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02.この客のち○ぽと俺のま○こは相性良過ぎるのか、全部気持ちイイとこ当たるから休む暇もない
そんな俺の常連ぽい無口な客の中に、いつも謎のルーティンかます奴がいた。(たぶん)初めて俺とプレイした日から、同じ流れを繰り返す人。そもそもオナホ代わりに穴貸してるだけの風俗だし、俺もワンパターンなセックスがどうとか言うわけじゃなくて、最初からちょっと印象が強かったんだよね。
その人は俺が股開いて待機してるブースに入ると、まず俺のへそピに触れる。摘んだり引っ張ったりする訳じゃなくて、指先でつぅ…と触れるくらい。俺のへそピはサージカルステンレスなんだけど端が『♡』の形していて、シャフトの先は普通にボールのやつ。耳のピアスは軟骨のシャフトもゴールドにしたんだけど、ヘソだけは銀色のまま。ゲージは10と太めで、おそろにした彼女は14。
それに触れられたあと、その斜め下にあるホクロにも触れられる。カーテン越しでも、ガキの頃から見慣れた分かりやすい位置にあるホクロの場所は感覚的に察した。これはへそピを見てて気づいたんだろうと思ったけど、後から自分で見たときには日焼けした肌では、よーく見てやっとわかる? ってくらいだった。
そのあと内もものホクロにも触れられたけど、それはまあ灼けてても分かる濃さのやつ。これも見慣れてたから察した。
それから膝小僧の脇にある、傷あとに触れられた。小1の時に膝あてせずにチャリの練習していてコケた時に、運悪く釘出てたとこに引っ掛けて4針くらい縫ったやつ。めちゃ血が出て泣いたし、練習手伝ってくれてた10上で高1だった兄貴も青ざめてた。それでも今ではすっかり薄くなった傷だし、灼けた肌色のせいもあってよく見れば気づくだろうけどそこまで目立つようなものでもない。
それからやっと、紐パンのヒモを片方だけ解かれる。半分引っかかったままの状態で、ローションついた手で軽く手コキしたあとしゃぶられて、イキそうになりながら腰ヘコらせたらやっと手マンもしてくれる♡
この人の手マン上手いんだよね。手がデカいのか指も長いみたいで、前立腺を軽く引っ掻くとこから始まって潰されて、ちんぽハメる前には完全にメスしこりにされてしまうんだけど、いつも彼の口の中で射精しながら雄イキした後はメスイキ直前の寸止めされる。
俺は、
「イク♡ ケツイク♡ イク♡ イクぅ♡」
って喚くんだけどイク直前で手マン外されて、甘イキにピクつきながらグズった声漏らして止まる。
「ケツイキたい♡ ケツイカせて♡ 寸止めダメぇ♡ イクまでしてよぉ♡」
らしくないほど甘えて、腰をくねらせても反らしてもイクまではしてくれない寸止め。最近ではとうとうメスイキより先に潮吹かされて、施術台のビシャビシャになっちゃう。
メスイキ寸止めばかり5回くらい繰り返されてもうイクことしか考えられなくなってから俺は後ろ向くこと促され、やっとちんぽ貰えるんだ♡ っていそいそ♡ と四つん這いになる。四つん這いのまま小麦色の尻肉両手で掴んでワレメを広げケツ穴自分で晒しながら足も開いてる情けない姿だけど、その時はもう早くちんぽ欲しくて我慢できなくなってる。
それから彼は俺の腰のトライバルタトゥーを指先でなぞり、そこに手のひらを当てながらちんぽの先を埋めていく。
見た訳じゃないけど、触ってすらいなかったけど――デカちんぽなのハメられれば分かる。しかも先っぽもデカくて、腹の裏側までイッキに押し上げられるような圧迫感に初めて挿入された時は胃がひっくり返るかと思った。
「お"ッ……お"ぉ!?」
濁った声が漏れて、もう深いと思ったのに更に奥まで擦られて、ダラダラ涎垂らしながら、
「んあ"ぁあああ――♡ あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"ああああああ~~ッッ♡♡♡」
ダミ声の猫みたいなだらしない声で喘ぎながらケツイキでビューッ♡ ビューッ♡ 勢い良く射精して、まだ全部出切らないうちにピストンされ始めるのに今度は寸止めどころかイッキに追い上げられるようメスイキまでする。
この客のちんぽと俺のまんこは相性良過ぎるのか、深く突かれても浅く突かれても全部気持ちイイとこ当たるから休む暇もない。
「あ"ッッ♡ あ"ッッ♡ あ"ッッ♡ あ"ッッ♡ あ"あ"あ"あ"~~ッん♡♡♡ んお"ッ♡ んお"ッ♡ んお"ッ♡ んお"ッ♡ んお"ッ♡ お"お"お"お"~~ッん♡♡♡」
イキ続けながらまたハメ潮吹いて、むちゃくちゃにケツ鷲掴みにされながら腰をちんぽを叩きつけられ仰反りイキっ♡♡♡
頭ンなかバカになって、
「ぢんぽッッ♡ しゅごい♡ ぢんぽイイ♡ ちんぽ♡ ちんぽ♡ おちんぽぉぉおお♡♡♡」
ちんぽ脳になって叫んでる。
いくらちんぽ好きで好き過ぎてこのバイトしてる俺だからって、いつもここまでプライド無くちんぽに敗北する訳じゃない。だけどこの人のちんぽは俺の理性を崩壊させるほど破壊力すごくて。いつもはしないちん媚びしながらカーテンの下から2枚目のゴム手渡してまで、2発目も求める。
本当は1発ヤッたらプレイ終了で、2発目はオプションなんだけど欲しがるのやめられない。普通なら俺から客に営業かけることなんてないのに、おねだりやめられない。
客はいま使い終わったばかりのゴムを外して、今度は仰向けにした俺の腹の上に使用済みゴムを乗せると、俺の差し出したXXLサイズの新しいゴムを装着してくれたのが気配で分かる。最初にプレイしたとき外したゴムをカーテン越しにねだって、サイズを確認してからはずっと2枚目待機している♡
それから正常位で再びちんぽが入って来て、今度はさっきより激しくガン掘りされる。
「ちんぽありがとうございますッッ♡ おちんぽありがとうございますッッ♡」
オプションちんぽにお礼を言いながら、俺はケツ使われる快感に溺れる。深すぎる挿入に結腸口まで擦りそうな勢いで、エロい動きで腰を振られメロメロだった♡
「あ――ッ♡ あ~~ッ♡ ちんぽでイクっ♡ ちんぽでイクよおぉッ♡ このちんぽしゅきッ♡ このちんぽしゅきだよおぉッ♡」
もう一生このちんぽのオナホにされたい♡ ちんぽケースにされたい♡
って震えて、痙攣イキしながらだいしゅきホールドしたら、ゴム越しのちんぽの先がどくどく♥ 震えて、彼もイッてくれたみたいだった。
◆
そんなルーティンプレイでケツ使われて、3回目ともなれば同じ人だって分かるよね? これだけは間違いない! だってこんなにもちんぽとまんこの相性のイイ人今まで会ったことないもん!
