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01.お隣の旦那さん①
インターホンが鳴ったのは、約束よりも少し早い時間。モニターに映し出されたのは、お隣の旦那さん。彼の部屋の玄関ドアを開け数歩で辿り着く部屋前で、俺がドアを開けるのを待ってる。
インターホンをそのままに、俺は跳びつくようにしてドアノブを掴む。一度だけ深呼吸して、自らを焦らすようゆっくりと鍵を開け、そおっと窺い開きかけたドアの隙間は、外から引かれる力で一気にこじ開けられた。
「お邪魔しま~す」
どうぞと迎えの言葉を掛けられる前に、彼は強引な足取りで俺を押し込むよう入ってきた。
「ちょっ……外出るんじゃないんですか?」
このまま一緒に出掛けるものとばかり思っていた俺が慌てて彼の背中を掴むと、
「え? そんなこと言ったっけ? 嫁さん居ないんだろ? ならイイじゃん」
制止も聞かず上がり框で足を止めた彼は、軽い口調で言う。
「待ってください! ま、まさかうちの寝室で……」
家族が不在にしているとはいえ、彼の魂胆を考えたらとても喜べるような訪問ではない。
「寝室でなに? もしかして期待しちゃってる? 嫁さん旅行に行ってる間に男咥え込む妄想とかしちゃった?」
そう、彼が俺を訪ねてくるなんてこと、セックス無しでは考えられないから。この軽薄な男は、俺のことをオナホ程度にしか思っていない。ご近所づきあいとか、お互いの配偶者を知っているばかりか毎日顔を合わせていてもおかしくない距離感だとか、この男の思考にはそう言った配慮など持ち合わせていないのだろう。
「ちっ、違います!! 外行きましょう!!」
違うと言いながらも俺の焦った口調は、それを意識してることバレバレだったと思う。
「何で?」
だけど彼はそれを指摘せぬまま、不思議そうに尋ねると、
「何で……って」
言葉に詰まる俺を少し高い視点から見下ろし、
「ヤんないなら家でいーじゃん、汗かいたからシャワー借りていい?」
足先に引っかけたサンダルから踵を浮かす。
「ばっ……シャワーなんて家で浴びてきたらいいでしょう!? 隣なんですから!!」
それこそ玄関を開けたら数歩の距離で、うちのバスルームを借りようというのは非常識だ。
「はぁ? 今さらヤるだヤラないだカマトトぶってんじゃねーよ、オラ、鍵閉めとけ」
しかし俺との問答が面倒くさくなったのか、彼はのらりくらりと誤魔化すのを突然やめて、開き直った態度で家主の承諾も得ず勝手に上がり込んで行く。
「ちょっ! なに勝手に……」
焦りの声を上げた俺を、
「期待してたんだろ? ケツ洗って待ってた?」
見返す彼の顔はタチ悪く歪んでいた。目元は笑みを形作っていたが、その瞳は狡猾な獣のような光で俺を覗き込んで来る。
「――~~ッ」
込み上げた震えは一瞬のものだったが、足元は柔らかいものを踏んだよう覚束なくなる。力が抜けて行きそうで、踏ん張ったとこから震えだしそうだ。
「お前、ほんと可愛げねーな、とっくに堕ちてんだから最初っから甘えとけよ」
彼はもう面倒くささを隠しもせずにそう言うと、廊下を進んで行く。俺と嫁さん二人だけの愛の巣の中へ。
同じマンションの隣同士だから、壁紙や照明などのインテリアは違えど間取りは線対称なだけ。なので、彼の足取りに迷いはない。
「お、寝室ここ? うちもコッチだよ、壁一枚向こうで嫁さんとセックスしてたの? お前」
まるで自宅の廊下を歩くようにして、俺と嫁の寝室を見つけ出し、憚るものなど無い口調で言うと、
