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機械室?

【ましろサイド】 ここだ……なんか緊張で本当に気持ち悪くなってきた。 ガラ……ガラ… ゆっくりと引き戸を開けると縦長の部屋で両側がカーテンで一つずつ仕切られていた。なんだか処置室と言うより病室に近い ウィンウィン ウィンウィン 手前のカーテンの中から機械音とすすり泣く声が聞こえる。 ブィィィン ブィィィン というかどのカーテンの中からも機械音と声がするんだけど…… 加藤「ましろここ。脱いで待ってて」 ましろ「!!!」 1番奥のスペースからイスをスライドさせて顔を覗かせる加藤先生 カーテンが開いた状態の真ん中のスペースを指刺され、僕はそこで治療を受けるっぽい。 ドキドキ ドキドキ…… うおっ…… 変な形の処置イスに足が止まった ましろ「…………」 サッ!! とりあえず脱いで待ってなきゃいけないからカーテン閉めよう やだな……森田先生とマンツーマンも怖いけど、加藤先生もそんな大差ないんだよな。 はぁぁ……それにしても…このイスやだな。 形的に……四つん這いっぽいんだけど 加藤『そのままキープ』 はっ!!加藤先生お隣さんの部屋から出たっぽい 次僕かな……別の人のところ言ってほしい…… サッ!! ましろ「!!!!」 終わった。 加藤「体調悪いって言ってたみたいだけど大丈夫?」 ましろ「!!!だっ……大丈夫…じゃないです」 加藤「きっつい治療やったばかりだしねー。 おいでこっち」 なんか加藤先生が優しい!!もしや機嫌がいい日では!! ……優しいんだけど…… カチャン ましろ「…………」 よつん這いにされました。 やっぱりこのヘンテコな形のイスはよつん這いにさせるイスだったらしく、手足も動かせないようにされてしまった。 ましろ「…………すごくいや…グスン」 加藤「体調不安定そうだから長い時間はやらないよ」 ましろ「………」 いや…騙されない……それでもいや。 加藤「お尻に器具を入れて機械で自動的に出し入れします。一回イッたらおしまい」 ………おや?普通にキツい治療では? 加藤「器具出し入れ初だよね?」 ましろ「……はぃ。」 加藤「1番ゆっくりな設定にするから耐えてね」 ググっ ましろ「ゔ!!」 ウィンウィン……… ひぃぃぁあ!! 加藤「はい、じゃあ頑張って下さい」 サッ 行っちゃった。。。 そうか……この部屋…機械に任せて放置されるんだ!!! だから全部の部屋から機械音するんだ。 最悪じゃん!!!

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