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 暁斗の挑戦を受けたはいいが、逆に自分自身が追い詰められ、果ててしまった昴だ。 (うぅ、悔しい。でも……体が自由に動かないよ……)  昴はエクスタシーの余韻で、そのままぐったりと寝具にうつ伏せていた。  荒い息を、吐いていた。 「大丈夫ですか?」 「あ……」  暁斗が、いつものように汚れた体を拭いてくれる。 (これ、好き。何だか、甘えた気分になるんだ……)  昴がゆったりと身を任せ、リラックスしていると、再びプラグが体内に挿し込まれてきた。 「ぎゃぁ!」 「慣れるまでの辛抱です」 「だから、って。いきなり! しかも、昨日より何だか太くて長いよ!?」 「慣れるまでの我慢です」 「うぅ……」  これが、まだまだ続くのか。  昴は、肩を落とした。  でも、我慢だ。 (暁斗を手に入れるための、試練なんだ!)  目に涙をにじませながら、昴はそれからも努力を続けた。

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