「意外と音漏れねーもんだな、うちの声聞こえた?」
ニヤリと笑いながら振り向いた。
「きっ、聞こえてない……です」
俺の方が気まずくなるのは何か違うって分かってるはずなのに、ずけずけと言いなぶるような表情を浮かべるこの男に気後れしてるのは否定出来ない。
「うちの、お前に負けず劣らず声デケーから、アレで聞こえないとなるとかなりの防音だよな」
その言葉に、彼の嫁さんを――お隣の奥さんの顔を思い出し、ソワつくのは仕方のないことだろう。お隣の夜の生活なんて、まともな生活をしていたら気にすることもない筈のプライベート。
俺とヤッてても、ちゃんと奥さんとヤることヤッてるんだな……ってのを聞いたのだって初めてのこと。
お隣の奥さんはバリキャリって感じで、ちょっと冷たい感じのする美人だけど、挨拶を交わす声は意外なほど柔らかい。顔を合わせたときの緊張感が、次の一瞬で突き崩されるタイプの人。それは彼女の夫と不適切な関係を結ぶようになってからも変わらない、ちょっと不思議な人だ。そんな彼女がセックスの時は身も世もなく喘ぐとか、悲鳴のようなイキ声を上げながら乱れるとか――一瞬でも想像してしまったのは否定できない。
ご近所さんを性的なコンテンツのテンプレに当てはめて、ほんの僅かな瞬間だけど高揚してしまったのは否めない。
「そうですか」
居たたまれず視線を外し、出来るだけ素っ気なく言った俺に、
「ん? 嫉妬した?」
彼は軽薄な調子であり得ないことを言う。
「す、する訳ないでしょう! しませんよ!!」
反発するよう返した俺の声が少し強すぎたのは、図星を指されたからじゃなく、自意識過剰な彼の言葉に憤ったからだったけど、
「んじゃ、嫁抱いたちんぽで抱かれんのコーフンする?」
今度はまさに俺の後ろ暗さを指摘されたような気がして、
「……しません!!」
言葉を失いかけながらももっと強く否定していた。
「抱かれんのは否定しないのな」
しかし追い打ちのよう掛けられた言葉は、俺の性的興奮の方ではなく、これから俺たちに起こる関係の方だった。
「――……ッッ!」
完全に油断していた角度から責められて、手首を掴まれただけで――その場にヘタり込んでしまいそうなの堪えるのが、精一杯だった。
「ほら、来いよ」
俺の腕を引きながら、遠慮も躊躇もなく俺ら夫婦のベッドへ腰かける彼が云うのに、
「やっ、やめて!! ここは嫌だ!!」
俺は目眩を覚えながら抵抗する。
「何で?」
しかし彼は本当に分からないというよう尋ねるから、
「何で……って……」
愕然と繰り返したら、
「嫁さんとセックスするベッドで抱かれんの、そんな嫌?」
今度は何もかも分かった上で誘うの隠しもせずに、現実を突きつけるよう改めて尋ねてくる彼に――俺は強い興奮を覚えた。
「嫌に……決まってるじゃないですか」
言葉にはするけれど、それはペラペラな虚勢だって自分でも分かってた。
愛を誓い合い婚姻関係を結んだ相手と、愛を確かめ合うこともある、そしてこの先もそうしていくだろうベッドで、他の人と――しかも男とセックスをする。俺が抱かれる。なんてこと……あっちゃいけないって、そんなの常識だ。
まともな倫理観を持った人間ならば、考えることすら罪と感じる禁忌だ。
「へー? ヤッてる最中に嫁さんのこと言われると、ちんぽ締めまくるのに?」
デリカシーがないというよりも下品な言葉で俺を責める男に、
「そんなこと……っ」
しかし俺は否定できなかった。
