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第17話

「ところで魅弥、察しているかとは思うが、親父から連絡がきた。実家に帰るぞ。」 やっぱり。 「はい。どのように話されるのですか?」 「親父にはばれているかもしれないが、付き合っていると貫きとおす。魅弥は俺に合わせてくれ」 会長から俺にちょっかいをかけられなければいいが。 車の中で明々後日から始まるイギリスの会社との企画について話しているうちに、すぐに会長の家についた。

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