっ♡おちんちんで……♡アッアッ♡僕のおちんちん思い切りびゅっびゅしたいです……♡」 懇願するようにリヒトの頬にちゅ、ちゅと可愛らしくキスをする。 「そうだね、クロユリ、ご主人様のかわいい雌おちんちんを、雄にしてあげてくれる……♡?」 「ふぁ……♡はいっ……♡ご主人様のおちんちん♡俺のおまんこですぐ気持ちよくします♡」 先ほど自分が出した精液を指に絡め取ると、グチュグチュと自らの窄まりへと指を入れてほぐす。決して竿を受け入れりのが初めてではない後孔は、その刺激だけで期待でひくひくと震え、受け入れの準備を完了する。 「ご主人様……♡」 すりすりとミュゲに抱きつくと、首元に顔を寄せて甘えた声を出す。 「あらあら、すっかり雌犬スイッチが入っちゃったね……♡おいで、僕のこと、クロのおまんこで気持ちよくして♡」 「はい……♡」 ずぷっずずずずず、とクロはミュゲのペニスにお尻の穴をくっつけると中へ飲み込んでいく。ミュゲのペニスの形をすっかり覚えてしまっているそこは、待ってました♡とばかりにペニスを包み込みフィットする。 「す、き゛ッ……♡♡♡すき、すきぃッ♡♡ご主人様大好き♡♡♡」 可愛らしく鳴きながら、ずっぽずっぽと腰を上下させて自らの内部で愛しいご主人様のちんぽを扱く。リヒトもその抜き差しに合わせてズンズンとミュゲの結腸を突いては奥をぐぽぐぽといじめる。 「だめだめだめぇえ♡♡♡前も後ろもっも゛っ、気持ちいぃぃぃ♡♡♡ぇえ♡♡♡あ♡あ♡♡しあわひぇ……♡♡二人から愛されて♡♡♡ん゛、ぅうっ……♡♡」  ちゅ、ちゅ……♡とミュゲとクロは抱き合いながらキスをする。その恋人同士の二人の可愛らしいキスにムクムクとリヒトの男根に血が行き渡る。 「んアッ♡大きくなってりゅ!?♡♡」 「二人を見てたら、この雌二人を孕ませたいって雄チンチンが反応しちゃってね♡」 抱き合うクロユリとミュゲをそっとソファに横たえると、ぱっくりとあいたミュゲの穴へと狙いを定める。 「二人まとめてイかせてあげるからネッ♡♡♡!!!」 そのままバチュン♡♡♡と思い切り奥まで突っ込むとその振動でミュゲのペニスもぐぽっ♡♡♡とクロの奥まで入り込む。 「あガッ♡ま、ぁ゛ぁ、~~~~~~~~ッ!!!?♡♡♡あひ、い、ぎぃぃ♡♡♡ひッ♡ぁう゛ぅ♡♡お゛ッうぅ゛!!?♡♡♡♡♡が、ひゅッ、ひ、い゛ぃぃ♡♡♡お゛♡ごぉッ♡♡♡ぎ、あ゛ぁぁッ♡♡♡」 ガッガツガツ、とリヒトが激しくつけば同じようにクロも突かれ、意味をなさない喘ぎばかりが口から漏れる。 「こうしてるとっ……♡ほらっ♡二人ともまとめて抱いているみたいですね……♡♡♡」 「あぅ……っ!あっ……♡やぁ……♡っむり……ッ♡♡ふか、あ゛ぁ♡ッふかいィッ♡♡♡ふぁ、あ゛あっ♡♡ふかいよぉオッ♡♡も、らめ……ッ♡♡あっ……♡あはっ♡♡♡イキそ♡♡♡リヒト様のおちんぽとクロのおまんこで♡♡♡あッ……イ……くぅうう♡♡♡」 「私もッ!!!イキそうです♡♡♡かわいい二人に種付けしてあげますね♡♡♡ほら!!!孕め、二人で孕んで双子ママになれっ♡♡♡イケイケイケッ♡♡♡♡♡!!!!!」 一際激しくリヒトが突き上げると、奥へとまた熱い精液が放たれた。 「んん♡♡んんん♡い゛っ……ッ♡イぐ……♡♡♡ひい゛っ、あ゛、う゛ぅ♡♡あ゛っ、イくうぅぅん♡♡うぁん♡お、お゛ッ、――ッ♡♡♡はーーっ♡はーーっ♡♡♡」 ビクビクビク!と震えながらミュゲも達する。精子がクロの奥へと流し込まれてゆく。 「ご主人様ッ♡♡♡あったかいっ♡♡♡クロのお腹の中にご主人様のせーし、嬉しいですッ♡♡♡」 「ハァ、ハァ……♡♡♡じゃあクロ、イッて♡♡♡」 「おっほ♡♡♡♡♡」 よく躾けられている犬は、主人のその言葉と共に達する。ピュルッと勢いよく飛び出した精液は、ミュゲの腹や顔へとかかる。