ダメだって分かってるのに、否定できない。拒絶もできない。足元の震えは逃げ出したいほどなのに、腰から背すじをゾク♡ ゾクッ♡ と込み上げてくる震えは、抗いようもないほどの狂おしさを思い熾させる。
「興奮すんだろ? オラ来いよ、夫婦のベッドでメスにしてやるから。ケツ出せ」
そのオラつくラフな言葉も、俺の矜持を根元からグラグラと突き崩す。
ダメだ、ダメだ――だめ、だめ、だめッ……と、頭の中は真っ赤な警告色に染まるのに、俺の身体は、ゾク♡ ゾク♡ ゾク♡ ゾク♡ ゾク♡ ゾク♡ 止まらなくて思考が拡散するよう覚束なくなってく。
「や、本当に……」
小さく絞り出すよう口にした声は、
「あ~~! もういいから脱げ」
まだるっこしそうに断ち切る彼の命令で、とうとう俺から全ての発言権を取り上げた。
「昼間っから隣の家の旦那連れ込んで、ちんぽハメてもらうってどんな感じ?」
強すぎる力で引きずられるようベッドに上げられ、ベルトのバックルを外される。
「や、だ……」
震える声で言うけれど、
「ヤじゃねーだろ、こんなビンビンに勃たせといて、期待しまくりじゃねーか」
慣れた手つきで下着から引っ張り出された俺のちんこは、既にガチガチだった。先っぽから滲む先走りに、俺ではない男の指が擦り付けられる。
ぐりぐりと射精口までいじる手付きで擦られて、ビクッ♡ ビクッ♡ と震えを堪えられないまま足を開き、
「違う……違う……」
ゆっくりと扱かれていく手コキを見つめながら言った俺の息は、既に興奮に乱れていた。
「違わねーよ、もうメスの顔してるよアンタ」
笑いを滲ませながら言った彼の、その表情が認識できなくなるまで顔が近づいたと思ったら、唇が重なる。意外なほど柔らかい唇が何度か押し付けられたかと思ったら、俺は促されることもなく唇を開いている。
くちゅっ……くちゅっ……ぬちゅっ……ちゅッ……。
濡れた音を立てながら、俺の口の中に入ってきたベロに舐められる。ゆっくりと舐められ、絡められる舌が拒絶出来ないのは気持ちイイから。
「キス……とかやめてください」
それでも思い切るよう顔を離し、俺は彼に訴えかける。
男とキスをするなんて想像もしたことが無かったし、彼とセックスをするようになったって、キスだけはいつまでも嫌悪感を残していた。
嫌悪感と心地よさとの狭間で、俺の心の生理は否定していようと、身体は拒絶できないのに。
「は? 今のでもうトロ顔のくせして、なに言ってんだ」
濡れた唇で言う彼に見下ろされると……もうダメ。早くその舌の動きが欲しくてたまらなくなる。止められてしまった手コキにも、もっと俺をなぶって欲しい。
今までの誰とも、関係してきた元カノを全部含めたって、彼のようなキスをする人はいなかった。
柔らかく滑らかなベロに舐められ、口蓋どころか歯茎まで舐められ、舌も唇も吸われ、唾液を啜られ、戻すように飲まされる。
厚い舌で口を塞がれたかと思ったら、開いた口からベロを出すよう言われて、口外でも舌を絡められた。最早キスではない前戯のようなそれに、俺は夢中になって応える。男の顎と、口の大きさ、俺にも嫁にもないタバコの匂い。
ちんこを扱い慣れた同性の手のひらがこんなにも気持ちイイって、この歳まで知らなかった。力加減も女性より強引なのに、自分のものより大きな手のひらで圧迫される度に、ヘコヘコ♡ と腰を持ち上げてしまうくらい気持ち良い密着感がたまらない。