だから3度目にリピしてくれたプレイの時は、2回目おねだりして着けてもらったばかりのゴムを俺から外そう……ってねだった。いっかいハメられたちんぽの付け根を指で探って、戸惑うよう動きの止まった彼のちんぽの付け根――ゴムのキワの縁の部分を指先で外すよう軽く巻く。ズルンッ♡ といったん外されたちんぽに伸ばした俺の手は、彼にとられてゴムの上から触れさせられた。
俺は更に手探りでゴムのキワに触れ、外してくれと声に出せないまま指先で軽く扱きながらねだった。生ナカはルール違反だし、表立ってヤるのはヤバいから俺だって言葉には出せない。だけど俺のおねだりに気づいてくれた彼は、「いいのか?」と訊かずに黙ってゴムを外してくれた♡
相性バツグンちんぽの生セックスは凄かった♡ 凄すぎて絶叫しながら痙攣イキした俺に、ピストン止まるのジれて自分から腰を振る。それから何度も絶頂イキにのけ反って、頭も身体もグチャグチャになるほどちんぽに蹂躙された。
中に欲しかったから彼の腰に絡めた足を離してやらず、
「奥でイッて♡ 奥で出してぇ♡」
って甘えてねだったら、彼はそのまま奥まで突っ込んだちんぽで生ナカしてくれた。
その日はもうシフト上がる直前だったから、いっぱい出して欲しかった。彼の射精中、2人して動きを止めて、ハァ♡ ハァ♡ と荒い息だけ落としながら、カーテン越しに抱き合う。もの凄くキスしたかったけど、顔出しは出来ないから仕方ない。
だから生ナカねだるようになってから3回目で、彼がブースを出る前に、
「ね、次はスペシャルコースで指名して♡」
俺はとうとうそれをねだってみた。
この店、生強要NGな上に客が勝手にシようとしたら怖いお兄さんに叱られるんだけど、実はセラピスト側からねだるのは黙認らしい。他のセラピストの子に教えてもらった。
それから、『スペシャルコース』って裏メニューの存在も。
『スペシャルコース』というのはカーテン無しのプレイらしい。つまり、客と絡み合うガチセックス。とは言えいつものハメられ待機と一緒で、接客としてのご奉仕や会話なんかは無くても良いらしい。いつも通りのプレイをカーテン無しの完全個室でするってやつ。
最低でも5回以上指名してくれたお客さんにご案内できるやつで、ウリ目的で速攻ねだるセラピストもいれば、ナマ許した常連客だけに特別おねだりするセラピストも居る。
セラピスト側からの合意もとれたら店も対応してくれる。次回予約時に『スペシャルコース』での指名が入れば60分のプレイ時間でハメまくれる。
それでもやっぱり顔出しは無しで、黒いレースの目隠しをする。この目隠しは額から鼻先まで覆われているから客からは口元しか見えない仕様。だけどレースにはスリット状にごく薄い部分があって、多少陰った視界ではあるけどセラピストの方からは客の顔も見えるって訳だ。
セラピスト側がOKなら部屋の中だけで顔出しも可能。店は黙認。
ただしこの部屋の中では、客に何されても店側は一切関知しないって感じらしいので、本来招く客には慎重になった方がいいらしい。
そうして次に彼が予約を入れてくれた日に、俺は『スペシャルコース』以外の指名は全部断ってもらって、いつものワイシャツの裾結んだ上着と、黒い紐パンに、レースの目隠しをした状態で個室待機した。
初めて彼の顔や姿を見ることにドキドキはヤバかった。
体型とかは抱き合ったり触れられたりでデブじゃないどころか筋肉質なのとか、手の大きさやちんぽハメられる角度とかなんかそんなのでタッパあるんだろうなってのは分かってた。でも、髪型とかメガネの有無とかは分かんない。オジではないだろうけど、年齢も全く不明。たぶん20代か30代ってことしか分かんない。口数少ないどころか皆無なのは陰キャなのかも知れないし、もしかしたらめちゃくちゃブスかも知れない……けど、それでも彼のちんぽに俺が夢中なのは変えられないと思う。
どんな生理的に受け付けなさそうな男でも、あのちんぽがついてると思えばめちゃくちゃ愛せる♡ いや、愛とか言うのは恋愛感情とかじゃなくて、いわゆる『推し』みたいなやつ。推しちんぽ♡ 彼の声も聞いたことないから話できるの楽しみで、ずっとソワソワしながらケツ穴もヒクヒクしてる♡ それに今日ならキスハメだってし放題♡
そうして期待と緊張が最高潮に高まった俺の待機していた部屋のドアが開いた時――俺の時間と心臓は確実に3秒間は止まっていた。
――遙兄 !!??!!??
