8 / 20

第8話

ジュボッ…… ゆっくりと竿を引き抜き衣を羽織る月影様 月影「穴を拡げてはもったいない。來華様好みのまま保ちたい」 指を基本にした修練をするようだ 月影様の前に立ち、高台の寝所に手を付き腰を高らかに上げる この体勢を叩き込まれた やはり修練の間月影様は、いつものお優しい雰囲気はなく、厳しい師であった 細く滑らかな手指であるが、私にはそれすら異物感があり足が震えた 敏感な場所を執拗に突かれ腰をくねらすと、尻を叩かれた 特に苦手だったのが尻を刺激されながら竿を扱われることだ 皮が剥けない私には竿への刺激は強く、痛みを伴った 青蘭「痛い 痛い泣」 月影「そんなに痛むか?このまま來華様の元へ出しても構わぬが、もっと痛くされるぞ」 ひぃぃぃ、、、ど変態 月影「雪那様ほど竿への執着はないが……來華様は痛がる表情を尊ぶお方だから」 ……竿への執着?まさか雪那様もど変態か? ……聞こえなかった事にしよう シュコシュコ 青蘭「ひぃぃ泣」 月影「今夜も來華様が青蘭をご所望だ」 青蘭「こ…光栄…でございます…」 ツンツン ツンツン 尻がむずむずする…… ペチン! 月影「我慢だ」 青蘭「はい……」 ・ ・ ・ ひりつく尻を気にしながら、今夜も月明かりが照らす長い廊下を渡った 私の他に小姓は3人 すでに1人の小姓が來華様のお相手をしているそうだ しかし、どの者も男とは思えぬほど可愛らしい容姿をしているな 私なんかが選ばれる職ではなかったはずだ……よほど人手不足であったのだろう 御休息之間(おきゅうそくのま)へ入ると夜伽をする声が聞こえてきた 「あぁぁあ///」 青蘭「///」 私にはあのような艶のある声は出せない、、、來華様も大変喜んでおられる声が聞こえる このあとの番はプレッシャーだな   月影「青蘭、次は貴方ですよ。衣を外しなさい」 呼ばれてしまった!! 急ぎ衣を外し金の襖の前で番を待つ ドキンドキン 月影「さぁ入りなさい」

ともだちにシェアしよう!