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白銀のメイドさん

 裕太の家探しは、一向にはかどらなかった。学歴や職務経験が無いので日雇いの仕事も決まらず、比例して家も決まらなかった。白銀はこうなる事が分かっていたようで、部屋が沢山あるから使えばいいし、いつまでも居ればいいと言ってくれた。  はじめはエッチな白銀を警戒していたが、だんだんそうも言っていられなくなった。『干支シリーズ』なだけで仕事が出来ないと差別に合う事は分かっていたが、想像以上だった。   『干支シリーズ』の半獣は性的な仕事しか出来ないと鷹をくくられている為、一般の仕事に就きにくいのだ。決まって良くて水商売だ。  「・・・ ・・・なんだかな・・・ ・・・」  裕太はすっかり自信を無くしていた。結局白銀に頼らないと何も出来ないからだ。白銀に頼り切りも嫌なので、屋敷の掃除を手伝うことにした。しかし、屋敷は余りにも広いので、体力の無い裕太はへばってしまった。白銀にお掃除する時はこれを着ろ、と女性向けのメイド服を渡された。頭にカチューシャ、フリフリのレースのミニスカートで、パンティがまる見えになってしまう。裕太はカッとなったが、小柄な裕太が着ると自分でもびっくりする位似合ってしまった。ついでに女性向けの下着まで強要され、仕事がみつからずダメージを受けている裕太は、抵抗する気をなくしてしまった。  「それにしても、綺麗なお庭だな・・・ ・・・」  庭には冬の季節の花が咲き乱れていて、甘い匂いが鼻をくすぐった。裕太は落ちた花びらなどをまとめていると、後ろからぎゅぎゅっと抱きしめられた。  「可愛いメイドさん、お仕事はかどってる?」  「し、白銀!」  こんな恥ずかしい姿でメイドをしているよりも、最初から素直に仕事を紹介してもらえば良かった、と裕太は思ったが、それももう遅い。  「白銀、抱きしめないで!お掃除できない!あと、やっぱり博物館で働きたい!」  白銀は裕太を抱く力を強めると、  「駄目だよ。せっかく裕太が側に居ていれるんだ。やる気にもなってくれてるし、メイドさん」  「だからこれは精神的に疲れてた延長で・・・ ・・・博物館で働きたいんだってば!」  「私に頼りたくないと言ったのは裕太だけど・・・ ・・・」  「うっ・・・ ・・・撤回します」  裕太は小さなハリネズミの耳と尻尾をペタンと下げた。白銀は笑って、  「ははは、素直で宜しい」  そう言うと裕太を正面から抱きしめ、優しく接吻してきた。  「・・・ ・・・ん、ふぅっ・・・ ・・・」  白銀の分厚い舌で歯列をなぞられ、裕太はそれに答えるように舌を絡めてしまった。白銀は唇を重ねながら、裕太のスカートをたくし上げてきた。  「・・・ ・・・や、やだっ、触っちゃ駄目・・・ ・・・!」  「可愛いTバックだね・・・ ・・・あれ、はみ出ちゃってるのかな?」  裕太のモノがキスで固くなってTバックの前からはみ出てしまい、それを握られてしまった。  「ひゃぁ!は、はぅぅ・・・ ・・・!」  「裕太、可愛い・・・ ・・・」  前をやわやわ握られたかと思ったら、ショーツをずらして後ろの蕾の場所まで露わにした。  「後ろもヒクヒクしてるけど・・・ ・・・キスで感じちゃったのかな?」  「・・・ ・・・ふぁぁん、言わないでっ・・・ ・・・」  裕太は真っ赤になり、瞳を潤ませて白銀を睨むが、逆効果で彼を更に昂らせた。  「裕太・・・ ・・・可愛い・・・ ・・・」  気がつくと、白銀の固くなったモノが布越しに裕太の身体に当たった。  「やっぱり白銀・・・ ・・・えっち!」  「裕太が可愛い過ぎるからいけないんだよ」  やわやわと白銀の濡れた指が後ろを拡げていく。美味しそうに彼の指を咥え込む、裕太のいやらしい孔。  「あっ、あっ、いやっ・・・ ・・・」  「裕太・・・ ・・・入れたい・・・ ・・・」  白銀ははじめて会った日以来、裕太と最後までしていない。ずっと我慢してくれていたのだろう。白銀の先端が、苦しそうに裕太の最奥を擦る。カウパーで濡れて、裕太の秘部周りはぬらぬらと光輝いていた。  『干支シリーズ』の半獣は他者より濡れやすいので、裕太も白銀を欲して我慢の限界だった。  「裕太・・・ ・・・‼」  ぐっ、と最奥を貫かれる。メリメリと秘部がこじ開けられ、串刺しになる。  「・・・ ・・・ふぁ、あ、ぁっ・・・ ・・・!」  「裕太・・・ ・・・愛してるよ・・・ ・・・可愛いメイドさん・・・ ・・・」  前立腺を刺激され、裕太はメロメロになって揺さぶられる。立っていられなくなって、近くの大きな木にしがみついて必死に白銀について行く。  「裕太・・・ ・・・で、出る!」  「ふぁ、逝く逝く、逝くぅ・・・ ・・・!」  ドクン‼と、熱いものが裕太の秘部に注がれる。裕太も絶頂に達し、白銀をぎゅうぎゅう締め付ける。  裕太はぐったりして白銀にすがりつくと、意識を手放した。

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