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第9話
行為後であるのに呼吸の乱れ一つない來華様
水を飲み終えると手招きをされた
來華「青蘭、早漏は鍛えてきたか?」
覚えてたー///恥ずかしい、、、
青蘭「………いまだ…未熟です……」
來華「そうか」
目を輝かせて子供みたく無邪気に笑う來華様
先程までは男らしい勇ましい雰囲気にも感じたが、私へ見せる顔はこちらの無邪気な顔の方が多い気がする
來華「青蘭、尻が赤いな?」
やはりまだ赤いのかー。通りでヒリヒリと少し痛むと思った
赤い尻が気になるのか、膝立ちしている私の尻を優しく撫で回しながらまじまじと観察された
來華「月影の指導は厳しいそうだな」
ドキッ
來華様知ってらしたのか
來華「一度適正か確認しておかねばと思っていたんだ」
えっ?
まるで検見でも行うという、国王としての責務のような言い草ではあるが
このお方の場合ただの趣味であろう。変態ですから
來華「さぁ、今夜は何をしようか青蘭」
尻を撫でていた手が前へと伸び、だらりと下がった竿をゆっくりと持ち上げられた
青蘭「……お…おすきな…ように……」
來華「好きにしてよいのか?」
やっぱり撤回!!
耳元で優しく甘く囁きながら、焦らすように竿を弄ばれた
背が高く鍛えたたくましい身体がピッタリと密着していて、むずむずと全身が熱くなっていく
來華「このあとのために体力を温存したい。またがってくれるか?」
………ん?またがる?
・
・
・
寝そべる來華様の上にまたがるだなんて恐れ多い
変態と言えども国王様だし……
來華「さぁ、遠慮するな」
青蘭「………では…」
すとっ
來華「?」
あれ?……不思議そうに下から私の顔をまじまじと見つめられ数秒見つめあってしまった
來華「意味が分かっておらぬな」
無邪気に笑う來華様が可愛く見えてしまう
來華様の鍛えられた腹筋の上に座ること数分
笑いが収まらない來華様にある事を知らされた
來華「またがるとは、私の竿の上だ。自分で入れろという意味だ」
げっ!!変態!!
チラッ
振り返り月影様を見たがそっぽを向いていた
來華「すっかり月影に懐いておるな、、、可愛いなお前は」
青蘭「///」
両頬を包み込むように撫でられ恥ずかしくて目線を外した
來華「さぁ、挿れようか青蘭」
青蘭「……ぃゃです……」
月影「!!!」
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