射精後の気怠さの中でも主人に対しての粗相の始末は忘れず、自ら出した精子をペロペロと舐めとって綺麗にした。自らから抜き出されたミュゲのペニスをペロペロと舐めて綺麗にし、さらにミュゲから抜き出されたリヒトのペニスまで綺麗に舐めているクロユリを二人は愛おしげに眺める。 「かわいいねぇ、クロユリは……♡」 「いくらリヒト様でも譲りませんよ♡」 「私は二人まとめてかわいいのさ♡♡♡」 そう言うとリヒトはいましがた抱いた二人のメスの額へと交互にキスをした。 ・・・・・ 夕食を終え、寮の自室へと戻るとそのままベッドへと倒れ込んだ。貴族へと与えられる自室は広く、ベッドも一人で寝るにはもったいないサイズだ。つまりセックスができる十分なサイズである。 「疲れた~!でも良い一日だったな♡」 お腹をさすさすと撫でる。リヒト様から注がれた魔力が、体中をめぐり力が湧いてくるような気がした。魔力も合う合わないがある。人によってはまったく器が受け付けないなんてこともよくある。その分リヒト様とクロはミュゲにとっては体も魔力も相性バッチリの相手なのだ♡ 「ご主人様が満足したならよかったです。」 精神的に少し疲れたのであろう、クロは少しだけ元気のない尻尾を揺らして制服から部屋着へと着替える。そしてミュゲの部屋着を手にするとベッドに倒れ込むミュゲの服を着替えさせようと制服のブレザーを脱がせ、ワイシャツのボタンを外した。 「クロ……♡」 「はい。」 「早くここにお前の子供を宿してあげたいな♡」 まだ情交のあとが残る肌はなまめかしい。わざとそれを見せつけるようにお腹を撫でる。 「……なら体が冷える前に服を着てください。」 心をかき乱されずに部屋着に着替えさせようとするクロユリの手を掴むとそのままベッドに引き摺り込む。 「……ご主人様。」 「ん?どうしたの?」 くすくすくすと笑いながらクロの胸に顔を埋めながら抱きつく。鍛えているクロが僕如きに腕を引かれたとて振り払うことは容易だ。けれどもそれをせずにクロは大人しく僕にされるがままになっている。 「今日のご褒美、まだあげてないよ?」 「……もらってます。毎日がもう十分にもらってるんです。俺は……奴隷なのに。」 「クロ、お前は奴隷じゃないよ。た、し、か、に!奴隷市からお前を買って、下手したら性奴隷まがいのことを、した!したな?あれ、性奴隷みたいな扱いしてるな?いや違うんだクロ!!!」 「ふはっ!わかってます。俺は性奴隷でも構いませんよ?」 「違うんだクロ~!!!」 墓穴を掘ってしまい珍しく慌てふためくミュゲにクスリとしながら、クロユリは問いかける。 「では俺はご主人様にとってなんですか?」 「番。」 そう即答すると、ミュゲはおでこをコツンと合わせて目をつぶる。ミュゲはこの行為が好きだ。頭は物事を考える場所だ。各々が考えていることを完璧に知ることなど不可能だ。逆に言えば自分の思い全てを相手に伝えることも不可能だ。だからミュゲは何かを本気で伝えたい時、頭をくっつける。どうかこの思いが全て伝わりますように。どうか君への想いがちゃんと君を包んでくれますように。 「あのね、クロは僕の一番なの。だから愛しくて仕方がない。」 額から伝わる熱に心地よさを感じながら、クロユリは半裸の主人のために毛布で自分ごと包む。そして温もりを感じながら頷く。 「……はい。」 「君は親に捨てられたんだと言っていたから、ひとりぼっちなんだと言っていたから、クロを僕の犬にして、それから初めて君に抱かれたときに心の底から君に家族をあげたいと思ったんだ。」 目を開けるとクロの赤い瞳と目が合う。そのまま微笑んでクロにキスをする。 「ずっとそばにいて。」 「それはこちらのセリフです。離さないでください。俺をひとりにしないで。」 「もちろん!」 ぎゅうっと強く抱きしめると同じようにぎゅうっとクロが抱きしめ返してくる。 