いやらしいキスをされながら手コキされ、俺は乱した息に喘ぎながら彼へ抱き着く。しかし、うざったそうに突き放されベットの上に転がると、更にローションを足された手のひらが俺のちんこ全体を扱き上げるように擦って来るから、びく♡ びく♡ 跳ねた。
「あっ……あっ……あっ……」
声にならないよう堪えているのに、息を吸うたび強い吐息に混じる。
「ん……んっ! ん"ん"んぅ~~!!」
それを堪えようとしたら、
グチュ♡ グチュ♡ グチュ♡ グチュ♡ グチュ♡
擦られて♡ イキかけて♡ ギュウと目を閉じた。
「ほら、足開け」
言われるまま無意識のうちに足を開いていた。ズボンもパンツも引き摺り下ろされ、足先からベッド脇の床へと落とされる。
滑り込むよう挿し込まれた手のひらが、俺のケツの割れ目にヌルヌルと擦り付けるようローションを広げていってるのにゾクゾク♡ する。
ぬちゅ♡ ぬちゅ♡ ぬちゅ♡ ぬちゅ♡ ぬちゅ♡
エロい音が聞こえて来て、ガチガチなままの俺のチンコがまた涎を垂らすみたいにしてカウパーをあふれさせる。
「あっ!! ぁぁあ~~っ、んぅっ! んあっ!」
ぬちゅぬちゅ♡ の中心が少しずつ解れてぴく♡ ぴく♡ と刺激を欲しがるの、自分でも分かった。それでも焦らすようにゆるゆるとした手コキと、アナルの表面に手のひらと指を擦りつける動き。
彼を見上げベロを出したら、キスが絡む。しかし直ぐに出て行った舌の先から垂れ落ちた唾液の雫を、俺はベロで受け止めると、ゴクッ♡ と音を立て喉を鳴らした。
「あ~~ヤベ、俺も興奮するわ」
欲望を隠しもせずに言う男の指が、
「~~ッん"!! んんんんん"ぅ……」
とうとう俺のアナルに入って来る。
すぐに、
ヌチュヌチュ♡ ヌチュヌチュ♡ ヌチュヌチュ♡
動き出す指を、俺は前立腺に欲しがる。彼の指が入った場所には、俺を狂わせる柔いしこりがあって、それは俺の欲望を刺激するスイッチのよう簡単に押され、そして戻らなくなる。
「あ~~っ!! あぁ~~っ!!」
指は直ぐに増やされて、意外なほど丁寧に俺のケツをほぐしていく。
早くもっと刺激して♡
と訴えたくなるほど、じれったいほどに、
ぬぷ♡ ぬぷ♡ ぬぷ♡ ぬぷ♡ ぬぷ♡ ぬぷ♡ ぬぷ♡ ぬぷ♡ ぬぷ♡ ぬぷ♡ ぬぷ♡ ぬぷ♡
指を出し入れされるたび、俺の腰は情けないくらい揺れる。
「あっ! あっ! あっ! あっ! あっ! あっ! あっ! あっ! あっ! あっ! あっ! あっ!」
本当は狂いながら腰ヘコしたいの我慢して、だけど喘ぎは殺しきれない。トロけた声が媚びるよう漏れてるの自分でも分かってるのに、ケツが気持ち良くなると理性が持たない。
「もうトロットロまんこじゃねーか、旦那さん」
ぬぷ♡ ぬぷ♡ ぬぷ♡ ぬぷ♡ ぬぷ♡ ぬぷ♡ ぬぷ♡ ぬぷ♡ ぬぷ♡ ぬぷ♡ ぬぷ♡ ぬぷ♡
三本揃えた指を出し入れされながらゆるゆるの手コキをされ、なぶる言葉に震えが隠し切れない。
「やっ……言わないでぇ」
人の旦那のくせに女みたいな扱いされてるの指摘されれば、
「言われっと興奮すんだろ?」
彼の言うよう、俺はますます興奮する。
こんなのおかしいのに、男のくせに女みたいな声を上げて、まんこにされて喜んじゃいけないのに、お嫁ちゃんとのベッドでこんなのダメなのに、嫌なのに――、
「違う……ちが……あっ、あっ!」
嫌と言っても違うと言っても、嘘なんてつけない身体にさせられて、
「手マン好きだもんなあ?」
欲しかった刺激を、
ずぷっ♡ ずぷっ♡ ずぷっ♡ ずぷっ♡ ずぷっ♡ ずぷっ♡ ずぷっ♡ ずぷっ♡ ずぷっ♡ ずぷっ♡