息を呑むだけで声に出なかったのはギリ幸いだったけど、むしろ出さなかったんじゃなくて出せなかったってやつ!!
だってその彼は、俺を指名してくれてて、ねだった生ナカしてくれた推しちんぽ客は、俺の上の兄貴の遙壱 だったんだから!!
俺には兄貴が2人いて、上の兄貴がこの遙壱 ……遙兄 で、下は大学生の布由兄 。俺が鷲哉 で秋の音読みから鷲。2人の兄貴も生まれた季節からとられていて、春の音をとって遙、冬も音から布由。遙兄は春生まれの4月だから、27。俺は秋の終わりでまだだから16。だから一応学年で言うと、10違い。
俺が生まれた時には遙兄 は小4だったし、俺が小学生になった年には高2。俺にとって遙兄はずっと大人な感じだったし、布由兄 とは良くケンカしても遙兄とはケンカした記憶はない。
いつも優しくて、俺や布由と違って成績も良かったし、大学も誰もが知るような良いとこ行ってたし、今の会社も結構有名なとこ。実家を出て一人暮らしはしてるけど、割と近距離だから2週間に一度くらいは帰ってくるし、長期休暇は何日も家にいる。だから全然疎遠とかそんなことも無くて。
つまり、家族。めっちゃ同居家族と温度感変わらない兄貴。
あの遙兄 が……俺とセックスしてたの? そもそも遙兄がバイだなんて知らなかった! いや、俺も隠してるけど!
バイ……なんだと思う。今まで何人も彼女いたし、2ヶ月前には今の彼女さんと婚約したはずでは!? そのころはもう俺を指名してたよね!? それとも風俗は浮気じゃないって感じ!?
あの遙兄が!? 本番アリどころか生ナカだよ!?
色々ショック過ぎで頭がついていかない。
確かに遙兄 は身長180以上あるし、バスケやってたから筋肉質でもある。手もデカい。
あとは――エッ? あれッ? 遙兄は元々俺のへそピの形も知ってる。ガキの頃からあるヘソの斜め下にあるホクロも、太もものホクロも当然知ってるだろう。俺が3年生までは家族と一緒に風呂入ってた。膝小僧横の傷跡だって、あのケガした時一緒に居たのは遙兄で、傷跡残ったのしばらくずっと気にしてた気がする。それに何より――俺の腰にあるトライバルタトゥーは鷲を模したデザインで。大学でデザイン科専攻してる布由兄 に描いてもらったオリジナルのデザインを持ち込んで、一昨年の夏に彫ってもらった。
遙兄 は俺の身体の特徴として、それらを全部知っている。へそピやホクロや傷跡は偶然の一致だったとしても、タトゥーだけは間違いなく完全一致の証明だ。それに遙兄は俺の声を聞いてた。
最初は喘ぎ声だけだったろうけど、
「指名ありがと♡」
って話しかけたりしてたから、フツーに俺の声だって分かってたはず。
いや、身体的特徴で初回から気づかれてただろうから声とか今さらだったろうけど、それでも……それでも、遙兄は俺が弟の鷲哉 だって知った上で何度も指名してセックスしてたってこと!? しかもオプションねだられるまま2回ずつしてた!! 更にねだられて生ナカも3回した!! 全部俺からおねだりしたんだけどおおおお!!