「クロは本当に良い子だからどれだけご褒美をあげても足りないくらいなんだ……本当は今すぐにでもクロの子供が欲しい。」 「それは……本当は俺もです。あなたを……孕ませたい、し、あなたから孕ませて……、」 言いかけて口をつぐむが、ミュゲは耳ざとくその言葉を聞き流すことはなかった。 「え、えぇ♡クロってば僕の子種も欲しいの♡♡♡!?」 かわいい~!!!!と頭をくしゃくしゃに撫でればそっぽを向く顔とは裏腹に尻尾は嬉しそうにブンブンと動く。 「じゃあ子作りの練習、しよっか……♡」 そう言いながらすりすりとクロの足に自らの足を絡める。 「どっちが良い……♡?パパになるのと、ママになるの……♡」 「パパになりたいです……♡子種をご主人様の胎にびゅっびゅしたいです……♡」 「良くできました♡」 そう言うとミュゲは自らのズボンを脱ぎ去り、一糸纏わぬ姿となる。 「綺麗ですね。」 クロは思わず感嘆の声を漏らす。闇の中でまるで薄く発光するかのような白銀の髪と白い肌は滑らかで妖精だと言われても全ての人間が信じてしまいそうだ。 「知ってる、けど一番好きな人にそう言われて嬉しい。もっと僕を見て♡」 上から下までまじまじとクロに見られミュゲは興奮してしまう。そのままクロユリを上から覆い被さるようにベッドへと押し倒す。 「こうやると犯してるみたいで変な気持ちになっちゃうね……♡まあ実際クロのこと犯し尽くしてる変態ご主人様は僕だけどね……♡」 にやにやとしながらせっかく着た部屋着を全て脱がすと、お互いに生まれたままの姿で抱き合った。 肌と肌が触れ合う感覚が心地よい。鼻腔を掠めるクロの匂いも全てが好ましく、もっと深くまでこの雄を受け入れ繋がりたいと言う気持ちがムクムクと湧いてきて、息子もムクムクと元気になる。 「ご主人様……。」 「そろそろ名前で、ミュゲって呼んで。様もつけないで。僕らはひとつになるんだから敬語も身分も必要ないよ。」 「……わかった、ミュゲ、あなたからのキスが欲しい。良い子だよって言っていっぱいキスして欲しい……。」 「もちろんだよ!クロ♡僕の良い子ちゃん♡」 クチュ♡とまずは口にキスをする。舌をクロの口内に差し入れて蹂躙する。歯の裏側を舐め、口蓋の上部を舌で強く刺激しながら舐めると、その刺激に素直にビクビクと体を震わせる。そのままクロの舌を捕まえて舌同士で絡ませ合えば、クロはあふ、あふ……♡と苦しそうにしながら飲み込めなかった唾液をツーと溢れさせる。口を離して唾液をペロリと舐めてやると、クロは顔を上気させながら期待した目でこちらを見てくる。 その様子にゾクゾクゾクッ♡としながら、チュッ、チュッと音を立て、様々な部位にキスをしつつ下へと移動する。男らしい首筋に浮かび上がる血管、立派な喉仏。鎖骨から雄っぱいへ。 大きく肥大した乳首にキスをしてから、優しくつまんでやると、クロは切なそうな吐息を漏らした。 「んぁっ……♡ミュゲ……俺のおっぱい……どうかな……?」 「僕のためにこんなにおっきくしちゃって、最高に決まってるよ!♡♡♡」 照れながらもそう尋ねるクロがあまりにも可愛くて、思わず激しく胸を揉みしだき、乳首へと噛み付く。 「ひゃっ!?♡♡♡だめっ♡それしゅぐイっちゃうぅぅ!!!我慢できなくなっちゃううぉっ♡おっぉっ♡」 はー♡はー♡はー♡と荒い息を吐きながら、快感の波をやり過ごすクロの男根はすでにバキバキに立ち上がり、苦しそうだ。 「すごいねクロ♡もうおちんちんがこんなにバキバキになってる♡」 ちゅ♡と亀頭にキスをするとビクンッとクロは体を震わせる。クロは犬の獣人であるため、その陰茎には「亀頭球」と呼ばれるこぶ状のものがある。これは興奮して勃起状態になると膨らみ、穴に挿入するとこの膨らんだ亀頭球によって、完全にロックがかかり、陰茎が容易には抜けなくなる。