3 / 3
03.リンちゃん?あ、パパと一緒なんだ~?
支度を終えた嫁さんとリンちゃんと一緒に、予定していたショッピングモールへ向かい、嫁さんが買い物している間は未就学児向けの子供向け施設で遊ぶリンちゃんを見ていた僕は、
「リンちゃん? あ、パパと一緒なんだ~?」
声に、振り向いた。
そこにはヨージくんママとヨージくん。
ヨージくんはリンちゃんを見つけるなり、ヨージくんママの手を振り切るようにして子どもたちの遊びに加わる。
子どもたちは本当に仲が良いようだ。
「あれ~? リンちゃん来てたの?」
そしてヨージくんママの後ろから追いかけるようやって来たのは、ヨージくんパパで。
僕は何食わぬ顔を心がけながら2人に挨拶をするので精一杯だった。
まだ彼のちんぽが僕の中で射精してから2時間も経過していない。
それどころか僕のおまんこは彼の余韻を残したまま、ふとした瞬間に甘イキを繰り返そうとしている。
ヨージくんママはそのままヨージくんをパパに預けて、買い物へ向かった。
「リンちゃんパパ、連絡先交換しません?」
ヨージくんパパはスマホ片手に人懐っこい笑顔で僕の隣に座り、そんなことを言う。
笑顔はやっぱりまだ少年の色を残した、若すぎるパパ。
「え? ダメ?」
だけどフランクに尋ねるその声とは裏腹に、ここで僕にダメとは言わせない圧がある。
どちらにしても僕は彼にNOとは言えない。
弱味を握られている自覚もあるし、既に僕は彼の雄の部分に負けたメスになった。
数年ぶりの結腸姦の余韻はものすごくて、
『こんな所でそんなメス顔してんじゃねーよ』
交換したばかりのアプリのトークで最初に受信したメッセージは、あの熱を一気に蘇らせられるものだった。
僕は必死で口元を引き締めたけれど、震えてしまう。
だけどヨージくんパパは更に目の前でスマホを操作すると、僕にメッセを送った。
『まだナイショだけど、うちの嫁さん2人目出来たんだよね。だからセックス控えなきゃだし、リンちゃんパパが俺のオナホになってくれよな?』
言葉は文字だけれど、面と向かって『オナホになって』と言われた僕は、きっとまたメスの顔を晒しただろう。
それからママたちが戻ってくるまで、ヨージくんパパからのメッセによる言葉責めは続いた。
そして3日後には呼び出され、嫁さんには残業と嘘をついてヨージくんパパとラブホに行った。
キスハメをねだる僕をジラして、ひどい言葉もいっぱい言われたけれどそれも全部嬉しかった。
次の週には、クルミちゃんパパがアクリル壁の向こうに現れて――僕は彼らの共同オナホにされるのだと気付かされることになる。
その次のシフトには、また顔見知りのパパが来た。
彼らは元々繋がっていたらしく、うちの園には攻めパパばかりで受けパパが足りないって思っていたところに僕の副業バレから情報は共有されたらしい。
僕はいま、3人のパパ友のセフレという名のオナホをしている。
そろそろ借金の残金も減ってきたから壁尻バイトは月に1度くらいしかシフトに入らなくなったけれど、やっぱりあの、
『客の顔を確認するまでのドキドキ♡』
と、
『名前も素性も知らない男たちの生ちんぽで無責任に種棄てられる行為』
自体に僕のエム性がくすぐられるのたまらなくて完全に辞めることは出来ない。
パパ友たちも僕のこと犬か奴隷みたいにして抱くから、そっちでもエム性は満たされている。
園への送り迎えや行事ごと、前より更に家族ぐるみで仲良くなって遊びに行くときも、パパ友たちは別人みたいにフレンドリーで優しいのにセックスの時だけはドエスな雄の本性を剥き出しにしてくる。
「嫁にはこんなことできないだろ?」
みんながみんなしてそんな風に言い、僕を虐める。
だけど僕だって、嫁さんにあんな風に虐めて欲しいとか言えないから仕方ないんだ。
それに――今では僕は完全に、ちんぽで虐めてもらわなくちゃ満足できない身体になってしまった。
4人で一緒にスることはないけれど、外出できるタイプのラブホのフリータイムで、1時間ごとの入れ替わりでパパ友たちがやって来るような半ば監禁状態でハメ続けられることはある。
今度4家族合同でお泊まり旅行することになったから、その時はもしかしたら……4Pなんてことになるかも知れないけど♡
そう言えばこの間、ヨージくんパパがゲイ向けのマチアプで園の年中クラスの子のパパにそっくりな人を見つけたらしい。
僕からそれとなく誘って、アタリだったら僕らパパ友セフレグループに巻き込めないだろうか? と相談されたが、相談というよりも命令なのだろう。
次の水曜にある保育参観の時、声をかけてみることになっている。
もし彼がアタリだったら、お泊まり旅行は『攻めパパ3、受けパパ2』の5Pになるかも知れないから、それもすごく刺激的で良いな♡ と思っている。
ともだちにシェアしよう!