「マジで?」
「マジでw」
それしか言えなかった俺に、遙兄 の声は笑ってる。
身内に見られてると思ったら、このコスチュームだって恥ずかしい。マイクロビキニみたいな紐パンの布面積少なすぎて、ちんこの周り灼いたところと灼いてないところの境目が見えてるとこもある。灼く前からVIOの脱毛してたからパイパンになってて、見た目もツルツルだし。
それこそ今さらなので分かってるのに、急に襲ってくる羞恥には耐えられなくて、なんとなくベッドの上に座った。
そしたら遙兄が隣に座って来て、
「恥ずかしくなっちゃった? 今さら?」
訊かれるのに、黙ってうなずいた。
遙兄の前では俺は反抗期も発動しなく過ごしてきた。親や下の兄貴には反発したりケンカしたりの記憶ありまくりだけど、遙兄 には一切ない。大学出てから家を出て一人暮らし始めた遙兄が帰ってくるたび嬉しかったし、何かと理由をつけて一緒にいた。他の家族が呆れるほどに俺は遙兄に『懐いて』、午前中まで悪かった機嫌も夕方帰ってきた遙兄見つけたらコロッと治ってたんだから露骨すぎる。
それでも俺にとって遙遙兄 は憧れの兄貴で、好きなのは兄貴としてで、決して恋心とか性欲の対象とかそんなんじゃなかった。自分がバイだって知ってからも、性対象としてなんて見たことないし思ったこともない。
だけど――だけど、ずっと俺を夢中にさせてた推しちんぽ客が遙兄だとしたら……そんな、そんな……、
「そんなぁ……」
情けない声出た俺に、
「こんな兄貴でガッカリさせちゃった? シュウ」
俺のこといつもどおり「シュウ」って呼ぶ兄貴だけど、それだって源氏名だったりする。『鷲哉 』だから『シュウ』なんの捻りもなくつけた呼び名だけど、普通に家族から呼ばれることも多い名前なの今になって考えたら迂闊すぎる。
「初めてここに来たとき、『シュウ』って名前のセラピストに即決したよ」
言いながら俺の方に手を伸ばして来た遙兄 の長い指がへそピに触れる。彼女とお揃いの『♡』のモチーフで、彼女よりゴツい10Gに空いたピアス。最初は14Gだった。それを空けてくれたのも、遙兄だったりする。耳ピも最初に空けてくれたのは遙兄。中1の冬休みに軟骨ピアス初めて空けた。
「シュウが肌を灼いたから、黒ギャルってプロフィールにも惹かれた」
そして遙兄 の指がヘソの斜め下のホクロに触れる。
「腹から下だけでも俺の弟だって分かったよ、興奮した」
そして遙兄は俺をベッドの上に押し倒し、足を開かせると太もものホクロにキスする。
「遙兄は……婚約者もいるじゃん……10月には結婚式するんでしょ?」
俺が震えながら尋ねると、遙兄は膝小僧脇の傷跡にもキスして、
「そうだね、彼女との結婚どうしようかな? シュウが俺のお嫁さんになってくれるなら全部辞めちゃうんだけどな」
そう言いながら、紐パンの片方だけ解いた。
「いつもみたいに足開けよ」
強い言葉で言われたの、命令されたみたいでゾクゾク♡ する。
いつもなら客になんて塩対応な俺なのに遙兄 には逆らえないし、むしろそう言われるの嬉しいまである。遙兄だっていつもなら優しくて穏やかなのに、もしかして俺にだけそんな風に命令したくなるなら――遙兄のこと今までよりずっと独り占めできるみたいで嬉しい。
紐パンのヒモ解かれて、俺のちんこは丸見えだしタマも見られてる。パイパンなのも見られてるし、日焼けしてるとことしてないとこの境目も見られてる。
「だだでもエロいのに、こんな場所に日焼け跡作って。チン毛も無くしてガキみたいになってるのヤバいだろ、オマエ」
俺の広げられた股を見ながら、遙兄 はずっとそんな風に思ってたんだろうか? 俺のことエロいと思ってたの?
「エロガキ」
酷いこと言われてるのに、俺のちんこ勃起して上向いてくる。
「ビッチ」
更になじられるよう言われ、ケツ穴がヒクついた。
「オナホにされるバイトとか、16歳でヤッていいと思ってんの?」
遙兄にオナホって言われるの興奮するッ♡ だって遙兄はそんな下品なこと言わない。
遙兄の指が紐パンのもう片方を外したら、もう隠すものなく俺のアナルまで丸見えだ。大きく足を開いてるから、ツルツルのケツ穴がヒクつくのまで見られてる。
「シュウは彼女居たよな?」
「うん」
「なのに男に掘られたいの?」
「う、うん」
「しゃぶられるとすぐイク雑魚ちんぽは最初からかな?」
「えっ?」
「訊いてんのは俺」
「ごっ、ごめん……なさい。男にしゃぶられるとすぐイキます」
「フユに聞いたけど、セフレも居るんだって?」
「うっ、うん……」
「この勘違いメスちんぽで?」
「ごっ……ごめんなさい」
「今日からシュウのちんぽはクリトリスな」
「えっ?」
「エじゃなくてぇ、ペニクリだって決めてやったんだよ、いま」
「は、はい……」
「自分で宣言して?」
「え、えと……」
「あたまニブいなあ? シュウのちんぽは?」
「俺のちんぽは……ッ、俺のちんぽはペニクリですッ!」
「そー♡ 良くできました」
遙兄 に褒められて嬉しい俺のまんこに、遙兄の指が入ってくる。そのまま手マンされ、大きく足を開いたまま喘ぎ悶える。
「クリイキするなよ? シュウ」
言われ一瞬戸惑ったけど、俺のクリトリスはちんぽのことだから射精の雄イキはするなと言われたのだろうことに気づく。
「う、うん♡ いっぱいメスイキしたい♡ 遙兄のメスにされたい♡」
完全に客とセラピストの立場は逆転して、俺と遙兄の兄弟関係も変化してしまっている。
だけど遙兄はやっぱり優しくて、今日は一度も寸止めせずにメスイキさせ続けてくれた♡
もう息も絶え絶えに理性崩壊してる俺が、
「ちんぽください♡ 鷲哉 のおとーとまんこに遙兄 のちんぽください♡」
おねだりというよりも懇願するのに、
「実の兄弟間でセックスしちゃいけないの知ってる? 鷲哉 」
名前を呼ばれ、現実を突きつけられ、ビクン! と震えた身体を笑われた。
「でも――鷲哉 はもう、にーちゃんのちんぽ無しじゃ生きていけないもんな?」
強張りながらも言われるままうなずく俺は、分かりやすくもう遙兄のちんぽの奴隷だ。俺のちんぽの奴隷に堕ちてたセフレの言葉を思い出す。哀れっぽく俺にちん媚びする時、アイツはなんて言ったっけ?