何度も抉り込まれれば、
「あっ、あ! ああああああぁぁ~~!!」
敗北の声を上げてベッドが揺れるほど身を捩り腰を振る。
「もうヒクヒクしてんの、イキかけた?」
知られてる! 全部知られてる! 俺が気持ちイイの♡ イキそうになって、欲しくて欲しくてたまらなくなってるの♡ 恥ずかしい欲望を全部お隣の旦那さんに知られてる♡
「ッう! ッんんんんんぅ! んんんぅ!!」
イキたい! イキたい! ってなってるの必死で我慢するのは、これ以上俺たち夫婦のベッドで、せめて日々を営む場所では、裏切りたくなかったから。だってそんなことしたら、これから眠りに落ちるまどろみの中や、お嫁ちゃんとエッチする度に、俺……俺――。
「かっわいい顔して♡ 嫁さんにそんな顔させてやってる?」
覗き込んで来た目に、俺は涙目を返す。これから俺はこの獣の雌にされるって分かってるのに、抗えないって絶望感で頭の中グチャグチャになりながらも、興奮してる。
「ッひ、っは、はっ……んうッ、ん"~ッ!!!!」
嫁のこと言われると、ますますイキそうになる。ケツのなか切なくなって、ぶるぶる♡ 震える。お嫁ちゃんのこと大好きなのに、世界でいちばん大好きでずっと一緒に居たいのに、俺は彼女じゃない人とセックスするって思ったら、ダメなのに、本当にダメなのに、興奮するの堪えられない。
「ふ~~ッ♡ ふ~~ッ♡」
ゾクゾク♡ に肌が粟立つのにブンブンと振った俺の頭を柔らかく受け止めたのは、彼女の残り香を帯びた枕だった。
「いっつも嫁抱いてるベッドでケツ使われて、もうイキそうじゃん、ほら、嫁にごめんなさいしろよ?」
彼に促されるまま、
「――ッあ! ……め、なさッ、ごめんなさッ……ぃ♡」
訳も分からず口にしていた。
「何がごめんなさいなんだよ? ちゃんと言ってみろよ」
しかしその問いに、俺は――俺の罪と、その背徳から熾される昂奮に自分を誤魔化し切れなくなる。
「嫁さんとの……夫婦のベッドで、お隣の旦那さんに手マンされて……ごめんなさい! お尻で気持ち良くなってごめんなさい! ケツイキしそうになって、ごめんなさい! ごめんなさい!」
叫ぶよう口にして、涙があふれる。
「だよなー、ひでぇ旦那だよなー、よりによって男と不倫してんだもんなー」
男と不倫してるのなんてお嫁ちゃんに知られたら――知られたら……終わっちゃう! ケツが気持ち良くてお隣の旦那さんに逆らえないなんて、嫌と言えないなんて。
「ッあ! ッや! ッッんんんん~~~~!! ッぁあ!!」
でも、でも――いま零れた俺の涙は、罪悪感からなんかじゃない。 そりゃ罪悪感もあるけれど、それを上回るほどの、興奮♡♡♡
「こんなケツ弱くてよ、嫁とセックス出来んの?」
ずぽ♡ ずぽ♡ ずぽ♡ ずぽ♡ ずぽ♡ ずぽ♡ ずぽ♡ ずぽ♡ ずぽ♡ ずぽ♡ ずぽ♡ ずぽ♡
「で、できる、できるよぉっ」
嫁のこと言われながらずぽ♡ ずぽ♡ 手マンされるの、気持ちイイ!! 気持ちイイ!! あっ、あっ、お嫁ちゃんにこんなとこ見せられないのに、お嫁ちゃんのベッドでまんこにされちゃううぅぅ~~♡♡♡
「嫁にこんなメス顔させてるか? お前のはセックスって言えんのか?」
ずぽ♡ ずぽ♡ ずぽ♡ ずぽ♡ ずぽ♡ ずぽ♡ ずぽ♡ ずぽ♡ ずぽ♡ ずぽ♡ ずぽ♡ ずぽ♡
「ッッあ! ッッあ! っ、もう、ゆるしてぇ……ごめんなさい!!」
許さないで!! 許さないで!! もっと俺をずぽ♡ ずぽ♡ で虐めて!!
