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01.俺が失踪したのは中1の夏休み、成功の秘訣は性別を変えたこと
俺が失踪したのは中1の夏休み。
それまでも、中学に入ってからは何度も家出を繰り返しては見つけられ連れ戻されてた。それがとうとう成功したってこと。
成功の秘訣は、性別を変えたこと。
でももちろん本当に女の子になんてなれる訳じゃないし、俺だって女の子になりたいとか思ってた訳じゃないから、探し出されないよう女装してたってだけのこと。
最初のメイクなんかは、家出したとき知り合った大学生のおねーさんに教えてもらった。
俺はゴツい方じゃなかったし、背だってまだそんな高くない。声も変声期前で高いままだし、まだ喉仏も目立たない。ヒゲやすね毛どころか脇毛もちん毛もまだ生えない。
そんな男として未成熟な身体のせいか、女装しても全然バレたりしなかった。
「せっかく足細いんだから、出してこ♡」
って言われて、スカートはミニが多い。
オフショルとか着ても、なで肩だからかそれでもバレない。
髪を伸ばすまではウィッグだったけど、やっと肩まで届くようになった。髪色もミルクティー色にしてる。
甘いか辛いかって言ったら甘めの衣装で、だけどメイクはアイメイクがっつり目で割とはっきりしてる。
元々目は大きい方だったし、自まつ毛も長いからら目ヂカラ強いと言われがち。服と髪色甘めだからギャップもあるって言われる。
リップはいつもツヤツヤにしてるし、爪もヌーディーなネイルしてる。
最近では下着まで女の子用の可愛いやつ着るようにしてた。もちろんおっぱいなんてないから、カップは真っ平なやつなんだけどね、ブラはしてるからか、ただ小さいだけだと思われてるんだと思う。
最初のころは俺に女装を教えてくれたお姉さんの部屋に居候させてもらってた。
もちろんタダでって言うのもアレなので、できる範囲で家事とかやったり、それにセックスの相手もした。俺の初体験の相手。女装させられた俺はお姉さんに跨られて、フェラとか手コキで勃起させられたあと、ディルドでも使うように騎乗位で使われてる状態。
そういう経験なかった俺はただただされるまま。あとちんちん気持ち良いのに喘がされ、「可愛い♡」「可愛い♡」って言われながら絶頂に叫んでた。
思えば俺は、初めてのセックスから、女の人相手にも喘ぎまくってたんだと思う。セックスっていうのはそういうものだと、俺が喘いで気持ち良くさせられて、「可愛い♡」って言われながらイクもんだと刷り込まれてた。
そのうちお姉さんは俺を責める手段をどんどん増やして来た。乳首を舐められたり全身キスされたりは前からあったけど、フェラしてる時にお尻も舐められるようになった。初めはお尻の膨らみにキスされたり舐められたりされてたんだけど、そのうちお尻の割れ目やアナルの上まで舐められるようになった。びっくりして逃げようとしたら怒られて、僕は我慢して舐められてた。恥ずかしいのやこんなの変だよって気持ちもあったけど、くすぐったくてゾワゾワするのも我慢してた。そしたらそのうちお姉さんの舌先が俺のお尻の穴の中まで入ってくるようになって、それも我慢してたら今度は指を入れられた。
ローションを使って、アナルをイジられるようになったのもすぐ。最初は気持ち悪い感じと異物感に顔を顰めてた僕だけど、そのうち変な感じになって来て、気持ち良くなっちゃったのにはぁ♡ はぁ♡ と息を乱してた。
「いい子♡」とか「可愛いね♡」とか「上手だね♡」とか『いっぱいいっぱい褒められて嬉しい』のと、『気持ちイイ』のが結びついちゃったみたいに、『お尻のなか気持ちイイのが嬉しい♡』って変換されってた。
前立腺ってとこイジられて、イッちゃうようになってからはもうたまんなかった。『気持ちイイ」のが『嬉しい』だから、お姉さんに前立腺イジられるために嬉しい♡ 幸せ♡ ってなってってたし、1人の時も幸せになれるようにってプレゼントされた電動エネマグラって大人のオモチャでお姉さんの居ない間もいっぱいアナニーした。
もちろんアナニーする時は必ず女装をするって約束。
毎日アナニーしてたらすぐに、射精しないのに絶頂しちゃうメスイキもできるようになって、メスイキだと何度もイケるからハマり過ぎちゃって。
そしたらお姉さんは飼い犬 に新しいオモチャでも与えるみたいにして、ちんちんの形したディルドもプレゼントしてくれた。ディルドは俺のまだ子どもなちんちんと違って、大人の男の人と同じような大っきなちんぽ。最初は先っぽ入れるのだけでも何度も挑戦してやっとだったけど、先っぽが入っちゃってからはすぐに半分くらいまで俺のお尻の中に入っちゃった。
毎日お姉さんにどのくらいまで入るようになったか報告して、褒めてもらった。とうとうディルドの根元まで全部入れられることが出来た日は、大きなデコレーションケーキを買ってお祝いしてくれた。
この日に生まれて初めてお酒も飲んだ。シャンパングラスに入ったキラキラとキレイな泡の登るワイン。
その夜、俺はお姉さんにケツを掘られた。ディルドを着けたペニバンってやつを四つん這いになった後ろからお尻の中に入れられて、お姉さんが腰を振るたびに俺はただ喘いで、前立腺押されて、擦られて、何度もメスイキして何故だか、
「ごめんなさい! ごめんなさい!」
って謝ってたのを覚えてる。
俺のアナルを犯してるのは本物のちんぽじゃなくて作り物だから、いつまでもそれが射精することはなくて、お姉さんの体力が続く限り、そして飽きるまで何度も何度もヘロヘロになるまでメスイキ繰り返させされた。
それから何度かペニバンで犯されることがつづいて、俺とお姉さんのセックスポジションはもうすっかり逆転してた。俺がお姉さんのおっぱいやおまんこを舐めることはあったけど、それに興奮して硬くなってるちんちんは使ってもらえないまま、お尻の穴を使われた。
言葉でもいっぱい責められて、「変態」とか言われて、また、
「ごめんなさい♡ ごめんなさい♡」
って土下座するようにして掘られ続けて、泣きながら呼吸困難になりつつそれでもメスイキ止まんなくされて。
気持ちイイのに幸せなの止まんなくて、もうこの快感を知らない頃には戻れなくなってた。
だけどお別れの日は突然やって来た。
お姉さんは恋に落ちたらしい。相手のことはよく分からなかったけど、とにかく好きな人が出来たからもう一緒には暮らせないって。
途方に暮れる俺に、お姉さんは住み込みで働けるお店を教えてくれた。そこは男の娘バーみたいなとこで、ガールズバーとかボーイズバーとか言われるようなやつの、女装男子版。カウンターを挟んで接客するお店で、来客のほとんどが男性。客にはゲイもいるけど、バイもノンケも居る。そんな店で働ける年齢ではなかった俺だけど、そこは18歳って無茶な誤魔化ししてた。店の運営側は気づいてたと思うけど、客にはロリキャラってことで押し通した。
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