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第13話-7 謎の訪問者

「え、いやいや…え、なんでここに?」 「え、うーん…春と…知り合い…やから?」 「知り合い…?え…なんで…?」 「なんでって……知り合いになんでとかある?」 そうしてなんだか気まずい空気が二人の間に流れた時、春がシャワーを終えて帰ってきた。 ウカは踵を返し、春の元に走り寄る。 「今日仕事?何時まで?」 「遅いよ、夜中まで」 「ええ〜?せっかく日本おるのにぃ〜…なあ、泊まっていい?」 「…ええ…」 「ええよな?明後日までやし、なあお願い〜」 春は少し困ったような表情をして、そしてふっと秋を見た。 秋は表情に全ての感情を込める。 " 何?泊まる?誰?何?なんで?ウカ? " そんな秋の表情を見て、春が秋、と呼びかけた。 秋は春に隠れるようにして春の背後からウカをじっと見つめた。

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