「遙兄 ちゃんのちんぽ無しの未来なんて考えられません。ちんぽ欲しいです♡ 兄ちゃんといっぱい近親相姦セックスしたいです♡ 兄ちんぽ専用のオナホとして使ってください♡ 彼女さんじゃなくて、俺を兄ちゃんのお嫁さんにしてください♡」
セフレがなんて言ってたかは思い出せなかったが、その言葉はスラスラと俺の口からこぼれ出た。絶対アイツより上手く言えた。上手にちん媚びできたはず。
「俺の可愛い弟の鷲哉 が、こんな黒ギャルビッチになるなんて……めちゃくちゃ興奮したの分かる? 頭の悪そうなギャル男になっただけでもたまらなかったのに、彼女だけじゃなくセフレまで作って雑魚ちんぽで調子づいて、サルみたいに腰振ってんのかと思ったらそれだけで3発は抜けるよ。なのにいつのまにかケツまんこになって、ちんぽ欲し過ぎてオナホ志願して。もの扱いされるの興奮するドM発露して。兄弟のちんぽに媚びて、オマエさいこーの弟だよ。愛してる」
遙兄が俺のことそんな風に思ってたなんて知らなかった。頭悪そうとか調子に乗ってる雑魚だとかドMとか。
自分でもバカなの知ってるしノリだけで行動するとこあるし色恋より金とか快感優先で性的搾取されんのクセになってるのはドMって言われても仕方ないかもだけど、他の奴に言われたならガチムカだったと思う。ガン勃ちんぽから涎垂らして何セッキョーしてんの? って。
でも遙兄に言われると――それすら嬉しい♡ って変かな? ゾクゾク♡ しちゃってんのおかしいかな?
俺の額から鼻先を隠すレースに遙兄 の指先が触れたかと思ったら、引き剥がすように盗られ、涙目で見つめる俺の視線と遙兄の視線が絡む。
あの優しい遙兄に蔑まれるような言葉と汚いものを見るような目つき、だけど心底嬉しそうに口角を歪めながら手マンされんの脳までシビれるほど気持ちイイっっ♡♡♡
弟の俺だって知ってたのにセックスしてたんだ?
彼女どころかセフレ女にまで腰振ってた俺が、オナホにされて嬉しがるビッチな弟だって知って喜んじゃうんだ?
他の家族も知らない本当の俺を全部知って、それでもなお愛してくれるんだ?
いつもなら寸止めされるとこそのままイカされて、抜かれた指に腰をビクン♡ ビクン♡ させながら絶頂を味わう♡
俺のちんぽが勃起したまま揺れるけど、それは肥大したクリトリスなのだからエロ過ぎる。
クリの先濡らしながら開いたままの足自分で抱えて、
「にーちゃんのちんぽください♡ ナマちんぽください♡ おとーとまんこおくまでちんぽでほじって♡ おまんこして♡ おまんこしてッ♡ はるにぃのちんぽでしゅーやをメスまんこにしてッ♡」
ちょうだいのポーズでおねだりしたら、
「初めて指突っ込んでやった時はまだ小さくて可愛いケツ穴だったのに、知らないうちにやらしい縦割れまんこになったな? シュウ」
言いながら遙兄 はバキバキにガン勃ちしてるちんぽに手コキするような手付きでローション塗りながら言うと、
「……えっ?」
一瞬戸惑った俺のまんこに生ちんぽの先擦り付けて来た。そのまま早く押し込んで欲しい先っぽに、まんこ口が媚びてるの自分でも分かる。
「ガキのころオマエに手マンしてあげたの忘れちゃった?」
「知ら――ない……ッ」
本当に記憶にないこと言われて更に戸惑う俺のまんこに遙兄 のちんぽの先がぐうっ♡ と押し込まれて来た♡ カーテン越しじゃ見られなかった遙兄のガン勃ちちんぽスゴい♡ ハメられててデカいの分かってたけど、実際見たらXXLの迫力凄くてグオッて気分アガるほど興奮するし、先っぽ入って来るなり俺のまんこも吸い付くよう歓迎してる。覆い被さってくる遙兄に両膝押し込まれるようテンションかけられ腰が上がると、ちんぽハメられてくの全部見えてた♡
すげぇ♡ すげぇ♡ 俺のまんこにデカちんぽハマってる♡ 入ってく! 太いサオ入ってくぅ~~♡♡♡
まだ半分も挿ってないのに、腹の奥押されんの苦しくて――勢いのない射精とも言えない精子が押し出されて来た♡ いかにもメスっぽいトコロテンに、俺は興奮してる。
「あぁ~~ッん♡ あぁ~~ッん♡ あぁ~~ッん♡ あぁ~~ッん♡」
生ちんぽハメられてくの気持ち良すぎて、発情期の猫みたいなだらしなく甘えた声が止まらない。
「オナホが勝手にイクんじゃないよ。まだちんぽ挿れだけだぞ? 腰振ったらどうなるんだよ?」
遙兄の言葉に、俺は首を横に振りながら、
「ごめんなさい♡ ごめんなさい♡ オナホなのに勝手にイッてごめんなさい!」
謝りながらも興奮してる。
