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第40話 終わりと、後日談と
いきなり、筆者が顔を出す。
推定年齢として。二十一才重々しい初恋の青年と、二十五才の軽薄な恋愛価値観の青年が、なんの因果が恋を謳歌する話は以上で終わりである。
ただ、彼らの人生はこれからも続き、この若者青春のモラトリアムは終わって、国の重鎮になっていく。
そのあたりを後日談として書くが、それは二十代の彼らのハッピーエンドとは関係ないともいえる。
人生の瞬間にあるハッピーエンドで満足された方はここまでで十分、以下は蛇足。
ハッピーエンドの先にあったかもしれない、彼らの人生、史書に見え隠れする記述から拡大解釈した趙武と士匄の恋愛の着地点を読みたい方は明日以降も遊びに来てください。
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