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聞いてあげるからさ 4
「橋名くん」
褒められたい。
ただその一心で、彫刻のように白くて美しい足に舌を這わせ、
足の裏に口付け、無我夢中で貪っていた。
やがて彼に足を引っ込められて、橋名はまた乱れた呼吸を繰り返しながらも顔を上げた。
「本当に可愛いなぁ…君って子は」
沙凪はようやくしゃがみ込んで、橋名の頭を優しく撫でた。
収まらない興奮を抱えながら、彼にそんな風に撫でてもらうと気持ちが良くてたまらなくて。
「ほら、橋名くん。頑張ったご褒美、
どうしたいか言ってごらん?聞いてあげるからさ」
抱き締めるように頭を撫でられて、心地よくて目を細めながら
橋名は彼の背中にそわそわと触れた。
「…サナギさんに、触りたい……」
「ふふ、俺に?変なのぉ」
彼はそう言いながらも撫でていた橋名の頭を解放すると
眼鏡をそっと外してテーブルの上に置いた。
沙凪は膝立ちになって、第二ボタンまで外されていた自分のシャツを引っ張っている。
チラリと除いた鎖骨には思わず生唾を飲んでしまう。
「……いいよ、触って…?」
困ったように眉根を寄せながら呟かれると、
頭に血が昇ってどうにかなりそうだった。
彼の腰を抱くように引き寄せて、その首筋に甘噛みする。
「…っ、ん…」
シャツのボタンを片手で外しながら、露わになる肌に口付けていって
1番下まで外し終えると、身体から衣服を剥がし両手で抱きしめながら胸の突起を口に含んだ。
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