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第25話
佑亮said
はる気絶しちゃった。
電話はまだ続いてる。
「おい!晴!!大丈夫かっ?返事しろ」
電話越しでは男が晴を心配し、どんな状況なのか分からずに焦ってるのだろう。
俺は電話を耳に近づけ話を始める。
「晴なら今気絶した。よっぽど気持ちかったんだな?」
すると電話越しで男は、
「お前は客か?あいつは華奢なんだから加減ぐらいしろっ!!死んだらどうする。あと、場所を教えろ。今すぐ迎えいく。」
とものすごく怒っている。
「練習試合は?」
もう始まる時間だろう。
「晴の看病したら戻るわっ!」
「俺が晴は送るか、来なくていい。あと、客じゃねぇから。今日から恋人だから。」
と言って一方的に切った。
晴のに顔を向けると、死んだように眠っている。
俺の物と分かるように首筋に唇を当てキスマークを沢山つけた。白い肌に赤が散らばっていて綺麗。
俺の物にしたい。
一生閉じ込めて、俺しか見れなくしたい。
他の奴なんかに取られてたまるか。
佑亮said END
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