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第8話
ジュボッ……
ゆっくりと竿を引き抜き衣を羽織る月影様
月影「穴を拡げてはもったいない。來華様好みのまま保ちたい」
指を基本にした修練をするようだ
月影様の前に立ち、高台の寝所に手を付き腰を高らかに上げる
この体勢を叩き込まれた
やはり修練の間月影様は、いつものお優しい雰囲気はなく、厳しい師であった
細く滑らかな手指であるが、私にはそれすら異物感があり足が震えた
敏感な場所を執拗に突かれ腰をくねらすと、尻を叩かれた
特に苦手だったのが尻を刺激されながら竿を扱われることだ
皮が剥けない私には竿への刺激は強く、痛みを伴った
青蘭「痛い 痛い泣」
月影「そんなに痛むか?このまま來華様の元へ出しても構わぬが、もっと痛くされるぞ」
ひぃぃぃ、、、ど変態
月影「雪那様ほど竿への執着はないが……來華様は痛がる表情を尊ぶお方だから」
……竿への執着?まさか雪那様もど変態か?
……聞こえなかった事にしよう
シュコシュコ
青蘭「ひぃぃ泣」
月影「今夜も來華様が青蘭をご所望だ」
青蘭「こ…光栄…でございます…」
ツンツン ツンツン
尻がむずむずする……
ペチン!
月影「我慢だ」
青蘭「はい……」
・
・
・
ひりつく尻を気にしながら、今夜も月明かりが照らす長い廊下を渡った
私の他に小姓は3人
すでに1人の小姓が來華様のお相手をしているそうだ
しかし、どの者も男とは思えぬほど可愛らしい容姿をしているな
私なんかが選ばれる職ではなかったはずだ……よほど人手不足であったのだろう
御休息之間 へ入ると夜伽をする声が聞こえてきた
「あぁぁあ///」
青蘭「///」
私にはあのような艶のある声は出せない、、、來華様も大変喜んでおられる声が聞こえる
このあとの番はプレッシャーだな
月影「青蘭、次は貴方ですよ。衣を外しなさい」
呼ばれてしまった!!
急ぎ衣を外し金の襖の前で番を待つ
ドキンドキン
月影「さぁ入りなさい」
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