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可愛いと思ったら負け-15
「恥ずかしくないよ。俺はずっとそうしたかったし」
「……ずっと?」
「うん、ずっと。航大のことしか考えてこなかったから」
「……だからそういうの恥ずかしいじゃん」
翼が指先を俺の尻の穴に挿れ、わざと引っかかるように抜き差しする。ほんのちょっとしか挿れられていないはずなのに、違和感がすごい。
俺だってそこに自分で触れたことはないし、そりゃあ初めての感覚なはずだ。
「ここを掃除して、ナカをゆっくりほぐして、それから俺のを挿れるの」
「待っ……」
さっきまで優しくしか触れていなかったのに、果てさせる勢いで翼が俺のちんこに触れる。
気持ち良いところを上下に刺激されているうちに、尻の違和感が分からなくなってしまうくらい、全身の感覚が混ざっていく。
尻の穴だけでは絶対に気持ち良くならないのに、前も一緒に触られたら、この感覚で覚えてしまいそうだ。
「待っ、て、出るっ、て、ばあ……」
緩急をつけていたところから、俺が気持ち良いと思う一定の強さで触れられ続け、我慢できなかった俺は、翼の顔に飛ばしてしまった。
翼は俺の精液を指先で拭うと、そのままぺろりと舐めてしまう。
「航大の初めて、もらっちゃった」
「だからそういうの、は……っ!」
膝立ちしていた俺をソファへと押し倒すと、翼はイッたばかりで敏感になっている俺のちんこを口に含んだ。
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