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後書き
作者のえさきです。ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。
この作品は夏のコンテスト参加作品として書かせていただきました。
古来より夏の風物詩とされている花火は、死者の霊を弔うものとして、また、お盆の送り火ともされています。地域によっては灯籠流しなども一緒にしますよね。
今回登場した健斗の誕生日は、8月16日、一般的にお盆の送り火を炊く日です。
作中の太一は高一の夏休み、8月のこの日に亡くなりました。なので、去年の花火は二人で出来なかったんです。その辺の描写は入れない方がいいかと思い、特に詳しくは書きませんでしたが、冒頭から色々と書き込んでいっていたので、勘の鋭い方なら薄々は感付いてもらえたかもしれないですね。
そう、ジャケットが黒かったのは、制服で一回忌に行って来たからです。
自分で書いて自分で泣くとか、どんだけ自画自賛なんだと思われるかもしれませんが、泣きました。切ない…
もしよろしければ、ポチッと投票もしてやってくださったら更に泣きます。
ではでは、残りの夏休みもあとわずかですが、悔いの無いように楽しんでお過ごしください。
えさき
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