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第2話
「晴くんお疲れ!」
「はい!お疲れ様です」
やっと終わった
バイト先は駅前の居酒屋。
ココにしたのは時給がいいから。
「今日も腰辛そうだね〜」
と、俺の腰を撫でるこの人は、この店の店長悠さん。身長が高くスポーツがとても出来そうな人だ。黒髪の短髪が良く似合うのに、ちゃらくて、普通にセクハラして来たりするのは残念。イケメンなのに。
「…辛そうに見えますか?バレないようにしてたんですけど。」
俺の性事情なんて知られたくないのに。
「バレバレだよ!めっちゃ色っぽいし、首にキスマーク付いてるしね~!彼氏?」
はぁ、バレバレかよ。
「てか、なんで彼女だって思わないんですか?」
普通に男なのに。
女の子は大好きだし出来るなら付き合いたい!
「えーーー!お前見て起たない男はいないよ☆彼女なんか絶対出来ないと思うし。無自覚〜怖いねぇ」
「酷っ、、、彼女欲しいのに。」
本音が出る
「無理無理!お前と付き合ったら彼女が可哀想だよー」
何でだよ、泣きたい。
エッチとか下手そうだから??俺なんで女子にモテないんだろう。男として終わってる泣
「そ、そんな事ないですよ!俺はちょっとキツそうな顔してるけど優しい男なんです!!」
「悠さん。俺に女の子紹介してくださいよ!!」
この人は遊び人で女の子とも結構繋がってるからもしかしたら…
「…嫌だね。晴くんは男に抱かれてろ」
と、さっきより少し低い声で呟いた。この人俺のこと嫌いなのかな?なんか酷い
その後はなんか空気が悪くなったから、俺は逃げるように家に帰り、気絶するようにすぐに眠りについた。
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