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1 嫁ぐことになりました

「私、金髪碧眼の細マッチョ王子様としか結婚したくないですわ。フランツ公爵にはお兄様が嫁げばいいじゃない」 そんな妹の一言で、クラーク子爵家の次男こと僕は、鬼の騎士団長ことテオドール・フランツ侯爵と婚約することになりました… え…? 妹への申し込みなのに、僕が行っていいの? 不敬じゃない? 相手は大公公爵、うちは子爵ですよ!?
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