すでに若干膨らみ始めたそれを見て、ミュゲは急いで自らの尻の穴を解す。完全に膨らんでしまうと挿入は困難を極める。 自分の股間を触ると先走りですでにベトベトであった。セックスに慣れた体はすでに雄に犯される準備ができている。先走りを手に取り、クチュクチュと穴をほぐせば、ミュゲのピンクの縦割りアナルはもう準備万端です♡と言わんばかりにヒクヒクと男を求めて震える。 「入れるね……♡」 「はい……♡」 騎乗位の格好で、クロの獣おちんちんを握るとそのままアナルの入り口に当てる。自重を使って、ずぶり、ずぶり……と腰を落とせばクロの形を覚えたそこはすんなりと体の奥までクロを迎え入れる。 「オ"ッ♡♡♡はー♡はー♡入ったぁ♡♡♡クロの雄ちんぽ、中まで入ったよぉ♡」 「ミュゲの中、あったかくて気持ち良いです♡♡♡ひだがぐにゃぐにゃって♡俺を包み込んで♡♡♡愛されてるって感じさせてくる雌まんこ♡♡♡」 「そうだよぉ♡♡♡愛してるからクロのおちんちんがくると嬉しくなっちゃうのぉ♡♡♡」 ちゅう♡と顔を近づけてキスをする。そのまま舌を絡ませ合いながら、お互いの唾液を交換するようにぬちゃぬちゃ……♡といやらしいディープキスをする。満足するの、片手で唇をぬぐいミュゲはにやりとした。 「動くよ♡」 「ま、ゆっくりっ!うぐぉっ♡!!!!」 クロの声も虚しく、ミュゲは容赦なく自らの腰を上下に動かし始める。 パンパンパンパンパンパン♡♡♡♡♡ グッポグッポグッポグッポ♡♡♡♡♡♡♡♡♡ ミュゲの尻がクロの下半身に当たり激しく音を立てる。 「ひっ……!!やぁ……っんんん……っ♡♡♡!はぁーッ……きもち゛ぃぃッ……!♡♡♡♡♡ん、ん゛ぅう゛っ!♡うぅ……っ♡あ゛っ♡♡お゛っ、ん゛んっ!!ひっ♡♡♡す、き゛ッ……♡♡♡すき、すきぃッ♡♡あッ♡あッ♡あッ♡」 「あっ♡はっ♡気持ち良いねぇっんあんっ♡これじゃどっちが犯してるのかわからないねっ!!!♡♡♡」 「ひゃいっ……♡♡♡ミュゲに犯してもらって♡♡♡気持ち良くなっちゃってまうおお゛ん♡アンッ♡♡♡」 言い終わる前に二つの乳首をギュッとつねるとクロの体は痙攣し、おちんちんまで中でびくりとする。 「ほら♡♡♡まずは一旦出しちゃいましょうね♡♡♡雄ミルク子種を僕の雄おまんこにピュッピュしましょうね♡♡♡」 肥大化して大きくかつ赤黒く変色した二つの乳首をこねくり回して引っ張るとすでに限界に近いクロは背中を跳ねさせながらビクビクと震える。けれどもきちんと待てを仕込まれたおちんちんは、健気にご主人様の命令を待った。 「クーロ♡イケ♡♡♡」 ミュゲは自らの尻を高く持ち上げて、どちゅん!と一際強く挿入しながらクロへと命じた。 「オ"ッ♡♡♡アオン♡♡♡♡♡♡」 どぴゅっ!ビュルルルルルル!!!! クロは勢いよく射精すると、ふっ♡ふっ♡ふっ♡と浅く息を吸いながら、快感を逃がそうとする。 お腹の中でクロのペニスが膨らんで精子をピュッピュと出す感触を感じ愛おしく思いながら、射精が落ち着き、ふーーー♡ふーーー♡と必死に興奮をおさめようとする自らの雄の頭を優しく撫でた。 「まだ終わっちゃダメだよ♡」 興奮を抑えようとしていたクロのアナルに、グチュ♡と指を入れると、ちんぽ側の、ぷっくりとした膨らみを指で押す。 「うおッ♡♡♡」 そのままキュンキュン♡と前立腺を刺激してやれば、ムクムクッと胎内でクロのちんちんが再び元気を取り戻す。 「クロ♡まだ僕イッてないの♡クロの子作り甘々セックスでイカせて欲しいの♡」 「はい♡♡♡任せてください♡♡♡子作り甘々セックスしましょう♡♡♡」 クロは起き上がるとミュゲを抱きしめて深くキスをした。そして中にペニスを挿入したまま、ゆっくりと抱き上げミュゲをベッドへと横たえた。正常位の状態で抱き合いながらお互いの身体を弄り合い、溶け合うようにひとつになる。 