俺、大好きな遙兄 のオナホにされてるッ♡ 嬉しい♡ うれしい♡ 嬉しい♡ うれしい♡ いつもは彼女さんにハメてる遙兄のちんぽ♡ 彼女さんめちゃくちゃ可愛いのに♡ 弟オナホに血管浮くほどバキバキちんぽしてくれてる♡
「だらしない顔。ベロ出てるよ? いつもカーテンの向こうでそんなにアヘってたの? シュウ」
「らって……兄ちゃんのデカちんぽしゅごいからぁ♡ 脳までジンジンして♡ バカになっちゃうよぉ♡」
「オマエはいつもバカだろ、それ以上脳みそとろけたらどうするの」
「いっぱいえっちするぅ♡」
興奮しすぎてもはや会話になっている自信が無かったけど、笑いながら遙兄 が「ばぁか」って言った声優しくて腹の奥までキュンキュン♡ 止まらない。
そして俺の両膝を掴んだまま、遙兄はゆぅっくりと突き上げては引くような動きでピストン始めた。ゆっくりだし滑らかだけど、太いサオに直腸のヒダヒダ擦られながら、前立腺も押しのけるよう潰されては擦られんの――トぶほど気持ぢい"い"~~♡♡♡
「んあ"あ"あ"! ああああ~~ッ♡ んあ"あ"あ"! ああああ~~ッ♡ んあ"あ"あ"! ああああ~~ッ♡ んあ"あ"あ"! ああああ~~ッ♡ んあ"あ"あ"! ああああ~~ッ♡ んあ"あ"あ"! ああああ~~ッ♡」
掴まれた両膝ガクガクさせながら、俺はすぐにメスイキしそうなほど追い上げられる。さっき手マンでメスイキさせられたから、まんこどころか雄膣の奥まで全部がちんぽに媚びている♡
「あ~~、きもちぃ~~♡ ほんと、シュウのまんこはちんぽ大好きだな~~」
いつもは無言でピストンする遙兄に褒められるよう言われると、俺の感度はまた跳ね上がるよう快感を深くする。
「あっ♡ あっ♡ ちんぽきもちぃ♡ はるにぃのおちんぽきもぢい"からぁ~~♡ イッちゃう♡ まんこイッちゃう♡ しゅーやのオナホまんこイク♡ イク♡ いくいくいくいくイくイくイく♡ らめっ♡ らめっ、らめっ♡ はるにぃのちんぽでい"ッぢゃう♡ シュウのまんこイ"っぢゃう♡ オナホまんこイクぅッッ♡ イクっ♡ いくいくいくいくイくイくイくぅッ~~ッッ♡♡♡」
全然激しくないピストンなのに、すぐに追い上げられるようメスイキしてた♡
しゅごい♡ 遙兄 のちんぽやっぱりしゅごい♡ 全部気持ちいとこしか当たらない♡ 俺のまんこに相性良すぎる♡
「ハァ~♡ ハァ~♡」
腹をヒクつかせながら上下して荒い息を吐き出すことしかできないでいた俺が、
「今度はちゃんとイクこと報告できて偉かったな」
声に視線を上げると、俺の震えが止まるまで動きを止めてくれていた遙兄に褒められたの気づいてキュンキュン♡ 胸が痛いほど切なくなる。
「チューしたい♡ お兄ちゃんとチューしたい♡」
そしてねだる俺の声は自分でも恥ずかしくなるほど甘ったれで、媚びている。
だけど遙兄は俺のおねだりを聞き入れて、キスしてくれた。最初の3回は唇だけ重なるキス。
4度目唇が重なったと思ったら、エロい動きでベロが入って来た。俺も夢中で遙兄のベロを舐め返し、ぎゅうとしがみつくよう抱きついた。そしたら遙兄の腰は、またゆっくりとスライドさせるよう動き出す。
ずっとこのちんぽの客とキスハメしたかった♡ まさかひとつ屋根の下で一緒に育った実のお兄ちゃんのちんぽだとは思わずに、欲しくて欲しくてたまらなかった♡ 推しちんぽの客が遙兄 だって知っても、やっぱり嬉しい♡ それどころか今までよりもっと嬉しい♡
だって――、
「お兄ちゃん大好き♡」
俺のカッコいいお兄ちゃん♡ デキの悪い俺は歳の離れたこの兄にずっと憧れてた♡ ちんぽまでスゴいなんて反則すぎるけど、俺のまんこをこんなにもメロメロに気持ち良くしてくれるおちんぽを他に知らない♡♡♡
「シュウ、本当にオマエはバカで可愛いエロガキだよ」
「あ~~ッ♡♡♡ あ~~ッ♡♡♡ ちんぽ嬉しい♡ ちんぽ嬉しい♡ ちんぽやめちゃやだぁ♡ いっぱいいっぱい♡ おとーとまんこ♡ オナホまんこ♡ ちゅかって~~♡」
「――奥まで使うよ、シュウ」
「ん"あ"ッ? んあ……ッお"! ッお"……くぅ♡ 奥ッ♡ 奥ッ♡ おくらめ♡ 奥らめぇっ! ぎも"ぢよすぎてだめだめだめらめぇッッ♡」
「バカだな、こんなの奥じゃないよ。知らないの? ほら~……ぐぽっ♡」
「――~~ッッッ!! ッお"!!」
「ヤバ……」
「ッお"お"お"お"お"お"お"お"お"お"お"お"♡♡♡」
涎と涙をこぼしながら仰け反り絶叫イキした俺の意識は完全にトんでた。
強制アクメに痙攣して、俺のまんこは遙兄のちんぽを締め続けていたらしく、頬を叩かれ、
「食いちぎる気か」