「何がごめんなさい?」
「いっ、イク! いくっ! いっちゃうからあ! ケツいくッ! ケツでイッちゃう!! せーしでるうッ!!!!」
瞬間――俺は痛いほどに勃起したチンコをビクビク♡ 震わせ興奮とケツの快感にイッた。
「あっ♡ あっ♡ あああああぁぁ♡ あぁあ~~♡」
お隣の旦那さんの手のひらの中で吹き出すみたいな精液をあふれさせるチンコを、彼の手の中にガクガク♡ と振り立てながら二射三射と続く射精に狂うくらい気持ち良くて――彼の指をギュウギュウ♡ に締め付けながら、
「あ♡ あ♡ あ♡ あ……」
射精を終えてもまだ情けなく腰振ってた。
「ッわ~、出たな、嫁さんのベッドでめちゃくちゃ出すじゃん、そっか~、そんな気持ち良かったか~~」
飛び散った自分の精子にまみれた服を脱がされながら、言われ、
「っう、っひぐっ……」
気づくと俺は嗚咽を上げてた。
「泣いてんの? バーカ。ほらケツ向けろ、ハメんだろ?」
涙が零れるのをバカと言われ、
「っう、っう……」
ますます涙でぐしゃぐしゃになる顔を両手で拭う。
「ちょうだいのポーズ教えただろ? そうそう、ケツ引っ張って割れ目晒して、結婚指輪見せつけてんのいかにも既婚って感じでエロいよなぁ、うわ、ヒクヒクしてんな、既婚ノンケのくせに物欲しそうなまんこしやがって」
言われるまま足を開き、隠していた顔から離した手で両脇から尻の肉を引っ張り、見られていることを意識しながら、
「ッ……れて」
屈辱的なその言葉を口にした。
「ん?」
分かっているだろう言葉を、彼は聞こえなかったと促す。
「入れ……て、ください」
そして躊躇いと興奮に震える声で繰り返した俺に、
「はあ? さっきまでやめろとかヤダとか言ってたろ? もうガマン出来なくなっちゃったのかよ?」
呆れたような口調はワザとそうされてるって分かるのに、
「ッう、ごめん、ごめんなさい……イヤとか言って……ごめんなさい、欲しいです」
俺は敗北と服従を言葉にして、彼に告げなくてはならないのだ。
「何がー?」
俺のアナルに顔を近づけとぼけた口調で尋ねる彼の声。そんな近くで見られたら……恥ずかしいのに嬉しいのが俺のドキドキ♡ を更に加速させる。ふうっと息を吹きかけられ、キュンキュン♡ とアナルが締まった。見られていることを意識するとますます興奮は高まり、欲しくて欲しくてたまらないのに涎があふれそう。
「ちんぽ……欲しいです、お隣の旦那さんのちんぽ、俺のまんこにください……ごめんなさい、許して……お願いします」
おねだりの言葉は彼に教え込まれたものなのに、俺のアナルがぴく♡ ぴく♡ しながら同意してる。心の生理よりもずっと、身体の方が求めてる。
「いっかいケツイキしたくらいでチョロすぎねぇ?」
鼻白むよう言う彼の言葉に、
「だ、だって……ちんぽ」
俺はあからさまな言葉のまま、躊躇いの上に重ねられていたベールを少しずつ破り去る。
「旦那がちんぽ狂いだって嫁さんは知らねーんだろぉ? 教えてやった方がいいんじゃないか? 夫婦で隠し事はよくないぜ?」
鼻先に軽い笑いを漏らしながら言う彼の言葉と同時に、カシャッという電子音が聞こえ、
「ッッ!! いま、写真撮りました!?」
俺は肌を粟立たせながら思わず身を起こし、ベットの上に座り込む体勢で彼を見上げていた。表情を強張らせ目を見開き見つめる俺に、
「嫁さんに送ってやるよ」
男は口角を酷薄に吊り上げ言った。
「やっ、やめてください!! 嫁に言わないで!! な、なんでもしますから!! アナタのオナホにでもなんでもなりますから!!」
ゾワリとした怖気に身を震わせながらも、俺は吹き出す汗を感じ必死で彼に取り縋る。彼のシャツに掴まって、届きそうで届かない彼のスマートフォンへ手を伸ばし、また泣き出しそうになってる。