「んっ……♡クロ、あったかくて気持ち良い……♡」 「俺もです……♡動いても良いですか……♡?」 「うん♡いっぱい気持ち良くして……♡」 クロはミュゲの足を持ち上げると、優しく、けれども強く突き始める。中から前立腺を突いてやりながら、ミュゲのペニスのカリを丁寧に指で撫でてやると、線の壊れた水道のようにチョロチョロと白濁した液体が出てくる。 「あうぅぅん♡あっ♡イッてる、気持ちいいのずっと続くの♡」 「トコロテンしちゃってますね♡もう少し突いてお潮もふきますか?それとも奥でもう気持ち良くなりますか♡?」 お腹の方を優しくさすってやると、ミュゲはとろんとした瞳でクロユリを見つめながらお願いする。 「奥で……♡大事な大事な雄子宮に子種いっぱい注がれながらイキたい……♡♡♡」 「わかりました♡♡♡……絶対孕ませてやるからな。」 耳元でそう囁いてから、より一層強く、奥の窄まりを穿つ。 そのままゆすってやると絶え間ない嬌声をあげる。 「あっ♡あっ♡あっ♡あんっ♡んんんんんん♡!!!!イきそ、きて♡♡♡奥来て!!!!♡♡♡」 「はい♡♡♡赤ちゃん作ってくださいね♡♡♡」 ずぷっ♡と勢いよく突くと亀頭が結腸の中へと侵入する。その勢いでミュゲは背中をのけぞらせる。 「かっはっ♡♡♡!!!!う、あ、クロ♡♡♡♡♡イッてぇぇぇぇ♡♡♡」 「ウッ♡♡♡」 勢いよく精液が噴射されると、膨らんだ亀頭球が確実に雌を孕まそうとつかえになり外れなくなる。開かれたままの結腸が圧迫されたまま、ジョロジョロと精液が流れ込む感覚にミュゲも電流が走ったようにイく。 「あッ……イ……くぅうう♡♡♡!!!!!!」 長い射精をしたまま、力を抜いたクロがミュゲの体へと力を抜くようにして倒れ込む。その重さを感じながら、精子が卵子を襲い受精させる光景を思い描いた。 「学園を卒業したらこの胎を変えて、すぐにでもクロの子供が欲しい。」 セックスが終わった後の怠さの中、お互いの存在を確かめるように抱き合い、何度も軽いキスを交わしながら会話を交わす。 「そこまで子供にこだわらなくても……俺はご主人様といられるだけで幸せですよ。」 いましがた大量に種付けしたミュゲのお腹を撫でてやりながらクロが言う。 「クロに家族を作りたいと言うのもあるけれど……獣人の子は産まれた時は獣の姿しか取れないんでしょ?」 「はい。そうですね。成長するとともに人への変化を身につけます。」 「なら……絶対可愛かったでしょ、クロ。」 真剣な顔でクロを見つめるミュゲに思わずクロは吹き出す。 「かわいいかどうかは知りませんが……あなたならきっとかわいいかわいいと撫でてくれたでしょうね。」 疑いようのない愛がここにはある。 「もちろん!クロの小さな頃だけは可愛がることができなかったからね。産んであげたかったな、クロのことも♡」 「今はもう可愛くないですか?」 「とんでもない!クロはずっとかわいいかわいいだよ♡」 頭を撫でてやるとくぅぅん♡と甘えた声を出す。 「あ、ところで今日のご褒美、まだあげてなかったけど何が良い?なんでもシてあげるよ♡」 そう言うと、クロはしばらく悩んだのちに呟く。 「……パンケーキが食べたい。」 「パンケーキ???」 予想と違う答えに思わず気が抜けた声で聞き返す。 「ご主人様の作ってくれたパンケーキ……、奴隷市から買ってくれた日に食べさせてくれたものをまた食べたいです。」 「そんな簡単なもので良いの?」 「俺にとっては一番のご褒美なんです。」 ぎゅっとミュゲを抱きしめると甘いキスをする。ミュゲも同じように抱きしめ返す。 「愛してるよ、クロ。」 「俺も愛しています、ミュゲ。」 疑いようのない愛が、ここにはある。
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