と言われる。
薄っすらと浮上はしたけど、イキ続けてるの止まんなくて、俺の萎えたちんぽはだらしなく潮を垂れ流してた。
締め付けながら強張ってた身体が今度は弛緩して、腹のいちばん奥より更に深くに食い込むよう押し込まれた遙兄のちんぽの先が、ゆるゆると動き出す。
「しょこっ♡ らめっ♡ ごりごりしたら♡ らめっ♡」
まともに呂律の回っていない俺の言葉を無視して、遙兄 の腰は止まらなかった。
「奥のまんこは好き♡ 好き♡ って吸い付いてくるのに?」
そんなこと言われても、擦られるたび目の前が弾けてホワイトアウトするみたいなの、怖くて怖くて――だけど気持ちイイを超えた快感にそのまま声も出せなくなる。
ずっと痙攣止まらないまま何度も何度もメスイキ繰り返して、やっと身体の力抜けた時にはびっしょりと汗をかいていた。
「シュウは結腸処女だったんだ?」
言われ、脳も身体もアヘアヘになった俺は首を傾げることしか出来ない。
「アヘ声かわいぃ」
褒められて、喜んでいいことなのか脳が判断する前にだらしない笑いを浮かべるしか出来ない。
おれがいちばん気持ちくなれりゅ大好 き♡ な推しちんぽが肛門 より直腸 よりずぅっと奥 ♡ の結腸 までハマっちゃって、尻に遙兄 の玉 も腰骨も密着しちゃってりゅ♡♡♡
腹 の奥 ごりゅ♡ ごりゅ♡ されるたびに目のまえ白 く弾けちゃって、ガクガク♡ 痙攣 止まんにゃいし♡ アヘ声止まんにゃいぃ♡♡♡
おれのおまんこ奥 まで遙兄 ちんぽに吸い付 いてんの自分でも理解 りゅ♡ ゴチュゴチュ♡ のちんぽがドクドク♡ 脈打ちにゃがら、ハメられてりゅだけでも気持ちイよおぉぉ~~♡♡♡
「でかちんぽしゅごい~♡ はるにぃちんぽしゅごい~♡ おにーちゃんのおちんぽしゅきぃ~♡ おまんこきもちぃ♡ おまんこきもちぃ♡ おれのおとーとまんこちゅかってぇ~♡ くろぎゃるまんこちゅかってぇ~♡ なかでだしてぇ~♡ けっちょーにおにーちゃんのせーしぴゅっ♡ ぴゅっ♡ してぇ~♡」
精一杯ちん媚びする弟まんこに、遙兄 のちんちんが中でビクビク♡ ドクドク♡ してる。俺の足は遙兄の逞しい腰を逃がさないよう、絡みつくようなだいしゅきホールドで抱きついてる。
「シュウ……鷲哉 ……」
「にーちゃ……ちゅー♡」
ベロ舐め合うキスしながら、
ぐぽっ♡ ぐぽっ♡ ぐぽっ♡ ぐぽっ♡ ぐぽっ♡ ぐぽっ♡ ぐぽっ♡ ぐぽっ♡ ぐぽっ♡ ぐぽっ♡ ぐぽっ♡ ぐぽっ♡ ぐぽっ♡ ぐぽっ♡ ぐぽっ♡ ぐぽっ♡ ぐぽっ♡ ぐぽっ♡ ぐぽっ♡ ぐぽっ♡ ぐぽっ♡ ぐぽっ♡ ぐぽっ♡ ぐぽっ♡
「ん"ぅ~~~~ッ♡ ん"ぅ~~~~ッ♡ ン"ぅ♡ ン"ぅ♡ ン"ぅ♡ ン"ぅ♡ ン"ぅ♡ ン"ぅ♡ ン"ぅ♡ ン"ぅ♡ ン"ぅ♡ ン"ぅ♡ ン"ぅ♡ ン"ぅ~~♡♡♡」
ぐぽっ♡ ぐぽっ♡ ぐぽっ♡ ぐぽっ♡ ぐぽっ♡ ぐぽっ♡ ぐぽっ♡ ぐぽっ♡ ぐぽっ♡ ぐぽっ♡ ぐぽっ♡ ぐぽっ♡ ぐぽ♡ ぐぽ♡ ぐぽ♡ ぐぽ♡ ぐぽ♡ ぐぽ♡ ぐぽ♡ ぐぽ♡ ぐぽ♡ ぐぽ♡ ぐぽ♡ ぐぽ♡
「ン"お"ッ♡ ン"お"ッ♡ ン"お"ッ♡ ン"お"ッ♡ ン"お"ッ♡ ン"お"ッ♡ ン"お"ッ♡ ン"お"ッ♡ お"ッ♡ お"ッ♡ お"ッ♡ お"ッ♡ お"ッ♡ お"ッ♡ お"ッ♡ お"ッ♡ お"おぉ♡ お"ぉ~~ッん♡ ッぐ……ッお"……ぉゔンッ♡ ッ♡ ふ……ンッ♡ ほぉゔンッ♡ ふ……ン"ン"ッ♡ ほ……ン"ン"ッ♡ ッお"――♡ ッあ"――♡ っア"ア"ア"ア"あああああああ~~ッッ♡♡♡」
ベロ突き出すよう垂らして、結腸ぐぽぐぽにキマッた身体はビクンッ♡ ビクンッ♡ ビクンッ♡ ビクンッ♡ ベッドの上で何度もえび反りと痙攣を繰り返しながら、ちんこの先から精子に濁った潮をあふれさせ撒き散らしてた。
俺は自分の身体がおかしくなってるのに恐慌しながら、強張った腕で尚も遙兄にしがみつく。大好 きなのに自由にならない足はベッドの上で踏ん張っていて、もうその腰をホールドできない。
「お"にーちゃ♡ お"に"ぃぢゃ♡♡♡」
切なくて必死で縋る声に、遙兄は嗤いながら俺の足を抱え上げ、最奥で――、
「ぜんぶ鷲哉 の奥に出してあげるからな」
ちんぽの先を何度も何度もブルッ♡ ブルッ♡ ブルッ♡ ブルッ♡ 震わせたかと思ったら、
ビュ――――!! ビュ――――!! ビュるるるるるるるるるる!! ピュるるるるるるる!! ドクンッ♥ ドクンッ♥ ぐびゅるるるるるるるるるるるるる♥ ぐびゅるるるるるるる♥