「んー? んじゃ、オナホにしてくださいって言えよ」
自分の気まぐれひとつで俺のことどうとでも出来るのだと、なぶる言葉で言う彼に、
「オナホにしてください」
言われるまま諾々と口にした俺の言葉は、
「言わされてる感もうちょっとなんとかなんねーの?」
彼の眉をちょっとだけ歪める程度に、お気に召さなかったらしい。
「俺をお隣の旦那さんのオナホにしてください、旦那さんのちんぽで俺を使って……ください、便利に使ってください……物みたいに……して、ぐちゃぐちゃに犯して……ハアッ……」
脅すよう迫られ、言わされた言葉。仕方なく、嫁にあんな恥ずかしい写真を見られたら死んでしまうって――仕方なく口にした隷属の言葉。こんな卑怯な男の思うまま俺の身体を好きにされるって、想像したら――想像しただけで――。
「お前それ本心だろ、ビッチ」
俺の興奮を手のひらで転がすように、そうしてゆっくりとめくり上げたベールの奥の、欲望のありかなどとおに知っていたとでも言いたげな彼が、俺を支配する。
「ごめ……なさい、本当は俺……今日は朝から身体が火照って疼いて、早く抱いて欲しくてたまんなくて、早くちんぽ欲しくて、嫁さんに早く出かけて欲しくて……お隣の旦那さんに早く会いたくて……ハアッ♡」
素直に欲望を口にして、「待て」させられている獣が俺の中で暴れ出そうとしているのを――その檻の鍵を持った彼が、そっと開けるように、
「可愛いこと言えんじゃん」
彼は今日初めて俺に甘い声を聴かせた。
「嬉し……可愛いってもっと言って♡」
酔うように陶然と口にした俺の声も、自分のものかと疑うほどに甘い。媚びた、蜜を舐める直前の舌のよう貪欲に。
「アー、メスの自覚出てきたねお前、可ッ愛い」
可愛いと褒められるの嬉しくて。もっと褒められたくて再び足を広げると、ちんこではなくアナルに指が伸ばされる。
既に緩んだそこに、指を2本押し込まれ、
「……ッん」
期待に鳥肌を立てれば、俺が縋っていた嫁の枕が腰の下へと差し込まれ、
「オラ、もっと足開け、自分で足抱えろ」
命ぜられるまま両膝の内側から自ら抱え上げた足を広げ、
「は、ハイ、嫁さんの居ない家で俺をメスにしてください♡」
ハメてもらうためにお願いするメスになる。
「ひどい旦那だね~、そんなにちんぽ好きかよ」
男の声になぶられると、
「好き……ちんぽ好き♡♡♡」
我慢できない欲望を口にするだけで、ちんこの先までピク♡ ピク♡ する。
「やっば、今の動画撮っちゃった」
いつの間に撮影ボタンを押されたのか、
「そ、そんな……♡」
動揺を表すつもりで口にした言葉には喜色が滲むのに、
「喜んでんじゃねーよ、後でSNSに載せてみんなに見てもらおうな?」
全て見抜かれれば、
「は、ハイ♡」
もう俺は彼の言うがままを受け入れるしかない。
「素直になったじゃん、見られんの好きだもんな。お前の恥ずかしいとこ見てみんなオカズにしてくれるから、楽しみにしろよ」
恥ずかしいとこ♡ 恥ずかしいとこ♡ 恥ずかしい俺のおまんこ♡ SNSなんかに投稿されたら、不特定多数の人たちに視られちゃう♡ 俺のおまんこを沢山の男の人たちがオカズにして、沢山のおちんぽがゴシゴシされちゃうかも♡ って思ったら、
「そんな……興奮します♡♡♡ ――……ハアッ♡」
ケツだけじゃなくちんこまでジュンジュン♡ と反応して、
「コーフンし過ぎ、ガン勃ちじゃねーか、ガマン汁やべー」
ガチガチに勃起した俺のちんこの先から、涎のようにだらしなくあふれ垂れ落ちる恥ずかしい汁のこと言われ、甘イキした。
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