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【7】Pale blue-eyed jealousy ※モブユン ※微
※2ページと短いながらモブユン要素がございます。該当ページ番号に「※モブユン」の注意喚起がございますので、苦手な方は飛ばしてお読みください(今回は何があったかはその次ページを読めばわかる仕様となっております)。また微ながらメインカプ(ソンジュ×ユンファ)のちょっとえっちなシーンもございますので、無理やり等ではないものの、念のためそちらにも「※」をつけております。※
×××
「…ですからユンファさん…どうか俺と、結婚してください…――。」
「………、…」
僕の目をうっとりと見つめながらそう言ったソンジュさんに、僕は――うつむいた。
顔からサアッと血の気が引いてゆく――。
「……、……、…」
目が回る、――ありえない、ありえない僕なんか、僕なんか僕なんかを、…僕なんかを誰かが愛するわけない、このブサイク、僕体しか価値のないオメガ、お前なんか無料の体だ、マゾの変態、僕なんか無料僕は、僕救われるわけない、僕は穴だ。お前はただの穴だ。男を喜ばせるためだけに生まれた穴なのだ。お前はおまんこだ、僕は公衆肉便器僕汚い体で、僕、僕なんか、お前などタダのザーメンコキ捨て穴だ、僕に結婚ありえない、僕は性奴隷、このマゾの変態が、「僕、ただの…おまんこ、なのに、…」ブスで出来損ないで馬鹿なマゾ奴隷の淫乱オメガのお前なんぞを犯してやってるのはな、お情け。「公衆便所、奴隷、家畜、出来損ない…」それでも犯していただけるんだから感謝しなきゃ、僕なんか本当は誰も犯したくない、オナホまんこ、オメガの中でも出来損ない、ブスのキモい男、仕方なくお情けで使っていただいて、「ユンファさん、…」家畜メスオモチャ都合のいい道具、また騙され僕、また裏切られて、どうしようもない淫乱肉便器を誰が娶ろうというのか、誰にでも股を開く、汚い体のくせに、汚い汚い汚い汚い汚い、恥を知れ恥を、常に体中からザーメンのにおいが、臭い臭い臭い、臭くてごめんなさい、汚くてごめんなさい、利用され、メス奴隷のくせに、ごめんなさいやめて、もうやめて、やめ、バーカ、淫乱、ほんっと頭悪いな、マジで馬鹿だよな、お前さ、さすがオメガって感じ?「ユンファさん、ユンファさんっ?」毎日穴という穴にちんぽ咥え込んでる淫乱肉便器のくせに純情ぶってんじゃねえよ、僕、僕は公衆便所、肉便器のお前の体なんかさ、正直タダでも高いわ、これから毎日タダまん、僕ごめんなさい、「…愛されるわけない、」馬鹿で愚図で。ブスで淫乱で。オメガにしても全く出来損ないの。誰にでも股を開くような、タダまん。どうしようもない変態オメガのお前なんぞが、本気で求婚されるとでも?「っユンファさん、…ユンファ、…」こんなのありえない、変な声、キモい声、ごめんなさい声出しませんから、ブサイクな僕なんかじゃ誰だって萎える、出来損ないの僕なんかを喜んで抱いてくださる人なんかいない、「ごめんなさい、…ごめんなさいごめんなさい、…」馬鹿な僕、犯すのでさえお情けで、価値があるのは僕の穴だけ、価値なんかない、本当は無料、きっと本当はカナイさんも、…こんなのありえない、「ユンファさん!」ありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえない「ありえない…僕なんか、僕なんか、僕なんかが、…」――うつむいた僕の頬に、「ユンファさん、大丈夫ですか?」ソンジュさんの指先がちょんと触れ、――僕は思わず、
「っ触らないでくれ、…」
その手をパッと払い除け、彼を睨み付けてしまった。
思わず素が出てしまった。――いつの間にか、…僕の感情は昂っていたらしい。
僕、いつの間にか、涙目だ。――自分の目に涙が滲んでいることに、今更気が付いた。
「………、…」
「……あ…、…あぁ…あ、…ご、ごめんなさい…、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい…――。」
呆然と目を開いて固まってしまったソンジュさんに、僕はうなだれて何度も頭を下げる。――性奴隷のくせに、性奴隷のくせに、性奴隷のくせに性奴隷のくせに性奴隷のくせに、僕性奴隷、お仕置き、僕は性奴隷、お仕置きされ、ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい――。
「ごめんなさい、もうしませんから、ごめんなさい、…」
僕、また怒られ…――お仕置き、され、――怖い。
やめて、もうやめて、またもてあそばれ、痛い、鞭、ピアス、タトゥー、許してください、拳、足、ロウソク、ヤケド、首絞め、溺れて、苦しい、窒息、麻縄、イラマチオ、――延々とイかされ、おかしくされて、失神、水かけられ、写真撮らないで、お願い、もうやめて、――狭くて暗い場所で、また放置されて、…ごめんなさい、お許しください、ごめんなさい、許して、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい――やめて、もうやめて、お願いだからもうやめて、やめて、やめて、やめて…お願いします、ごめんなさい、
「お許しください、ごめんなさい、ごめんなさい、僕が全部悪いんです、ごめんなさい、…」
怖い、――体が震えてしまう…僕はせめて自分をなだめようと二の腕をさすり、うなだれる。…いや、謝ったってお仕置きをされるときはされる、何も理由がなくたって酷くされることもある。――それでも、謝ったほうがマシだ、自分の非を認めたほうがまだマシになるから、
「ごめんなさい、お許しください、僕が悪いんです、ごめんなさい、ごめんなさいごめんなさい、何でもします、何でもしますから、ごめんなさい、お許しください、お願いします、何でもしますから、お願い、…やめて、……」
「…ユンファさん、大丈夫です。俺は気にしてませ…」
「…やめて、ごめんなさい、やめてください、ごめんなさい、お許しください、ごめんなさい、…」
「…グゥゥゥ゛……」
「…ひっ…――!」
獣のように唸ったソンジュさんが、僕にカバリと飛び付いてきた。
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