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第10話
仕事帰り、圭吾は心配だった。
帰ったらもう光希はいないのだろうか。
また一人の生活がやってくるのだろうか。
恋人ではないとはいえそれ相応の時間を過ごしてきたと思っている圭吾にとってもう光希がいないかもしれない家に帰るのは怖かった。
玄関の鍵を開けリビングへ向かうと、ダイニングテーブルには夕食の筑前煮が置かれ、向かい側には突っ伏した光希が居た。
目の前に光希がいることに安堵し、光希を抱き締めた。
「出ていったかと思った。」
「そんなわけ無いじゃん。」
光希は優しく微笑んで言った。
二人で夕食を食べながらお互いの想いを話し合った。
コンビニバイトを始めたのは経済的に支えたかったこと。
出ていかれるのではと思ったこと。
光希は圭吾の想いを聞いてクスクスと笑った。
「そんなことかよ、バーカ。」
とテーブルの下で圭吾の足を蹴った。
寝室にて二人は熱い包容とキスを交わしていた。
テントの張った下腹部をお互い擦り合う。
圭吾の指が光希の後孔をなぞると方を震わせて言った。
「ぁ…後ろ、準備したけど、まだほぐれてない…。」
「じゃあちゃんとほぐしてやらないとな。」
圭吾は慣れた手付きでローションを手に取り指を入れた。
1本入れただけでキュウキュウと締め付ける中をゆっくりとほぐす。
奥にあるコリコリとしたしこりを刺激するとビクビクと身体が跳ね上がった。
「あんッ、ッ~~!ソコ、いじられたらすぐイッちゃ…っ!」
「いいぞ、何回でもイッて。指、増やすぞ。」
ツプッと二本目が入ると一気に絶頂する。
それでも圭吾はほぐすのを止めない。
なかでクニクニと指によって刺激される。
容易に3本入るようになった頃には光希は蕩けた顔で圭吾を求めていた。
「お、ねがいッ…来て…圭吾のおっきいの…欲しいッ…!」
「ッ…!光希…好きだ。」
ズブブと圭吾の大きなそれは簡単に押し入っていく。
「ぅンッ~~!!んっんっ!好きッ…!好き…ッ!けいごぉ!!」
「ッ!俺も、俺も好きだ光希!」
ズチュズチュと中をかき回しお互い絶頂に達する。
一回で終わるはずもなく二人の熱い夜はそのまま更けていった。
次の朝、二人は同じベッドの上で目を覚ました。
二人は目を合わせるとキスをして今後について話した。
「俺、もうヒモじゃないんだね。」
「あぁ、正真正銘俺の恋人だ。でもやっぱり光希に働くのは辞めて欲しい。変な虫が付きそうだ。」
「じゃあマスクでも付けようか?」
「是非そうしてくれ。」
カーテンの隙間からは光が差し込んで、幸せな二人を照らしていた。
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