ちんぽの先の射精口を密着され、S字の更に奥まで撃たれるような熱い衝撃に――俺はただ痙攣してんの止まんなかった♡♡♡
「――あ……♡ あ……♡ あ――ッ♡♡♡ あ~~ッ♡♡♡ あ~~……あ~~……あ~~……あ~~……あ~~……あ~~……あ~~……あ~~……」
気の遠くなるほどの快感に頭の中真っ白で、だらしのない声も止まらない♡♡♡
だらりと垂らしたままのベロを舐められ、遙兄 とキスする。
もうずっとこのまま繋がって離れたくないくらいの多幸感しか感じられない頭のなか、バカになったまま。
もう俺たちは――今までの関係には戻れなくなってしまった――と、深く繋がったまま感じていた。
◆
結婚前に婚約者と同棲を始めた遙兄 は、それでも週イチで実家に帰ってくる。
逆に最近の布由兄 は彼女と半同棲状態であまり帰らないし、両親は相変わらず仕事で忙しいのか不在がちだ。
まさかみんな、俺と遙兄が家族の居ない夜に交尾 しまくってるだなんて想像もしていないだろう。
もうすぐ結婚して他人のダンナさんになっちゃう遙兄だけど、俺のまんこが1番気持ち良くて――義姉になる予定の婚約者さんよりも歴代の彼女の誰より具合も相性も良い最高のおまんこだって言ってくれるから、それだけで嬉ションしながらイッちゃいそうなくらいの快感にハァ♡ ハァ♡ が止まらなくなっちゃう俺。
推しちんぽの推しまんこになれた俺は、遙兄 の性奴隷になった。
兄ちゃんが望めば、いつだってどんな場所でだって雄 まんこを差し出して、何度だって種付けを受け入れる。
完全に兄ちゃんのちんぽのカタチを覚えたまんこは、いつだってそれを悦んでいる。
今日は学校帰りに校門まで迎えに来てくれた遙兄の車を海辺まで走らせてもらい、暗いといってもまだ19時前の夕方時間なのにカーセックスした♡
俺のペニクリにはゴムして、遙兄の種は俺の中に出してもらうから生ちんぽ♡
遙兄 の強い腰振りに、ワンボックスカーは揺れまくってた♡
俺は下半身だけ脱いでたけど、上は制服を乱した状態。遙兄はほとんど着衣のまま。見るからに淫行だし、事実知られても実の兄弟だし。こんなの誰かに見られたら終わっちゃうのに、それすら興奮して発情は止まらない♡
俺の中で射精してくれた遙兄のちんぽをベロ♡ ベロ♡ 舐めて、精子口チュウ♡ チュウ♡ 吸ってお掃除してから、夕飯食べに寄ったファミレスのトイレで種を掻き出した。
席に戻ったら遙兄 の前の席に布由兄 が居て、俺は驚きながら遙兄の隣に座った。
そしたら布由兄の隣は布由兄の彼女が来て、更に驚き遙兄を見ると、
「偶然だよ、びっくりした」
遙兄は笑ってる。
俺は腹の奥まだウズくような心地抱えたまま、照れ笑いするみたいに顔を歪ませる。
シートの上に乗せていた俺の右手に遙兄 の左手の指がこっそりと絡まって、俺もこっそりじゃれつくよう絡ませてたら薬指の指輪に触れる。
あとひと月で遙兄の結婚式。
式の前に控え室で俺にも誓いのキスしてくれる約束になってる。
俺も遙兄と同じ指輪を持っているの、遙兄の婚約者にも俺の彼女やセフレ女にもナイショ。
プラチナのその指輪は遙兄の婚約者とも同じものだけど、内側に刻印されている文字は婚約者な彼女の名前から俺の名前に入れ替わっている。
だけどソレは永遠の愛ではなく、俺から遙兄 への忠誠を誓う言葉。マリッジではなく(隷属を意味する『servitude』にするかは迷ったけど)ロイヤリティの拘束具。
布由兄 たちは食事を終えていたらしく、少し喋っただけで俺たちのメシが来たら帰って行った。今夜も彼女の部屋に泊まるらしい。
先月遙兄に空けてもらったチクピが制服のシャツの中で擦れたのは、まだ完全には興奮の収まりきっていない身体で乳首が勃起してるから。
それだけでエロい気分になる俺を気付かれたのか、遙兄に嗤われる。それはもうイヤラシイ表情で。
提供されたメシをかっこむ俺とは対象的に、ゆっくりと食事をする遙兄。ソワつく俺の気持ちは知ってるくせに意地悪にジラされるの悔しいのに、それにすらゾクゾク♡ する。
親たちも忙しいらしく出張やら終電に間に合うか間に合わないらしくて、実家は今夜も俺たちの愛の巣だ。
俺と遙兄 の関係は変わってしまったけれど、これからだって俺が遙兄の弟なことには変わりないし、遙兄が俺の兄ちゃんなのも変わらない。
それは一生だし、未来永劫。
この絆がある限り、俺たちの周りがどれだけ変わっても運命で繋がったまま。
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