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反応が鈍くなったと思い、ハンカチを退かし、顔を覗いてみると、初田君は目を閉じていた。 どうやら、気絶したようだった。 それもそのはず。あまりにも初田君の反応が良くて、欲が出てしまった。 興奮が抑えきれず、主に前立腺を責め続け、何度も達せさせた。 誰かにこういうことをするのは初めてだった。だが、一番好きになった子のことを悦ばせることが出来て、幸せだ。 眠る初田君の頭を愛おしく撫でた後、拘束衣を解いた。 脱がした時、むわっと蒸気が立ち込めているのではないかと思うほどの熱気と、暑かったのだろうと思わせるかいた汗が滴となって流れていた。 両手を頭上に上げ、用意していた手枷でそれぞれ嵌め、それをベッドの柵に繋げる。 「はぁ⋯⋯こんなにも汗をかいて⋯⋯もったいない」 興奮で息を荒らげながら、まずは腋を嗅ぎ、それから流れ落ちそうになる汗を舐めた。 ああ、美味しい。 次に首、胸、そしてへそ辺りと嗅いでは舐めた。 「ん⋯⋯んぅ⋯⋯」 寝言のような呻き声を呟いた。 感じているのだろう。可愛い。 このまましていると起きるかもしれない。でもそれでいい。 また可愛らしい反応を見せて欲しい。 「起きて、ねぇ⋯⋯起きて⋯⋯」 ぷっくりと膨れた無防備な乳首を反応を伺うように舌先で舐め、それからかぷっと口に含んでは吸い上げた。 「あ⋯⋯っ、あぁ⋯⋯っ」 さっきよりも大きい嬌声を上げた初田君は、薄らと目を開けた。 嬉しくて、頬を緩めた。 「初田君、おはよう。また僕と愉しいことをしようか」

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